中央自動車道の笹子トンネルで天井板が崩落し9人が死亡した事故から9日で1週間となります。 各地の高速道路では、同じような構造のトンネルで天井板の撤去を急いだり、撤去に向けて検討を進めたりする動きが広がっています。 中日本高速道路は8日、通行止めが続いている笹子トンネル付近の区間について、事故があった上り線の反対側の下り線を使って年内にも開通させる計画を発表しました。 これにあわせて、笹子トンネルの下り線では、換気のためにおよそ4.4キロにわたって設置されていたコンクリート製の天井板や隔壁、合わせて1万1200枚ほどをすべて撤去し、代わりに大型のファンを設置することにしています。 同じような構造のトンネルでは、西日本高速道路が山陽自動車道にある3つのトンネルの天井板を来年度中に撤去することをすでに決めていましたが、首都高速道路は今回の事故を受けて、1号羽田線の「羽田トンネル」で年明け以降に計