昨年、音楽配信サイト「OTOTOY」よりリリースが開始されたDSD形式での音源配信がスタートしました。 1bitオーディオ、SACDといった言葉で知られた音声データ方式ですが、あまり市民権を得るほどの盛り上がりを見せずにトーンダウンしてしまい、ほぼ忘れられかけていました。 しかし、24bit/48kHz、24bit/96kHzといったCDを上回る高音質配信が音楽配信サイトから次々とリリースされる中、再び脚光を浴びるようになったのです。 とは言え、DSDの音源を再生させるには、少し特殊な機器が必要となります。そして、24bit/96kHzのような高音質配信同様、「それなりのオーディオ環境」も必要となってくるわけです。 さて、このDSD音源。いったいどれくらいの人が「聴けて」いるんでしょうか? 東京では試聴会も何度か行われていた様子ですが、関西ではそんな話もあまり聞いたことがありません。 ……