タグ

外交と映画に関するcastleのブックマーク (14)

  • 超映画批評「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」70点(100点満点中)

    「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」70点(100点満点中) 監督:ジョン・ファヴロー 出演:ジョン・ファヴロー ソフィア・ベルガラ キューバ万歳 映画「アイアンマン」などの監督や出演で知られるジョン・ファヴローだが、「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」では製作・脚・監督・主演をつとめている。いかに彼がこいつを作りたかったのかがわかるというものだが、なるほどその思い入れも理解できる、たいへん気持ちのいいロードムービーである。 シェフのカール・キャスパー(ジョン・ファヴロー)は、創意工夫の余地がないマンネリなコース料理ばかり作らされてオーナー(ダスティン・ホフマン)と大喧嘩してしまう。店にいられなくなった彼は、中古のフードトラックをなんとか入手してサンドイッチの移動販売をしようともくろむが……。 オンボロトラックを父子が自分たちの手できれいにし、改造して立派な移動販売車に仕上げ

    castle
    castle 2015/03/02
    「主人公達が作るサンドは単なるキューバサンドではなく、米国各地の郷土料理の要素を旅の途中でミックスさせていく。それが、全米でどう受け入れられてゆくか~こういう作品こそが優れたプロパガンダなのである」
  • 超映画批評「誰よりも狙われた男」60点(100点満点中)

    「誰よりも狙われた男」60点(100点満点中) 監督:アントン・コルベイン 出演:フィリップ・シーモア・ホフマン レイチェル・マクアダムス 9.11後の諜報戦を描く イスラム国、シリア、イラン、アフガニスタン……アメリカはいったい誰と戦っているのか。全員か、それとも誰とも戦っていないのか。多極化を絵にかいたような国際情勢の全貌が見えてくるのはいつになるのか。 ドイツのハンブルグで、チェチェン人青年(グリゴリー・ドブリギン)の密入国が当局にキャッチされる。イスラムのテロリストと疑う彼らは即座に逮捕しようとするが、テロ対策チームのリーダー、ギュンター・バッハマン(フィリップ・シーモア・ホフマン)は彼を泳がせ、さらなる大物との関係を探るべきだと主張する。 元Mi6の原作者ジョン・ル・カレによる同名小説映画化。映画では9.11事件によって大きく様変わりした諜報戦の現場を、リアリティたっぷりにみせ

    castle
    castle 2014/11/23
    「ところがこの映画は、そんなものは甘っちょろい民間人の浅知恵だよといわんばかりに全く異なった発想の人間たちを登場させる」「私たちの考える安全保障の発想じたいがもう時代遅れになりつつある」
  • 超映画批評『ラスト・ソルジャー』55点(100点満点中)

    『ラスト・ソルジャー』55点(100点満点中) 大兵小将 / LITTLE BIG SOLDIER 2010年11月13日(土)渋東シネタワーほか全国ロードショー 2010年/中国・香港/95分/配給:プレシディオ 監督:ディン・シェン 出演:ジャッキー・チェン ワン・リーホン ユ・スンジュン ドゥ・ユーミン ≪中国の不可解な行動を理解したい人に≫ バブル経済華やかりし頃、ジャパンマネーは世界を席巻し、その勢いの前には欧州も米国も歯が立たなかった。その邁進力たるや、現在でいえば絶好調の中国経済よりも上であったのではないか。 だがそんなイケイケドンドンの時代でも、日人は軍備を増強しようとか隣国に進出しようとか、そんな考えは思いもしなかった。 だから最近、尖閣諸島問題で牙をむくお隣さんのふるまいが理解できない。かの国は、経済が好調になったとたん空母を作り、堂々と国境を拡大しようとふるまってい

    castle
    castle 2010/11/12
    「決してそれが主題ではないものの、いわゆる事大主義(強いものには逆らわず、おとなしく言うことを聞いたほうがトク、という発想)の価値観のもとに作られている」「小国はおとなしくいう事を聞け、というわけだ」
  • 中国圧力にビビアン涙 台湾は「横暴な行為」と反発 東京国際映画祭ボイコット (1/2ページ) - MSN産経ニュース

