『考える人』24号は、特集「海外の長編小説ベスト100」、選者129名によって選出されたもの。 考える人 2008年 05月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/04/04メディア: 雑誌購入: 3人 クリック: 63回この商品を含むブログ (40件) を見る 1.ガルシア=マルケス「百年の孤独」 2.プルースト「失われた時を求めて」 3.ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」 4.セルバンテス「ドン・キホーテ」 5.カフカ「城」 6.ドストエフスキー「罪と罰」 7.メルヴィル「白鯨」 8.トルストイ「アンナ・カレーリナ」 9.カフカ「審判」 10.ドストエフスキー「悪霊」 ドストエフスキーが3作、カフカが2作品。ふたりで、ベスト10の半分を占める。ベスト1が、ガルシア=マルケス「百年の孤独」というのは如何なものか。10点の作品は全て所有しているが「百年の孤独」「失わ
小説はなんのために読むのか? 楽しみのためか。ならば小説を読む「楽しみ」とは何だろう。あえていうなら、そのひとつは「気づき」である。例えばひとつの物語に付き合ったあと、読むまでは自分が思ってもみなかったことに気づき、考えていることがある。 あいかわらず「空気を読め」なんて言葉が普通に使われて、閉塞感が覆う2008年、未来を生き抜く元気が足りないなあと思うあなたを、読むだけでちょっと変える(かもしれない)小説がある。 東京を、ビジネスを、人生をサバイバルする手がかりが入った物語、作者は古川日出男氏。文学評論の世界では絶賛を浴びつつも、なんだか敷居が高いと敬遠する向きも多いが、どうしてどうして、「あれもこれもうまくやらなきゃ」という切迫感に押しつぶされそうな今の時代、彼の本は救命ボートになるような気がする。 というわけで、古川日出男インタビュー全3回、潰されずに生き抜きたい貴方にお送りします。
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