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池田信夫に関するcastleのブックマーク (354)

  • 明日の日本をつくる復興提言10 : 池田信夫 blog

    2011年06月22日13:40 カテゴリ 明日の日をつくる復興提言10 私へのインタビューを含む提言集が出た。なかなかユニークなメンバーだ。私の話のうち、一部の人の神経を逆なでしそうな部分を引用しておこう: 反原発派のウソ 典型的なメルトダウンのイメージは、次のようなものだ。溶け落ちた2800度の燃料棒が圧力容器を溶かして、格納容器に出る。その中の水と反応して爆発し、格納容器も破壊するに至る。まさにチェルノブイリと同じで、非常に高温の死の灰が立ち昇るわけだ。非常に高温だから何キロも昇って行き、成層圏にまで達する。そこではジェット気流が吹いているから、下手をすると福島から200㎞離れた東京にも届いてしまう。半径100㎞規模の範囲が、放射性物質で汚染される可能性がある。 もちろんそんな事態は全く起こっていない。実際には、広瀬氏や小出氏だって、今回が彼らの想定した最悪の事故ではないことも知

    明日の日本をつくる復興提言10 : 池田信夫 blog
    castle
    castle 2011/06/22
    「(賠償金)1200億円より上をどうするか今頃になって揉めている」「反対派は「リスクをゼロにしろ」と言うし、推進派も「ゼロでございます」と言い続けた結果、両方ともリスクはゼロだという建前に閉じこもって」
  • 財政破綻でハイパーインフレは起こるか : 池田信夫 blog

    2011年02月20日18:46 カテゴリ経済 財政破綻でハイパーインフレは起こるか コメントで教えてもらったが、財政破綻について国会で今月ちょっとおもしろい質問があった。城内実議員の質問主意書は、いいところを突いている。日をギリシャと比較して財政破綻のリスクを警告した国家戦略室の財政運営戦略を彼はこう批判する:日銀が市場から国債を買うことにより、事実上政府の財政赤字を日銀が引き受けるのと同等の効果を生じさせることができる。実際、アメリカ連邦準備銀行(FRB)は約一.三兆ドルの米国債を購入し、米国政府の財政赤字を事実上引き受けた。日政府がこのような方法を許すのであれば、日の財政破綻は起こりえないと考えるが見解如何。これは専門家の中でも意見のわかれるところで、政府答弁書も正面から答えていない。たしかにFRBは大量に米国債を買ったが、今のところインフレは起こっていない。だから日でも、国

    財政破綻でハイパーインフレは起こるか : 池田信夫 blog
    castle
    castle 2011/02/25
    「むしろIMFの介入によって思い切った財政再建や民間企業のリストラが行なわれ、奇蹟的に復活した韓国のようになる可能性も大きい。たぶん、それが日本経済の立ち直れる唯一のシナリオだろう」…え?
  • 「ネット革命」の幻想 : 池田信夫 blog

    2011年02月24日11:06 カテゴリ法/政治 「ネット革命」の幻想 中東で起こっている一連の出来事は、1989年に起こった東欧の事態を思い起こさせる。あのときも最終的にすべての国で社会主義が崩壊するまで止まらなかったので、カダフィの運命も決まったようなものだ。 当時、私はNHKで環境問題の番組を取材しており、私のチームがアメリカ、もう一つのチームがルーマニアを回ってロンドンで合流する予定だったが、ちょうどその時チャウシェスク政権に対する反乱が起こり、彼らがルーマニアから出られなくなった。しかも反乱が起きたティミショアラのすぐ近くにいたため、彼らは世界に先駆けてルーマニア革命を取材する結果になった。 今回のエジプトの事態は、そのときのルーマニアに似ている。民衆が組織的な武装蜂起を行なったわけではなく、各地で一斉に起こった街頭デモが政権を追い詰めた。しかし大きな違いは、エジプトの「宗主国

    「ネット革命」の幻想 : 池田信夫 blog
    castle
    castle 2011/02/25
    「中東で起こっている一連の出来事は、1989年に起こった東欧の事態を思い起こさせる」「エジプトの「宗主国」である米国が政権の武力鎮圧を牽制。軍が中立を守ったため、ルーマニアのような大規模な流血は避けられ」
  • 電波利用料という「隠れ特別会計」 : 池田信夫 blog