    東京国際映画祭の「台湾電影ルネッサンス2010」で記者会見する女優のビビアン・スーさん=24日、東京都港区の六木ヒルズ 23日に開幕した第23回東京国際映画祭で中国代表団が台湾代表団に対し「台湾」ではなく「中国台湾」などの名称を使うよう要求、主催者側にも激しく抗議したため、トラブルを恐れた女優ビビアン・スーさん(35)ら台湾代表団が開幕式参加を断念し、中国代表団も開幕式をボイコットしていたことが、25日分かった。25日付の台湾各紙が一斉に報じた。文化・芸術分野にも政治を持ち込む中国側の対応に、台湾では「台湾人民の感情が著しく傷つけられた」(総統府報道官)と反発が広がっている。 グリーンカーペット歩けず 関係者によると、中国代表団の江平団長(国営中国電影集団副総裁)が23日、開幕式のグリーンカーペットを歩く直前になって、パンフレットに「台湾」との記載について、台湾代表団の陳志寛団長(行政院

    castle
    castle 2010/10/26
    「第23回東京国際映画祭で中国代表団が台湾代表団に対し「台湾」ではなく「中国台湾」などの名称を使うよう要求、主催者側にも激しく抗議したため~女優ビビアン・スーさん(35)ら台湾代表団が開幕式参加を断念」
  • 47NEWS(よんななニュース)

    「それって陰謀論じゃないですか?」闇の国家「ディープステート」を信じる著名人一人一人に会ってみたら…どうなった?

    47NEWS(よんななニュース)
    castle
    castle 2010/01/22
    「中国共産党宣伝部は米国SF映画「アバター」を宣伝する報道や評論を禁止する通知を国内メディアに出した」「グーグルが、サイバー攻撃や検閲を受けたとして中国からの撤退検討を表明したため、仕返しではないか」
  • 超映画批評『海角七号/君想う、国境の南』90点(100点満点中)

    『海角七号/君想う、国境の南』90点(100点満点中) Cape No.7 / 海角七號 2009年12月26日(土)より、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開! 2008年/台湾/130分/カラー/シネマスコープ/Dolby SR/配給:ザジフィルム、マグザム 監督・脚:魏徳聖(ウェイ・ダーション) 音楽:呂聖斐(リュ・ションフェイ)、駱集益(ルオ・ジーイー) 撮影:秦鼎昌(チン・ディンチャン) 出演:范逸臣(ファン・イーチェン) 田中千絵 中孝介 林暁培(シノ・リン) 全日人がみるべき作品 『海角七号/君想う、国境の南』という映画を考えるときもっとも重要なポイントは、「この映画台湾で爆発的にヒットした」(同国映画としては史上一位)という事実である。 ミュージシャンの夢破れ、故郷に戻ってきた青年(ファン・イーチェン)は、郵便配達のバイト中、あて先人不明郵便を発見する。それは日統治時代

    castle
    castle 2009/12/23
    「台湾で爆発的ヒット」「手紙のあて先探しとコンサートに向けての必死の練習。クライマックスの感動はものすごい」「(台湾の人々は)それでもなお、日本に期待し続けている。この事実を、多くの日本人は知らない」
  • 超映画批評『未来の食卓』60点(100点満点中)

    『未来の卓』60点(100点満点中) NOS ENFANTS NOUS ACCUSERONTNOS ENFANTS NOUS ACCUSERONT 2009年8月8日、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開 2008年/フランス/35mm/カラー/ドルビー/112分/配給・宣伝:有限会社アップリンク 監督:ジャン=ポール・ジョー 音楽:ガブリエル・ヤレド 出演:エドゥアール・ショーレ ぺリコ・ルガッス オーガニック生活に誘う入門編 先日ある経済学者が、俗に言う「糧安全保障」の考え方を否定し、穀物自給率にこだわる愚かさを指摘していた。たとえば農業には石油も必要だし、生活には他の物資も不可欠だ。なのに糧の自給率ばかり気にしてどうするのかと、そんな主張だった。 これが机上の空論というやつかと、しばし呆然とした。 論には事実(ファクト)で反論するのが原則というが、学者が何を言おうと世界の国々は「

    castle
    castle 2009/08/24
    「世界の国々は「食糧は最強の武器」(=食糧安全保障)との認識で動いている。かの米国は74年のCIAレポートで「食糧は米国にとっての最終兵器」とそのものズバリ書いている」「米国はこの最終兵器を平時でも使う」
  • 超映画批評『ザ・バンク 堕ちた巨像』85点(100点満点中)

