別にTwitterが沈みゆく船であることはどうでもいいのだ。僕は、這い寄る混沌だから、変化も混乱を楽しまねばならない。頼みの綱だったSNSが消えて、新天地を探してオタクたちが彷徨い歩く列に加わるのも一興だろう。 実際のところ、僕らは準備がされている。 noteのフォロワー数も、Instagramのフォロワー数も万を超えているし、ゲームクリエイターの肩書を使えば世界中からある程度の注目を得られる。むしろネットから離れて、製作に集中できるちょうど良い機会にもなる。Twitterへ夢中になった10年の間で、幸いなことにあらゆる場所へ自我の破片が突き刺さり、ネット上からいきなり僕の居た痕跡が消えることは無くなった。 しかし、僕の同世代には、外部サービスと連携されていないアニメアイコンたちがたくさんいる。真に焦るべきは彼らじゃないのか。 彼らは、流石に30付近になって落ち着き始め、現実世界である程度