    2011年02月01日09:22 カテゴリIT 電波利用料という「隠れ特別会計」 きのう慶応大学で行われたシンポジウムは、周波数オークションがテーマだった。それをやるべきであることはもはや議論の余地はないが、今国会に提出される電波法改正ではまた見送られた。すでに法制局を通って各省折衝も終わり、2月8日に閣議決定される見通しだという。問題はオークションの是非よりも、なぜ電波官僚がこれほど頑強にオークションに抵抗するのかということだ。 私もそれがよくわからなかったのだが、きのう岸周平衆議院議員の説明を聞いて眼から鱗が落ちた。原因は電波利用料だというのだ。昨年度の電波利用料収入は642億円。これは一般会計だが、実質的にはすべて総務省が使える隠れ特別会計になっている。来年度の総務省のICT予算が約1200億円だから、その半分以上の隠し財源を持っているのだ。 電波利用料は、かつては無線局の事務費を

    電波利用料という「隠れ特別会計」 : 池田信夫 blog
    castle
    castle 2011/02/01
    「昨年度の電波利用料収入は642億円。これは一般会計だが、実質的にはすべて総務省が使える隠れ特別会計」「最近は地デジ対策の支出も減って余っており、「研究開発予算」と称して天下り先の特殊法人などにばらまく」
  • 就活の映す「泥舟化する日本」 : 池田信夫 blog

    2011年01月27日09:55 カテゴリ経済 就活の映す「泥舟化する日」 きのうのアゴラ就職セミナーは満員で、すごい熱気だった。特に学生からの質問が切実で、「企業が何を求めているのかわからない」とか「私の大学はもともと相手にされてないのだろうか」といった不安が大きいことがよくわかった。 城さんの話のポイントは、日の会社が「2階建て」になっていて、2階の大企業の正社員が「ローリスク・ハイリターン」である構造を前提にすると、学生の大企業志向はやむをえないということだった。このような二重構造が日の労働市場を非効率にしているのだが、学生がそれを変えることはできない。とりあえず2階にもぐりこむノウハウを身につけるしかない。 皮肉なのは、労働者に要求されるスキルと大学教育のギャップが大きくなって、学歴の意味があまりなくなっているのに、逆に学歴差別が激化していることだ。かつては物理的に制約されて

    就活の映す「泥舟化する日本」 : 池田信夫 blog
    castle
    castle 2011/01/27
    「日本の会社は「2階建て」。2階の大企業の正社員が「ローリスク・ハイリターン」」「労働者に要求されるスキルと大学教育のギャップが大きくなって、学歴の意味があまりなくなっているのに、逆に学歴差別が激化」
  • 新着情報 | 憲政史研究者・倉山満の砦 -

    castle
    castle 2011/01/04
    「オーストリア帝国内のハンガリー人は「分離独立が駄目なら広範な自治権をよこせ」と言って本当に勝ち取り~その結果ハンガリーはチェコ=スロバキア人を弾圧し、今度はチェコ=スロバキア人が「三重帝国」を要求」
  • 「新卒一括採用」はなぜ直らないのか : 池田信夫 blog

    2010年12月15日22:35 カテゴリ経済 「新卒一括採用」はなぜ直らないのか 大学生の就職内定率が6割を切り、今年は史上最悪の就職難だといわれている。大学の3年生も今から就活に必死で、授業が成り立たない。この元凶は、よくいわれる新卒一括採用だが、これは現在の年功序列を前提とする限り、変えることはむずかしい。逆にいうと、これだけ横並びの採用慣行が残っているということは、いまだに企業に年功序列が根強いことを示している。 年功序列は長期雇用(いわゆる終身雇用)と一体だと思われている。しかし長期雇用は多くの国に(多かれ少なかれ)みられる雇用慣行だが、日のように「*年入社」で厳格に人事管理を行なっている国は、以前の記事でも書いたように韓国ぐらいしかない。これは儒教の「長幼の序」の影響だともいわれるが、家の中国にはそういう慣行はない。 このような年功序列は、経験の蓄積によって年長者の賃金がお