    『ザ・バンク 堕ちた巨像』85点(100点満点中) THE INTERNATIONAL 2009年4月4日(土)より、丸の内ピカデリーほか全国ロードショー 2009年/アメリカ映画/スコープサイズ/全7巻/3,231m/SDDS・ドルビーデジタル・ドルビーSR/上映時間:1時間57分/字幕翻訳:松浦美奈/配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント 監督・音楽・トム・ティクヴァ 脚:エリック・ウォーレン・シンガー 出演:クライヴ・オーウェン、ナオミ・ワッツ、アーミン・ミューラー=スタール 格映像で楽しむ銃撃戦 自称「100年に一度」の金融危機とやらで、世界中のお金持ちがヒーヒーいってる今日この頃。そこで、このたび「金融の裏側」を描いた、タイムリーな映画が公開されることになった。 ……とはいえ、じつのところ作は「100年の一度の金融危機」とはほとんど関係がなく、タイムリーでもなんでも

    castle
    castle 2009/03/28
    「モデルとなった国際商業信用銀行(BCCI)とは、91年に経営破綻した途上国向けのメガバンク。あらゆる紛争に積極的に介入していき、CIAやらイスラム原理主義者など、怪しげな連中と裏で手を結ぶことで成長した」
  • 超映画批評『敵こそ、我が友 ~戦犯クラウス・バルビーの3つの人生~』70点(100点満点中)

    『敵こそ、我が友 ~戦犯クラウス・バルビーの3つの人生~』70点(100点満点中) MON MEILLEUR ENNEMI(仏)/MY ENEMY'S ENEMY(英) 2008年7/26、銀座テアトルシネマほか全国ロードショー 2007年/フランス映画/1時間30分/Dolby SR-SRD/日語字幕:寺尾次郎 配給:バップ、ロングライド 監督:ケヴィン・マクドナルド プロデューサー:リタ・ダゲール ナレーション:アンドレ・デュソリエ リヨンの虐殺者といわれたナチスの戦犯の数奇な人生 能力の高い人材は職場を問わず活躍できるので、不況になってもいっぱぐれることがない。諜報の分野にもどうやらその法則は当てはまるようで、裏社会の人脈に通じ、たくさんの拷問法を知っていて、かつ自分の手でそれを実行できるような才能はそう簡単に裁かれる事はない。 ナチスの中でも極悪と称される戦犯でありながら、戦後

    castle
    castle 2008/07/21
    「バルビーのような男を利用してまで行われる世界の勢力争いの構図は、もちろん今でも変わらず存在する。それを認識するだけでも、世の中の見方は変わり、簡単にだまされないぞと言う気持ちを持つことができる」
  • 超映画批評『靖国 YASUKUNI』0点(100点満点中)

    『靖国 YASUKUNI』0点(100点満点中) Yasukuni 2008年5月3日より渋谷シネ・アミューズほか全国順次ロードショー 2007年/日+中国合作/カラー/123分/配給:ナインエンタテインメント このまま公開するのは大いに問題がある 右翼勢力の妨害行動により一部の映画館が上映を取りやめた件で、「表現の自由の危機」うんぬんを語り大騒ぎしている団体・メディア等は、表現の自由というものを根的に勘違いしている上、問題の質について不理解あるいは意図的に隠そうとしている。 編集で印象操作 日在住19年間の中国人、李纓(りいん)監督(『味』(2003)など)による靖国参拝問題についてのドキュメンタリー。 李纓監督は89年当時はこの問題を知らず、桜の名所たる靖国神社に花見にさえ行っていたという。だが政治・外交問題だと知ると10年間かけ取材・撮影、作を完成させた。多くの日人に知っ

    castle
    castle 2008/05/01
    「(日本人への)ラブレターとは冗談がキツい。天皇陛下と"南京大虐殺"の写真を交互に映す印象操作のごとき編集を恋文と呼ぶとは、さすがの私も知らなかった。おまけにその虐殺写真はとっくの昔にバレている捏造品」
  • 超映画批評『王妃の紋章』75点(100点満点中)

    『王妃の紋章』75点(100点満点中) CURSE OF THE GOLDEN FLOWER 2008年4月12日(土)より東劇他全国ロードショー 2007年/中国/カラー/114分/配給:ワーナー・ブラザース映画 中共プロパガンダ崩れ 中国きっての人気監督チャン・イーモウは、同時に北京政府の大イベントによく関わる事でも知られている。北京五輪の開会式も、もちろん彼が手がけている。 さて、そんな大事な年に、中国史上最も絢爛といわれる五代十国時代の王家を描く超大作が公開ときた。聞けば06年の香港を皮切りに、欧米各国を経ていよいよ日公開ということだ。間違いなくオリンピック開催を念頭に置いた、海外向け中共プロパガンダの一環であろうと察しがつく。 ところが、いざ鑑賞するとそう単純に言い切れぬ奇妙な点が目に付いた。はたしてこの、見るからにいかがわしい大作映画の正体は何なのか。 後唐時代の中国。世に君

    castle
    castle 2008/04/11
    「海外向け中共プロパガンダ」「常識はずれの大量虐殺法、次に、寄せて上げすぎのオッパイ衣装、最後に中国の偉大さを描くはずが、正反対の本性ばかり見せるハメになってしまった失敗プロパガンダとしての側面」
  • 超映画批評『バンテージ・ポイント』95点(100点満点中)

