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3Toheiと☆に関するcastleのブックマーク (26)

  • 3ToheiLog: ときには山羊のように

    ときには山羊のように 中原中也の「山羊の歌」を通勤中に読んでいた。 まあ、それくらいに疲れていたということか。 山羊の歌:憔悴より さてどうすれば利するだらうか、とか どうすれば哂はれないですむだらうか、とかと 要するに人を相手の思惑に 明けくれすぐす、世の人々よ、 僕はあなたがたの心も尤もと感じ 一生懸命郷に従つてもみたのだが 今日また自分に帰るのだ ひつぱつたゴムを手離したやうに これは、敗北宣言か、ひらきなおりの強がりか。どちらともいえるし、どちらともいえない。 でも確かに、僕もいつもこういう気分で生きている気がする。だからビジネスマンになりきれないのだろう。 で、こういう「ヘタレ強がり」を、大声で言い続けて、「敗北を隠さない俺は実は勝者!」 とひらきなおって言い張る生き方もある。 だが、中也は新生のヘタレなので、すぐに弱気になる。 しかし またかうした僕の状態がつづき

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    castle 2011/05/13
    「弱さの共有、そこに共感がある」「ビジネスは「強み」で社会を結びつけ、物語は「弱み」で人を結びつける。詩と宗教とは「強さ」を放棄した果てに共感に辿り着くシステム~弱さを迎え入れた時にそれは救済になる」
  • 3ToheiLog: フラグの回収と運命

    フラグの回収と運命 昔、フラグ展開の嫌いな友人がいた。 戦場で家族の話をすると、3分後にそのキャラクタは銃弾の雨の中でミンチになったりする。そういうのがすごく嫌で、だんだんフィクションを読むのがつらくなってきた、最近はノンフィクションばかりだと言っていた。 当時は、そのフラグ展開の陳腐さが嫌なのだろうと思っていた。それなら理解できると。 今は彼が嫌っていたものは、ちょっと違ったんだろうなあと思っている。 それは要するに観察者の無力感という奴だ。 ジェットコースターが上がっていくと、そのうち落ちることが分かっている。だけど、それを止めることができない。 そのヤキモキ感なんだろう。 * 最近、周囲の人が、「魔法少女が」という会話をすることが妙に多い。最近アニメから離れていた僕も、久々に見てみることにした。 で、薄々聞いてしまっていた話が、「3話目と8話目があ」という悲鳴だった。

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    castle 2011/03/06
    「よくできた伏線は、良くできていればいるほど、マンネリズムという奴を生む」「完成形は煮詰まる~予想外の展開がないところには「生」はない」「傷のある傑作、未完成の魔力」「予想は裏切り、期待は裏切らない」
  • 3ToheiLog: 時計職人の愛と解剖

    時計職人の愛と解剖 僕は、困った人間で、壊れたものを直すのは得意だけれど、動いているものを壊さないのは苦手だ。どうも、そういう困った人間は、ある種の業界に多いらしい。 WIRED VISIONで「「注意力散漫」とインターネットと創造性」という記事があった。 ・・・創造性とオープンな考え方とに関係があることは長らく知られているが、注意力散漫というのは、考え方がこれ以上ないほどオープンな状態と見ることもできるからだ。 潜在抑制の機能の低い人は、文字通り「心を閉ざす」ことができなくて、注目というスポットライトを舞台の隅々にまで走らせ続けている。その結果否応なく、これらの人は思いがけないものについて深く考察するようになる。 まあ、そういう「ADHD的な何か」を抱えている人間としては、ついつい「創造性」という怪しげな宗教に救いを見出したくなってしまうのは事実だ。そして、やはり物書きには、そういう社

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    castle 2010/10/24
    「共感と理解。人間の知性にある二つの傾向」「知りたいので壊してみる/壊してしまうので近寄らない」「「生きているもの」は、言葉で分析して分解してしまうと、正常に動かなくなる」「他人の物語を安易に壊すな」
  • 3ToheiLog: 西尾維新と、日本の幸福な密室

    西尾維新と、日の幸福な密室 書類を整理していたら、アイデアメモがでてきた。 「西尾維新にとってのギャルゲーシステムとは、密室?」 と書いてあった。 昔の俺、結構おもしろい目の付けどころだと思った。自画自賛。コレだけだと普通の人には分かりにくいので、メモの意味を説明すると、こうなる ↓ 西尾維新の密室 西尾維新は、ミステリ作家でもある。 ライトノベルの能力が高すぎて見過ごされがちだが、ミステリ作家としての西尾維新も結構おもしろい。 西尾維新のミステリは、とことん「密室」に戦力を集中している。たとえば、戯言シリーズは最終話をのぞいてすべて密室ミステリだ。 多分、ミステリとしての完成度は、「クビシメロマンチスト」が一番高いだろう。とはいえ、他のバトルと独り言の印象が激しすぎて、そもそもこれが密室ミステリであることを覚えている人はほとんど居ないのだが。 このでもそうだが、単なるトリック

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    castle 2010/07/31
    「西尾維新にとってのギャルゲーシステムとは、密室?」「「なぜ犯人はその空間を密室にしたいと考えたのか」という密室の必然性~閉じ込められたい願望」「主人公は《身動きの出来ない》モテモテ状態に封印される」
  • 3ToheiLog: キャラとハラキリ

