新しい超伝導量子ビット「ユニモン」を発見=IQM〔BW〕 2022年11月18日12時28分 【ビジネスワイヤ】フィンランドの量子コンピューター企業のIQMクオンタム・コンピューターズは、有用な量子コンピューター向けの新しい超伝導量子ビット「ユニモン」を発見したと発表した。ユニモンの発見は、同社のほか、フィンランドのアールト大学、フィンランドVTT技術研究センターによる研究の成果。ユニモンは、非調和性の向上、ノイズの低減、単一のジョセフソン接合という簡素性が特長。今回、単一量子ビットゲートで99.9%の忠実度を達成した。研究成果はネイチャー・コミュニケーションズ誌に掲載された。今後、忠実度99.99%の突破、ノイズ対策の強化、2量子ビットゲートの実証を目指す。 【注】この記事はビジネスワイヤ提供。英語原文はwww.businesswire.comへ。 ワイヤーサービス
Published 2022/10/29 03:01 (JST) Updated 2022/10/29 03:19 (JST) 次世代計算機「光量子コンピューター」に必要な特殊な光を自在に制御する手法を開発したと、東京大やNTTなどのチームが28日付の米科学誌サイエンス・アドバンシズに発表した。電子や光子といった微小な粒子に生じる特殊な相関関係「量子もつれ」を利用し、光を狙った波形にすることで、計算に用いる「量子ビット」を効率良く並べることができるという。 チームの古沢明東京大教授は「(量子コンピューターの)実機開発への展望を開く、画期的な発明だ」と話した。 量子もつれは、ペアになった粒子の一方の状態を観測すると、どんなに遠く離れていても、もう一方の状態が瞬時に決まる不思議な現象。量子もつれを実験で実証するなどした欧米の研究者3人が、今年のノーベル物理学賞に選ばれた。 チームは、光源から発
「量子もつれ」実証の米欧3氏に 新方式の計算機、暗号通信の基礎―ノーベル物理学賞 2022年10月04日21時16分 (写真左から)フランス・理工科学校のアラン・アスペ教授、米国のジョン・クラウザー博士、オーストリア・ウィーン大のアントン・ツァイリンガー名誉教授=4日、スウェーデン・ストックホルム(AFP時事) スウェーデン王立科学アカデミーは4日、2022年のノーベル物理学賞を量子コンピューターや暗号通信などの基礎となる「量子もつれ」と呼ばれる現象を実証したフランス・理工科学校のアラン・アスペ教授(75)、米国のジョン・クラウザー博士(79)、オーストリア・ウィーン大のアントン・ツァイリンガー名誉教授(77)の3氏に授与すると発表した。 量子技術促進へ大統領令 中国に対抗―米 原子や電子のような小さな粒子を扱う量子力学の世界では、二つの粒子が「量子もつれ」と呼ばれる関係にあるとき、一方の
量子技術促進へ大統領令 中国に対抗―米 2022年05月04日23時08分 【ワシントン時事】バイデン米大統領は4日、経済安全保障や産業競争力に影響を及ぼす「量子情報科学」の技術開発を加速させるため、政府の役割を強化する大統領令に署名した。ハイテク技術で台頭する中国に対抗し、官民連携で国内産業の育成に取り組み、優位の維持を目指す。 量子コンピューター、今年度に初号機 産業化加速へ新戦略―政府 量子情報科学の中核である量子コンピューターは、超高速計算で医薬品や素材の開発を促すとともに、インターネット上の暗号解読を可能にする。米政府は2018年に量子情報科学の国家戦略を策定。大統領令は量子技術の有識者で構成される諮問委員会をホワイトハウス直轄の組織とし、政策決定を迅速化する。 国際 コメントをする
空気のない場所でも金属に電子を吐きだして呼吸している細菌が発見された細菌は電子の放出効率を上げるために、電子のスピン方向を統一していた仕組みを解明することで量子生物学と生体量子コンピューターの開発に役立つ 全ての生命は呼吸を行っており、私たち人間を含めた全ての多細胞生物は酸素呼吸を行っています。 しかし地球の地下深く、空気の存在しない場所では、なんと酸素の代わりに金属で呼吸する生物がいました。 今回、研究者によって調査されたS. oneidensis(シュワネラ・オネイデンシス)と呼ばれる細菌は代表的な金属呼吸を行う細菌として知られており、マンガンを初めとして鉄、鉛、水銀、ウランなどの固形鉱物を使って呼吸をしています。 なので、菌表面に接続された回路電極や金属を取り去ってしまうと、オネイデンシスは金属呼吸が行えなくなって窒息し、直ぐに死んでしまうのです。 そんな非常にユニークな呼吸を行うオ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く