阪急阪神百貨店は12月21日、阪急うめだ本店のクリスマスディスプレイの一部について、参考にした著作物の権利者に承諾を得ずに無断使用したとして、謝罪した。無断使用されたのは、頭が物体になったキャラクター「異形頭(いぎょうとう)」と呼ばれる作品だ。同社はネットなどで集めた画像を使って関係者でイメージを共有し、それを基に素材選びから制作をしたといい、「本来は権利者様に事前の確認と承諾を得るべきだったところでございましたが、失念していたことが原因でございます」などとしている。 【写真】阪急百貨店が公表した謝罪文 問題となったのは、11月15日から設置されている同店1階コンコースウィンドーのクリスマス向けディスプレイ。人形を使って「鏡の国のアリス」をストーリー仕立てで紹介する内容だ。X(旧ツイッター)上では、シャンデリアの異形頭について、著作物の製作者が、双方の写真を比較した上で思いを投稿。「右が私