    『バンテージ・ポイント』95点(100点満点中) Vantage Point 2008年3月8日(土)より、サロンパス ルーブル丸の内ほか全国ロードショー 2007年/アメリカ/90分/配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント 凝った構成と完璧な脚政治サスペンス 冒頭、いきなりアメリカ大統領がスペインの大群衆の前で狙撃される。ほぼ同時に大爆発も起こり、集まった人々はパニックに。全力ダッシュで始まり、ペースを落とすことなくそのまま90分間駆け抜ける、大興奮サスペンスアクションの登場だ。 テロ撲滅の国際サミットのため訪れたスペインのサラマンカの広場で、米大統領が何者かに狙撃される。大混乱の中、ベテランシークレットサービス(デニス・クエイド)は居合わせた観光客(フォレスト・ウィッテカー)のビデオカメラやテレビ局の中継車をチェック、そこに驚愕の真実が写っていることに気づき、追跡を開始する

    castle
    castle 2008/03/03
    「大統領暗殺にいたるまでのシークエンスは、捜査官や観光客、犯人など8人の視点で8回繰り返され、少しずつ新たな事実が明らかにされ」「それぞれのパートはかならずクリフハンガー(先が気になる形)で区切られる」
  • 超映画批評『カルラのリスト』60点(100点満点中)

    『カルラのリスト』60点(100点満点中) Liste de Carla, La 2007年11月10日、東京都写真美術館、アップリンクXにてロードショー 2006年/スイス・フランス/95分/配給:アップリンク 国連・国際刑事裁判所の活動現場に興味がある人に 国際連合という組織に対し「国家の枠組みを超えて世界平和の実現を目指している」などと幻想を抱いている人たちにとって、このドキュメンタリーはいくらか期待にこたえてくれる。 タイトルのカルラとは、カルラ・デル・ポンテという女性の名前。彼女は旧ユーゴスラヴィア国際戦犯法廷(ICTY)という国連組織の検事長として活躍する人物だ。ICTYとは旧ユーゴで起きた戦争犯罪人を裁くために作られた国際刑事裁判所で、彼女は日夜世界中を駆け巡って『カルラのリスト』に載った犯人たちの手がかりを探している。 人道に対する罪、というと近代史に多少詳しい日人にとっ

    castle
    castle 2007/11/04
    「カルラの仕事振りに密着したこの映画を見て思うのは、彼女のように「二つの正義」の間で迷うことなく「自らの正義のみを確信して前に進む」タイプは確実に必要だ、ということ」
  • 超映画批評『キングダム/見えざる敵』75点(100点満点中)

    『キングダム/見えざる敵』75点(100点満点中) The Kingdom 2007年10月13日 全国東宝系にて一斉ロードショー 2007年/アメリカ/110分/配給:UIP映画 気軽な大作映画の中に真実をこめた必見作 中東において、米国のきわめて重要なパートナーのひとつに、サウジアラビアという国がある。なぜ短期間で占領が終わったイラクがいまだにグダグダしているのかなど、この地域での米国の不可解な政策行動を説明するために、絶対に欠かせない存在であるものの、これまでこの国を扱ったアメリカ映画はあまりに少なすぎた。 そんな中『キングダム/見えざる敵』は、格的な軍事アクションの形で中東情勢の質をさりげなく教えてくれる、良質な娯楽映画である。ちなみに今ハリウッドは中東ものが熱く、同様の作品が今後何も企画されているというから楽しみだ。 サウジアラビアで、外国人居住区を狙った自爆テロが発生、ア

    castle
    castle 2007/10/07
    「実際サウジアラビアはイラクのテロリストに背後から膨大な資金を供給しており、それが現在あの国の治安を悪化させている」「イラクが混乱している方が(サウジ・米国)両国にとって国益にかなうからに他ならない」
  • 1