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理論とライトノベルに関するcastleのブックマーク (2)

  • 「とある魔術の禁書目録」とキャラクターの話 - 大匙屋

    たとえば「子連れ狼」なら、主人公・拝一刀は陰謀により一族を滅ぼされ脱藩。 刺客に追われつつ各地を放浪し、自らも剣客商売に生きる。 これだけの設定でも面白い物語は充分に作れそうだが さらにこの物語には「大五郎」という一刀の幼い息子が用意され これにより殺伐とした剣戟の世界に「父子の情愛」を持ち込むことが出来、 物語世界はより深みを増していく。 つまり息子・大五郎は剣客・拝一刀の「通常表には出にくい人間的な魅力」を 上手に引き出す「装置」であり、相互関係の中で人物描写に豊かさと膨らみを与え、 きっつ張っつの単調になりがちな展開に抑揚とツメタメをもたらしている。 「キャラが立つ」という言葉があるが、この言葉の意味を 「個性が際立っている」と解釈するのは質を射ていないように思う。 作劇においては複数のキャラクター同士が相互に必要な部分を補完し合い 互いに魅力を引き出しあって話を回していくというの

    castle
    castle 2009/03/23
    「キャラ同士が相互に必要な部分を補完し合い、魅力を引き出しあって」「良いキャラクターとは、設定てんこもりの個性派キャラクター単体のことではなく、引き出し得る魅力的な要素を抱えている関係そのもののこと」
  • lainの極私的独白 : 限界小説書評

    授業項目  ①文芸評論:SF、ファンタジー、ミステリ、ライトノベル、幻想文学、純文学、ホラーなど日英米仏の小説の評論。 ②表象文化論:①周辺のサブカル評論、オタク文化論、スポーツ文化論。 ③現代思想:①②の評論のベースとなる理論。現象学、ポストモダン、フェミニズムなど。 ④教育論:主に受験教育など。 Filn、Otaba、mixi、はてなでも授業中です。これらのテキストはリンク、転載、引用、剽窃すべてフリーです。lainへの連絡も不要です。ご自由にお使いください。 このブログ日記をご覧になる方なら、今回の題名を見てぴんと来ない人のほうが少ないと思うのだが、まずは、以下のURL。 http://www.so-net.ne.jp/e-novels/hyoron/genkai/prelude.html 今年の1月に開始され、活発に書評を展開している限界小説研究会。冒頭に鶴見俊輔の限

    castle
    castle 2008/06/21
    「ラノベ批評の理論的背景:大塚「キャラクター小説」、東浩紀「動物化」、斎藤環「戦闘美少女」の3つ」「若いライターたちが先行者の理論的枠組みに乗っかるのではなく、先行者たちを換骨奪胎せねばならない」
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