財政危機で障害者や老人や文化事業に掛かる金を削減しなければならない、という「キョクゲン」状況が、本当にそういう極限状況なのかどうかは、「カルネアデスの板」ほど分かりやすいもんじゃないよな。あっちで数億円削る話してるのに、こっちでは数十億をどぶに捨てるような無駄遣いしてたりするのが政治ってもんで、本当に全体の金勘定をした上で仕方のない犠牲として数えてるのかどうか、ちゃんと客観的に分かるように説明するのはとても難しい仕事のはずで、それが出来ないから極端な喩え話でごまかそうとしてないか? 助けて武論尊 という記事を読んだので、真面目に大阪の財政の話をするよ。もっとも、俺は大阪市民じゃないけどね。 「平成18年度大阪市決算」について とにかく、どんな場合であれ、金の話をするなら、まず相手の財布の中身を知らなきゃいけないので、大阪市の決算のpdfへのリンク乗せとくけどね。 大阪市の財政決算を見る限り