    「新卒一括採用」はなぜ直らないのか : 池田信夫 blog
    castle
    castle 2010/12/16
    「中途採用が増えると序列が崩れて人事管理が面倒になる。年次で昇進させるのは、人事部が社員の能力を評価できないから」「欧米の企業では、採用するのは社員が配属される部署のボスなので、必要な専門能力は明確」
  • 日本の法人税率は高いか : 池田信夫 blog

    2010年12月10日00:37 カテゴリ経済 日の法人税率は高いか 法人税率の引き下げをめぐる論争が大詰めを迎えた。財務省は租税特別措置の削減を交換条件にしようとしているが、日経団連は強く抵抗している。他方、赤旗は「日の法人税率は高くない」と、次のような調査結果を示している。どれが正しいのだろうか? 正しいのは赤旗である。経常利益の上位100社というバイアスはあるが、日の法人税がいかに歪んでいるかをよく示している。ニューズウィークでも書いたように、日の大企業に対する実効税率は、租税特別措置(租特)を入れると必ずしも高くない。法人税収(国・地方)の9.7兆円に対して租特は5.9兆円もあり、国の歳入に占める法人税収の比率は5.5%で先進国では低いほうだ。 ソニーやパナソニックの税率が低いのは海外法人に利益を分散しているためだが、住友化学が16.6%しか税金を払っていないのは、ナフサ

    日本の法人税率は高いか : 池田信夫 blog
    castle
    castle 2010/12/10
    「日本の大企業に対する実効税率は、租税特別措置(租特)を入れると必ずしも高くない」「平均の法人税率が40%なのに、財界系企業が30%以下」「企業の70%以上が赤字法人で、税金を払っていない」「大企業優遇税制」
  • 新しい意思決定理論 : 池田信夫 blog

    2010年11月10日00:15 カテゴリ経済 新しい意思決定理論 「人間は合理的じゃないから経済学は非現実的だ」という類の批判はいやというほど聞かされるが、それに代わる現実的な理論を提示した人はほとんどいない。その数少ない例外がカーネマンのプロスペクト理論だが、書はこうした新しい意思決定理論のユニークな入門書である。数式はほとんどなく、身近な意思決定を題材にした例題がたくさんあって読みやすいが、テーマは著者の研究書と同じく、メカニカルな合理主義に代わる現実的な意思決定理論を構築しようということだ。 その出発点は、プロスペクト理論で実験的にも証明された基準点の概念である。人間は外界の刺激を受けたとき、その絶対値をみて効用を最大化するのではなく、初期値からプラスかマイナスかに反応する。サイモンの限定合理性(bounded rationality)も、正確に訳せば「制約された合理性」であり

    新しい意思決定理論 : 池田信夫 blog
    castle
    castle 2010/11/10
    「人々は不確実性(unknown unknown)よりもリスクを、リスク(known unknown)よりも事実(known known)を求め~人間は、客観的意識的に選択するのではなく、何もないかぎり習慣的に行動し、不利な変化が起きたとき受動的に反応する」
  • 仙谷官房長官が衣の下から見せた「お役所の掟」 : 池田信夫 blog

    2010年10月18日21:43 カテゴリ法/政治 仙谷官房長官が衣の下から見せた「お役所の掟」 きょう自民党の鶴保参院決算委員長は、仙谷官房長官に「国務大臣として品位を汚すことなく、真摯かつ適切な答弁に努めることを強く望みたい」と異例の注意をした。特に論議を呼んだのは、15日の予算委員会の答弁だ。 予算委に経済産業省の古賀茂明氏(昨年まで国家公務員制度改革推進部事務局)が、みんなの党の参考人として出席し、官僚が公務員の身分のままで独立行政法人などに天下りする現役出向について「不透明な癒着は公務員の身分を維持して行っても全く同じことが起きる可能性があり、非常に問題だ」と証言した。これに対して仙谷長官は、求められてもいないのに、こう答弁した:職務と関係ないことでこういう場に呼び出すやり方は、はなはだ彼の将来を傷つけると思います。優秀な人であるだけに、大変残念に思います。この霞ヶ関文学を普通

