ロシア情報員の活動阻止 別人装いICC潜入計画―オランダ 2022年06月17日07時11分 オランダ・ハーグの国際刑事裁判所=2011年3月(AFP時事) 【ブリュッセル時事】オランダ情報当局は16日、ロシアの情報員1人の諜報(ちょうほう)活動を阻止したと発表した。情報員は、ブラジル人を装って国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)でインターンとして働くことを計画。ICCの機密情報を盗むことが目的だったとみられている。 ロシア外交官を追放 スパイ行為で欧州4カ国 オランダ情報当局は、声明で「ICCの刑事訴訟手続きに影響を及ぼす可能性もあった」と指摘した。ICCは現在、ロシアが侵攻しているウクライナにおける戦争犯罪を捜査しており、この情報員がもたらす脅威は「潜在的に非常に大きかった」と説明した。 情報員は36歳のロシア人で、ロシア軍参謀本部情報総局(GRU)などとの関係を隠し、偽名でブラ
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