モミジとカエデ秋の紅葉の代表とも言える「モミジ」と「カエデ」。モミジのことを「カエデ」と言ったり、カエデのことを「モミジ」と言ったり、同じ意味に使われる場合も多いようです。何か違いがあるのでしょうか。 どちらもカエデ!実はモミジもカエデも、どちらもムクロジ科カエデ属の広葉樹(落葉高木)の総称で、植物の分類上は同じです。モミジとカエデは、葉の見た目で使い分けています。葉の切れ込みが深いカエデを「○○○モミジ」、葉の切れ込みが浅いカエデを「○○○カエデ」と呼んでいます。例えば「イロハモミジ」「ハウチワカエデ」です。 日本では江戸時代から多くのカエデの園芸品種が造られ、20数種存在し、秋にはさまざまなモミジやカエデを楽しむことができます。 実は「カエデ」とは「カエルの手」のこと しかし、「モミジ」と「カエデ」は別の意味を持った名称で、それぞれに由来があります。 モミジは、秋に草木が黄色や赤色に変