    仙谷官房長官が衣の下から見せた「お役所の掟」 : 池田信夫 blog
    castle
    castle 2010/10/19
    「(キャリア官僚は)課長の意見を忖度して、その意に沿うペーパーを書かないと、次にどこに飛ばされるかわからない」「戦前の高等文官は~大蔵省で上司と喧嘩して農商務省に入りなおす、というようなことができた」
  • 池田信夫がまた変なことを言っています (訂正あり) - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    「体制批判しているオレかっこいい」レベルの発言で面白いんですが。 検察は経済事件に介入するな http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51479219.html 「今回の事件では金融庁は早期是正措置をとらなかった。いきなり逮捕というのはいかがなものか」とか、単純にコトの推移を調べもせずに印象論で書いてるんだろうなあこの馬鹿はと思うのだが、「金融庁などの監視体制を強める代わりに、検察は経済事件に介入しないほうがいいと思う」とかって何考えてるんだろうね。 金融庁やSESCが問題を確認したところで検察庁や警察庁に告発する段取りをとるわけで、金融庁が刑事罰を裁くわけじゃないという基的な段取りのことを知っていればこういう馬鹿なことを言うことはあり得ないんだ。 なお、細野祐二氏が元ネタで書いてる記事も一部意味不明で、事件全体が終息したわけでもなんでもない状況で

    池田信夫がまた変なことを言っています (訂正あり) - やまもといちろうBLOG(ブログ)
    castle
    castle 2010/09/13
    「金融庁やSESCが問題を確認したところで検察庁や警察庁に告発する段取りをとるわけで、金融庁が刑事罰を裁くわけじゃないという基本的な段取りのことを知っていればこういう馬鹿なことを言うことはあり得ない」
  • 「政治とカネ」というバイアス : 池田信夫 blog

    2010年09月08日08:01 カテゴリ法/政治政治とカネ」というバイアス 先日のニコニコ動画について「小沢べったりだ」とか「政治とカネの問題を免罪するのか」といったコメントがくるので、補足しておこう。 JBPressにも書いたことだが、大手メディアの世論調査とネット世論が大きく違う原因は、この政治とカネの問題だろう。マスコミの世論調査で何も実績のない菅首相を支持する人が65%にのぼるのは、「金に汚い小沢はいやだ」という消極的支持だと思われる。しかしニューズウィークも指摘するように、政治資金収支報告書の虚偽記載ぐらいのことでメディアが大騒ぎして進退問題になるのは、世界的にみても異常である。 もちろんゼネコンから政治資金をもらって利益誘導するのはよくないが、それはカネをもらうからではない。公益のために行なうべき公共事業の決定が、私的な利益のためにゆがめられるからである。この観点からいう

    「政治とカネ」というバイアス : 池田信夫 blog
    castle
    castle 2010/09/08
    「日本のマスコミでは政治家の取材は政治部がやるが、汚職事件の取材は社会部がやる。政治的圧力によって政策がゆがめられても、政治部はそれを悪として糾弾できない。検察が立件して初めて、社会部が追及できる」
  • 変わる小沢、変わらぬ小沢 : 池田信夫 blog

    2010年09月04日20:05 カテゴリ法/政治 変わる小沢、変わらぬ小沢 ニコニコ動画で、小沢一郎氏にインタビューした。是非ききたかったのは「今でもグランドキャニオンの柵のような考え方は同じか?」ということだったが、彼は即座に「まったく同じだ」と答え、自己責任の哲学についてくわしく説明した。しかし「それと今のバラマキ福祉路線との論理整合性は?」と質問すると、「セーフティネットが必要だ」という通り一遍の答しか返ってこなかった。 印象的だったのは、「自民党政権では与野党の対立なんかなかった」という話だ。「自民党と社会党は地下茎でつながっていて、国会が止まったりするのは芝居。すべて実質的に全会一致だった。そうでなければ自社の連立政権なんかできるはずがない」というので、「そこまでわかっていたのなら、どうして自社連立に裏をかかれたのか?」と質問したら、「あそこまで節操がないとは思わなかった。私も

