作者と出典 (白拍子姿の静御前 出典:Wikipedia) この歌の作者は「静御前(しずかごぜん)」です。 静御前は平安時代末期から鎌倉時代初期を生きた「白拍子(しらびょうし)」です。白拍子とは女性が男性の装束を着て歌いながら舞う芸事、それを披露する芸人のことを指します。静は舞の名手で「日本一の白拍子」と称されていました。 また、静は壇ノ浦の戦いなど源平合戦で活躍した源義経の妾としても知られています。義経は源平合戦の後に兄の源頼朝と不仲になり都を放逐されますが、静は義経の都落ちにもついて行き、逃亡生活を共にしたと言われています。その後静は頼朝側に捕まり、鎌倉に軟禁された後に赦されて京へ戻ったと伝わっています。 この歌の出典は「吾妻鏡」です。 鎌倉時代後期に成立した鎌倉幕府の歴史書であり、幕府を開いた源頼朝から6代将軍の宗尊までの年代記です。中世武家政治の重要な史料で、鎌倉幕府の家臣が編集し
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