WHOは世界各国の自殺者に関する調査結果を公表した。日本の自殺者数は人口10万人あたりの比率に換算すると世界第10位で、旧ソ連・東欧圏を除く主要先進国の中では最も多い。特に45~64歳の中高年男子の自殺者数が急増したという。また、世界全体の自殺者数は推計で年間約100万人に達し、殺人や戦争の死者の総計を上回るらしい(記事はこちら。WHOの該当ページはこちら)。 自殺者が増えているという話はよく聞くが、そもそも水準として自殺率(人口に対する自殺者の比率)は国によってどのようにちがうのか、またそれが何によって影響を受けるのか、気になったので少し調べてみた。 (ことわっておくが、自殺という深刻な問題を面白おかしく取り上げるつもりはまったくないので誤解なきよう。) こんなことを考えたのは、あるところで、引きこもりと生活の余裕に関係があるのではないか、という話が出たからだ。そのとき私は、日々の生活に
小ネタ。最近の童話が昔のものから改変されてる、という話をよく聞く。さるかに合戦でも最後にさるがかにに謝って一件落着、みたいな。教育的配慮というやつだろうか。ふと気づいたのだが、童話がそうなら、童謡も同じような配慮が必要なはずだ。というわけで、ちょっと考えてみようと思った。作詞の才能なんてこれっぽっちもないんだけど。 題材として、「どんぐりころころ」を取り上げてみる。擬人化されたどんぐりが池に落ち、これまた擬人化されたどじょう(どんぐりに対して「ぼっちゃん」と呼びかけるところからみて、大人なんだろう)と遊ぶが家に帰りたいと泣く、というのがまあ「あらすじ」になるわけだ。…ちょっと考えただけで、教育上好ましくないではないか。問題ではないか。なんとかしなければではないか。 では。 ♪どんぐりころころ どんぶりこ ここはあまり変えたくないな。いきなりちがっていたら同じ歌と思われないかもしれないし。問
台湾では日本文化がかなり浸透している、なんていうのは改めて書くまでもない周知の事実。もとをたどれば占領時代のこともあるわけだが、最近だといわゆる「哈日族」がらみの話になる。(ちなみにだが、このことばの発音を「ハーリーズー」と表記するのはやめたほうがいいと思う。「日」という字は普通の日本人にはかなり難しい発音で、しかも「リー」という音からはかなり遠い) この現象については酒井亨著「哈日族(ハーリーズー) なぜ日本が好きなのか」に詳しい。この本のAmazonの解説にはこうある。 「哈日族」とは日本発の流行ファッションや音楽、キャラクターグッズ、テレビゲーム、ドラマ、マンガなどが好きでたまらなく、「日本を模倣」する台湾の若者を指す。 私が始めて台湾に行ったのは、記憶が正しければ20年ほど前だ。当時の台湾でも、日本文化はけっこう普及していたわけだが、それは日本料理だのカラオケだのといった「オヤジ文
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