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読み物と山形浩生に関するcastleのブックマーク (4)

  • 恩田陸『図書室の海』解説の没バージョン

    2005/06/27 何の因果がどこでどう巡ったか知らないけれど(知ってるけど)、恩田陸『図書室の海』が文庫落ちするときに解説を書けと依頼されたのだった。小物単発原稿は基的に断らないことにしているので、これも二つ返事で引き受けた……のはいいんだが、大きな問題が二つ。 恩田陸のって読んだことなーい…… 普通ならそしらぬ顔で付け焼き刃で読みあさるところだが、依頼がきたときスリランカにいたので調達できないー。 しょうがないのでかくかくしかじか、というのを担当の方に説明したら、じゃあ適当に見つくろって送りますんで、というので、送られました。 で、10冊だかもうちょいだか来て、ざざーっと主に飛行機の中で読んだ。まず題の『図書室の海』。まあまあかなあ。どれもい足りないとか説明不足気味とか予備知識を要求しすぎているとか、文句はあるんだが。次に読んだのが『六番目の小夜子』でこれは結構おもしろかった

    castle
    castle 2014/03/02
    「長いバージョンをとっておかなかったのは禍根だ。もっとネタがつまっていたし、短編としてもまとまりがよかったのに (一部サルベージして追加)。が、これでもおもしろがってもらえるだろうと期待して送ったら…没」
  • 数年前のできごとなど。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    数年前に、確かあれは何かアート系の宴会だったと思うんだが、顔を出したことがある。ぼくはあまり有名ではないし、あまり知った顔もいなかったんだけれど、まあ何人かとちょろちょろ立ち話をするうちに、ぼくより少し若そうな――そうだな、五つくらい若かったのかな――人物とちょっと話をはじめて、しばらくとりとめもない会話をしたあとで、当然ながら名刺交換とは相成った。相手は、どっかの大学の英米文学の講師かなんかで、だったらぼくのことも聞いたことくらいはあるだろう、とこちらの名刺を出したところ…… 相手は突然顔色を変えた。 「え! 山形浩生さん、なんですか? あなたが??」 ぼくは一般にかなり怖い人だと思われているらしいので、ときどき外見が普通のおっさんなので驚かれることはある。でもその顔色の変え方と口調は、そういう純粋な驚きではなく、むしろ顔面蒼白のヤバイ感じの驚きだった。 そして彼はいきなり 「それはまず

    数年前のできごとなど。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
    castle
    castle 2013/03/12
    「ぼくにほめられたことで、この著者が懇意に私淑している業界の一部の人が~「おまえは山形とつるんでおるのか」とか下衆な勘ぐりをして、この著者が痛くもない腹を探られることになったらかわいそうだなあ、と」
  • ケインズ「一般理論」山形浩生訳(部分):新しい、英語知ってる、原文に忠実。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    ホント、みんなケインズの英語が名文すぎるとか実に難解だとかなんとかいうけど、ふつうだよ。当時の人の多くはああいう書き方したんだよ。マーシャルとか読んでごらんよ。みんな、自分の英語力がないのをごまかそうとして、わかりもしないのに美文だとか言ってるだけ。 すでに要約は一通りあげたけど、そんなに難しいと思わなかったし、普通に訳してみたよ。古くてうだうだしい感じを吸収するために、ですます調にしてみた。関係代名詞で長くだらだらつなげる文章は、遠慮なくぶった切った。でも、ケインズなんてこんなもんだよ。 ケインズ『雇用、利子、お金の一般理論』山形浩生訳(全訳) (pdf 780kb) これまでの訳は、英語経済学もよくわかってないやつが、もったいつけてむずかしく訳そうとするから難しくなってただけの話なんだよ。 まあこの調子で全訳あげるかどうかもわからないけど(スミスとマルクスも途中なんだよなあ)……とい

    castle
    castle 2011/09/07
    「ケインズ『雇用、利子、お金の一般理論』山形浩生訳(11 章まで) (pdf 320kb)」http://cruel.org/econ/generaltheory/full/generaltheoryj.pdf
  • 17年に及んだ山形浩生の「CUT」連載が終了 - YAMDAS現更新履歴

    山形浩生の「CUT」連載が終了した。ワタシはかつて渋谷陽一信者で、「CUT」は創刊号から(たまに買い、主に立ち読みで)目を通してきた雑誌だが、山形浩生の連載が一番の目当てだった。その連載が終わり、氏が書くように「ジャニ系男性アイドル中心の雑誌になる」のなら、もうこの雑誌を手にとることもないだろう。 ただここ数年、氏の連載を以前ほど楽しめなくなっていたのは正直に認めないといけない。彼が変わったのか、ワタシが変わったのか。 両方変わったに決まっている。 それでもこの連載を通じ、いろんな面白いを教えてもらったのは間違いない。以下、個人的に思い出深い回を紹介することでこの連載を勝手に振り返ろうと思う。 掲載号については、インデックスページと個別ページの記述にズレがあったりして正確を期すことができないので割愛させてもらう。 1991年~1992年 『ブッシュ・オブ・ゴースツ』と『ドバラダ門』は偉大

    17年に及んだ山形浩生の「CUT」連載が終了 - YAMDAS現更新履歴
    castle
    castle 2007/05/11
    おもしろそう。
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