北朝鮮、14日の発射は極超音速兵器 性能検証、「成功」と主張 2024年01月15日09時04分配信 14日に北朝鮮が実施したとする固体燃料式の中長距離弾道ミサイルの発射実験(朝鮮通信・時事) 【ソウル時事】北朝鮮の朝鮮中央通信は15日、ミサイル総局が14日に極超音速弾頭を搭載した固体燃料式の中長距離弾道ミサイルの発射実験を行い、成功したと伝えた。同通信は実験について、弾頭部の滑空性能や新型の固体燃料エンジンの信頼性を検証するために実施されたと説明した。 北朝鮮が弾道ミサイル発射 韓国軍「中距離」級と推定 極超音速ミサイルは、音速の5倍(マッハ5)以上で低い高度を変則的軌道で飛行する兵器。迎撃が難しいとされる。北朝鮮は2021年の党大会で決めた国防力発展の5カ年計画で開発を目標に掲げ、21年や22年に発射実験を行ったと発表していた。 固体燃料式のミサイルは燃料注入に時間を要する液体燃料式に