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文化と夏目漱石に関するcastleのブックマーク (3)

  • Toward the Sea : 「露悪趣味的共同体」から「偽善的社会」へ、あるいは「偽善のすすめ」〔柄谷/浅田)

    読書ノート(ほとんど引用からなっています)。一人称単数を使った場合は半ば「フィクション」です。海外在住。(柄谷〕夏目漱石が、『三四郎』のなかで、現在の日人は偽善を嫌うあまりに露悪趣味に向かっている、と言っている。これは今でも当てはまると思う。 むしろ偽善が必要なんです。たしかに、人権なんて言っている連中は偽善に決まっている。ただ、その偽善を徹底すればそれなりの効果をもつわけで、すなわちそれは理念が統整的に働いているということになるでしょう。 (浅田)理念は絶対にそのまま実現されることはないのだから、理念を語る人間は何がしか偽善的ではある…。 (柄谷)しかし、偽善者は少なくとも善をめざしている…。 (浅田)めざしているというか、意識はしている。 (柄谷)ところが、露悪趣味の人間は何もめざしていない。 (浅田)むしろ、善をめざすことをやめた情けない姿をみんなで共有しあって安心する。日にはそ

    castle
    castle 2012/06/30
    「善をめざすことをやめた情けない姿をみんなで共有しあって安心する。日本にはそういう露悪趣味的な共同体のつくり方が伝統的にあり、たぶんそれはマス・メディアによって煽られ強力に再構築されていると思います」
  • http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0583.html

    castle
    castle 2010/04/03
    「漱石は「アンコンシアス・ヒポクリシイ」(無意識の偽善)を考えていた」「ぼくは長らくこのアンコンシアス・ヒポクリシイに向き合った漱石像から脱却できなかった」「「人情に対する非人情」がもたらす無常の美」
  • 寺田寅彦 - Wikipedia

    寺田 寅彦(てらだ とらひこ、1878年(明治11年)11月28日 - 1935年(昭和10年)12月31日)は、日の物理学者、随筆家、俳人。吉村 冬彦(1922年から使用)、寅日子、牛頓(ニュートン)、藪柑子(やぶこうじ)の筆名でも知られる。高知県出身(出生地は東京市)。 東大物理学科卒。熊の五高時代、物理学者田丸卓郎と、夏目漱石と出会い、終生この2人を師と仰いだ。東大入学後、写生文など小品を発表。以後物理学の研究と並行して吉村冬彦の名で随筆を書いた。随筆集に『冬彦集』(1923年)など。 略歴[編集] 寺田寅彦 1878年(明治11年)11月28日 - 東京市麹町区(現在の千代田区)に高知県士族(旧足軽)寺田利正・亀夫の長男として誕生。寅年寅の日であったことから、寅彦と命名される。 1881年(明治14年) - 祖母、母、姉と共に郷里の高知市に転居。 1893年(明治26年) -

    寺田寅彦 - Wikipedia
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    castle 2009/11/16
    「「理系」でありながら文学など文系の事象に造詣が深く、科学と文学を調和させた随筆を多く残している」「漱石の元に集う弟子たちの中でも最古参に位置し、科学や西洋音楽などの分野では漱石が教えを請うことも」
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