    変わる小沢、変わらぬ小沢 : 池田信夫 blog
    castle
    castle 2010/09/04
    「(グランドキャニオンの柵は変わらないと)自己責任の哲学について説明」「「世代間格差への怨嗟の声が強まっている」という質問に「正社員の比率を法律で規制する」という、およそ自己責任とはほど遠い答だった」
  • ええなさん💉M×4ο対応 on Twitter: "「経済の実力で維持できる自然水準を超えて政府が「完全雇用」を実現しようとするとインフレを引き起こし」だとするならデフレの今は絶好の好機だということですね。この人自分が何を書いてるか理解してないんじゃ? / 池田信夫 blog : 隠れた… http://htn.to/51HcqV"

    castle
    castle 2010/09/03
    「「経済の実力で維持できる自然水準を超えて政府が「完全雇用」を実現しようとするとインフレを引き起こし」だとするならデフレの今は絶好の好機だということですね /池田信夫 blog : 隠れた… http://htn.to/51HcqV
  • リバタリアンとしての福沢諭吉 : 池田信夫 blog

    2010年08月22日10:00 カテゴリ科学/文化 リバタリアンとしての福沢諭吉 雇用の流動化が必要だというと、「人々の不安が増す」とか「モチベーションが下がって生産性が落ちる」いった批判がよくある。たしかに会社という繭にくるんで、すべての人をやさしく守ることができれば理想だろう。戦後の一時期には、それが実現したと錯覚された時代もあった。しかし残念ながら、もはやそういうユートピアは失われたのだ。 今われわれが直面しているのは、福沢諭吉以来の「個の自立」という問題である。『福翁自伝』などを読むと、100年以上前のなのに不思議に単純明快でわかりやすい。書は、その「新しさ」をハイエクなどオーストリア学派のリバタリアンに重ねて解釈したものだ(絶版)。 ハイエクは福沢の死んだ年に生まれたので、福沢が影響を受けるはずはないが、両者には共通点がある。それは若いとき、ヒュームやミルなどの古典的自由

    リバタリアンとしての福沢諭吉 : 池田信夫 blog
    castle
    castle 2010/08/23
    「封建的秩序が自壊し、ゾンビ化した状態。そこに出てきたのは自立した個人ではなく、帰属する集団を失って自殺する失業者と、家族にも見捨てられた「消えた老人」だ。雇用が流動化するとストレスはさらに増える」
  • 日本帝国の申し子 : 池田信夫 blog

    2010年08月10日22:18 カテゴリ法/政治帝国の申し子 日韓併合をめぐる首相談話では、「意に反して行われた植民地支配によって、国と文化を奪われ、民族の誇りを深く傷付けられました」という部分が論議を呼んでいる。少なくとも国際法上は、日韓併合条約は大日帝国と大韓帝国の合意のもとに署名・捺印された正式の外交文書である。 この条約が日の圧倒的な軍事的優位のもとに締結されたことは事実だが、当時の韓国では「日韓合邦」を主張する民間団体「一進会」が100万人もの会員を集め、皇帝や首相に合邦を求める請願書を出した。李氏朝鮮が破綻し、多くの餓死者が出ている状況を改革するには、一足先に明治維新を実現した日の援助が必要だったからである。 書は、日の「植民地支配」の実態をハーバード大学コリア研究所長が調査して書いた研究書である。日韓併合された1910年には1300万人だった朝鮮の人口は、

    日本帝国の申し子 : 池田信夫 blog
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    castle 2010/08/11
    「日韓併合された1910年には1300万人だった朝鮮の人口は占領末期の1942年には2550万人に倍増し、この間に工業生産は6倍以上に~植民地時代の朝鮮の資本蓄積の90%は内地の資本による」「慰安婦騒動を創作した朝日新聞」
  • 「リーマン・ショック」は避けられたのか : 池田信夫 blog

    2010年08月03日00:16 カテゴリ経済 「リーマン・ショック」は避けられたのか 原稿料をもらって書評を書くときは、なるべくブログでは書かないようにしているのだが、きのう送った東京新聞の書評(来週の日曜に掲載予定)ではくわしく書けなかったので、あまり知られていない事実を紹介しておく:今から考えると、リーマンブラザーズに破産申請させた米財務省の判断が致命的な誤りだったことは明らかだが、他に方法があったのだろうか? リーマンに直接、財政資金を投入することは不可能だった。ポールソン財務長官は、9月初めに行なったファニー・フレディの救済で議会に"Mr. Bailout"と罵倒されており、リーマン救済を議会にはかることは問題外だった。ベア=スターンズの場合のJPモルガンのような受け皿が必要で、財務省やNY連銀のガイトナー総裁は必死にパートナーを探していた。 リーマンにも、いろいろな銀行が買収

