気遣う言葉「心和んだ」 膝つき対話、被災者ら感謝―両陛下能登訪問・石川 2024年03月22日21時19分配信 避難所の体育館を訪問し、被災者に声を掛けられる天皇、皇后両陛下=22日午後、石川県珠洲市(代表撮影) 能登半島地震の被災地を訪問した天皇、皇后両陛下は22日、避難所に身を寄せる人たちに、住まいや体調を気遣う言葉を掛けられた。床に膝をつき、同じ目線で語り掛ける姿に、被災者からは「心が和んだ」と感謝する声が上がった。 両陛下、輪島市に到着 能登被災地お見舞い 大規模火災で一帯が焼け野原となった石川県輪島市の朝市通り周辺で、両陛下は深く頭を下げ、約10秒間目を閉じて黙礼した。坂口茂市長によると、黙礼は「周辺で15人が死亡した」と説明した直後。両陛下は朝市の復活や、輪島塗の復興も願っていたという。 避難所の「輪島市ふれあい健康センター」では、膝をつき、段ボールベッドに座る被災者と目線の高