外国人襲撃相次ぎ、混乱拡大=6人死亡、数千人避難−南ア 17日、南アフリカの主要都市ヨハネスブルク中心部で、外国人を標的とした襲撃で燃やされたタイヤ(AFP=時事) 【ヨハネスブルクAFP=時事】南アフリカで今月に入り、ジンバブエなど近隣諸国から移住した外国人を標的とした襲撃事件が相次ぎ、東部ダーバンでは17日までに少なくとも6人が死亡した。混乱は主要都市ヨハネスブルクにも広がっており、数千人の外国人が避難を余儀なくされている。 襲撃事件を受け、ズマ大統領はインドネシア訪問を取りやめた。大統領は声明で「外国人に対するこのような襲撃に正当性はないと改めて訴える」と表明した。 一連の襲撃事件は、3月に地元部族のズールー族の王が、南アの高い犯罪率の原因は外国人にあると批判し、外国人は「かばんを持って去る」必要があると述べたことから始まった。 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は「この3