ついに、やっと、大みそかのNHK紅白歌合戦初出場した竹内まりや(64)。歌ったのは、2008~09年放送の連続テレビ小説「だんだん」の劇中歌「いのちの歌」だ。人と人とのつながり、命の大切さ―。当たり前だが、つい忘れがちなメッセージが澄んだ歌声とともに染みこんでくる。演出にも竹内の思いが詰め込まれていた。歌唱中に流れた「いのちの歌」にまつわる写真の中に、竹内にとって特別な2枚が含まれていた。 1枚目は夫でシンガー・ソングライターの山下達郎(66)も写っているもの。意外な形での“夫婦共演”に興奮した人も多いのでは。その写真には山下以外に、もう1人男性が写っている。13年12月30日に亡くなったシンガー・ソングライターの大瀧詠一さん(享年65)だ。日本語ロックの元祖とされるバンド「はっぴいえんど」のメンバーとしてデビュー。「想い出はモノクローム 色を点けてくれ」と、爽やかでちょっぴり切ない歌詞と