    「リーマン・ショック」は避けられたのか : 池田信夫 blog
    castle
    castle 2010/08/03
    「(リーマン買収に)最後に残ったのは英国のバークレイズ」「英国FSA(金融サービス機構)のマッカーシー長官が「買収にはデューディリジェンスと株主総会の決議が必要だ」と言い出し~30日以上かかり間に合わない」
  • 人々はなぜグローバル経済の本質を見誤るのか : 池田信夫 blog

    2010年07月29日21:56 カテゴリ経済 人々はなぜグローバル経済の質を見誤るのか 内閣府官房審議官に起用されることになった水野和夫氏の代表作(2007年)。小野理論や神野理論とはまったく違う、ウォーラーステインの歴史理論にもとづいて超長期のグローバルな視野から日経済を見るものだ。 現代日の直面する問題は、17世紀以来の「長い近代」が終わり、主権国家にもとづく近代世界システムが終焉を迎えていることにある。特に新興国が低賃金によって先進国の製造業を駆逐し、それによる過剰貯蓄をアメリカが吸収して集中的に運用するグローバル不均衡が、世界経済の不安定要因だ――という書の指摘は、2008年の金融危機によって実証された。 「デフレ」といわれているのも、質的にはこうしたグローバル化による相対価格の変化である。サービスの価格が上がる一方、工業製品の価格は大きく低下しており、90年代以降、

    人々はなぜグローバル経済の本質を見誤るのか : 池田信夫 blog
    castle
    castle 2010/07/30
    「新興国が低賃金によって先進国の製造業を駆逐し、それによる過剰貯蓄をアメリカが吸収して集中的に運用するグローバル不均衡が世界経済の不安定要因」「余ったマネーは他国に流出して資産バブルを引き起こす」
  • 法則科学から臨床科学へ : 池田信夫 blog

    2010年07月27日22:07 カテゴリ科学/文化経済 法則科学から臨床科学へ Mankiw's blogで紹介されたロバート・ソローの議会証言が話題を呼んでいる。内容はそう目新しくもないDSGE批判なのだが、Especially when it comes to matters as important as macroeconomics, a mainstream economist like me insists that every proposition must pass the smell test: does this really make sense? I do not think that the currently popular DSGE models pass the smell test.とDSGEを全面否定するのがちょっと驚きだ。その根拠は「合理的予想」が

    法則科学から臨床科学へ : 池田信夫 blog
    castle
    castle 2010/07/28
    「(DSGEを否定する)根拠は「合理的予想」が現実的かどうかということよりrepresentative agentという最適化理論の道具を実証モデルに使っている点」「原子的個人が棄却されると物理学のような法則科学を構築できない」
  • 日銀法に「雇用の最大化」を入れるべきか - 池田信夫

    みんなの党が次の国会に出すとしている日銀法改正案では、「雇用の最大化」を目的として入れることになっています。これは民主党のデフレ脱却議連の提案にも盛り込まれているので、実現する可能性もありますが、果たして中央銀行は雇用を最大化すべきなのでしょうか。あるいはできるのでしょうか。 彼らの論拠は「雇用はFRBの目的に入っているから日銀も入れるべきだ」というものです。たしかに連邦準備法では 最大の雇用 安定した物価 安定した長期金利 をあげています。このうち長期金利は物価と連動するので、実質的には物価と雇用の二つの目的をあげていることになります。しかし、このように雇用を目的に入れている中央銀行は他にない。それは中央銀行が雇用を最大化できる理論的根拠がないからです。これは経済学部の学生にとっては基的な知識ですが、政治家にとってはそうでもないようなので、復習しておきましょう。 いま失業率が自然失業率

    日銀法に「雇用の最大化」を入れるべきか - 池田信夫
    castle
    castle 2010/07/18
    「ITバブル崩壊後の失業率上昇に配慮してFRBが金利を必要以上に下げたため住宅バブルを引き起こした」「(マクロ経済学的には日銀法に「雇用の最大化」を入れると)日銀の政策にインフレ的バイアスをもたせる結果に」