    キャラとハラキリ 先週は、JAXAの小惑星探査機「はやぶさ」がお使いキャラになって大騒ぎでした。 「はやぶさ+おつかい」で画像をググルとこんな感じだ。 まあ、最後に地球を振り返った話とか、私自身もしんみりしてしまう。 工業製品も科学探査船も「けなげ」というキャラがつくと、こうまで致命的なメディア力を発揮するものかと、あらためて驚愕しますな。 もちろん冷静な意見もある。こんな時こそ表面キャラに騒がず中の人をほめるべきだというご指摘も数多くあった。まったくもって正論だ。正論だと思うのだが、・・・多分世間一般はこれからもそんな風には回らないだろうとも思う。 世論のブームはあくまで感情が駆動する。 ああいうのを見ると、いままでもこれからも、全ての問題は「キャラ」として理解されないかぎり、社会は動かないのだろうなあと感じてしまう。 * 内閣もキャラを交換した。株価は一時的に盛り返した。 これ

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    castle 2010/06/20
    「(中の人をほめるべき、は)正論だと思うのだが…多分世間一般はこれからもそんな風には回らないだろう」「いままでもこれからも、全ての問題は「キャラ」として理解されないかぎり、社会は動かないのだろうなあ」
  • 3ToheiLog: 文化としての覗き見と、ヒステリー経済

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    castle 2010/04/18
    「メタ晒し文化から逃亡して、全てを隠蔽してくれるディズニーランド共同体(疑似宗教とか北朝鮮的なものとか)も、たくさん構築されるようになるんだろうなあ」「次の時代のビジネスは、多分 《宗教》 ですよ!」
  • 3ToheiLog: 社会派コント:職業選択の自由アハハン(格差編)

    社会派コント:職業選択の自由アハハン(格差編) ○ はい、なんでしょう。あ、新聞勧誘?新聞なら読まないんで ■ いえいえ。田中さんのお宅ですよね?就職活動の聞き取り調査に来ました。 ○ はい?聞き取り調査? ■ 最近ね、いろいろと就職とか労働問題が大変なので、国の方針で聞き取り調査をして、新社会人の皆さんに仕事を割り当てることになりましてね。それでお宅におじゃましたと、まあそういうわけなんです。 ○ え、はあ。ええええと?つまり? じゃあ、ここで仕事選んだら、それが僕の仕事になるんですか? ■ はい。一生その仕事に就いてもらいます。 ○ え、一生? ■ はい、一生? ○ うわあ、変更なしですか。それ重いな。マジ重いな。 でもまあ、自分で選べるというのはありがたいけど。 ■ どんなお仕事が好みですか? ○ ええと。重要な仕事に就きたいですね。給料も多めの方が。へへへ。 ■ ははあ。そう

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    castle 2010/03/10
    「事業:人の役には立たない。色んな人が迷惑」「創作:誰にでもできそうなレベルで、お前頑張ったなあってものを作ると褒められる」「ニート:人生をどうしたらいいか?って自宅でネットを前にして悩み続ける仕事」
  • 3ToheiLog: 出来る奴から首にしろ:クビのリスクの平等化について

    出来る奴から首にしろ:クビのリスクの平等化について 期末のお忙しい時期ですね。皆様におかれましても、 『「正社員採用、10年度なし」47.5%』 みたいな話を読んで、憂になったりしていますでしょうか。なんなんでしょうねえ、この閉塞感。 * 「競争社会は、プレッシャーを受けた非雇用労働者を作り、その人たちが新しいビジネスを広げていくので、競争社会は正しい」 みたいな市場主義教科書の議論を信じている人たちもあいかわらず多いようだ。 でも、だとすると、この理屈から言えば 「能力の高い人間からクビにしていく」 というのが当は正しいことになると思う。 なぜなら、能力の高い人間でなければ新しいビジネスは作れないわけだから。新しいビジネス欲しいなら、そっちの経営層を強制的にクビにしなきゃダメだろ。 * そもそも、「非雇用者が増えると新産業が出来る」って理屈は、産業革命時のときの神話がおおも

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    castle 2010/03/07
    「「働き者が報われる」社会と「怠け者が殺される」社会は違う。後者は「労働しているフリ」「苦労自慢」「泥のなすりあい」が増えていく」「減点主義社会の下ではたぶん競争原理は新しいものを生みだしたりしない」
  • 3ToheiLog: 物語における「アニキの死」について

    物語における「アニキの死」について 以下は、言うまでもないが、ジャンプでの「あのマンガ」を意識してのエッセイだ。連載時のマンガについてあまりネタバレはしたくないので、一般論として読めるように書いた。直接には引用しない。ジャンプ嫁。 父親殺しとアニキの死 物語や神話の基テンプレには「父親殺し」という重要なテーマがある。 このテーマを基にして、フロイトは「無意識」の存在を語った。父親を倒して、父親の所有する社会権利を(象徴としては「母」を)奪いたい、という人間の無意識願望があるぜ、というストーリだ。 エヴァンゲリオンやらスターウォーズやら、このテーマに沿って構成された傑作の物語は数多い。 フロイトが取り上げた「父殺し」に比べると注目されることが少ないが、それに匹敵するレベルで「アニキの死」という大きなテーマがある。このテーマも、数かすの名作を生み出している。 「アニキと俺」の物語 父親

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    castle 2010/02/24
    「運命の物語とは、自分の能力や願望を超える何かを天に向かって問いかける物語」「「アニキ=もう一人の自分の死」というチップが詰まれた瞬間、負ける事が許されない革命の戦い、運命との血みどろの死闘が始まる」
  • 3ToheiLog: 自殺と戦争と共同体

    自殺と戦争と共同体 内田先生が「Twitter と自殺について」というブログ記事を書いていた タイトルは釣りっぽい。「Twitterで自殺多発?」みたいな噺かと思ってみたら、twitterの話と自殺の話は無関係に列挙されていた。 さて。自殺予備軍のエリート幹部候補生である私として、日の自殺分析のお話は少々気になるところだ。 要旨 内田先生の自殺の話は、こんな筋だった 1:デュルケームの古典研究をまとめる 結果的には、「気候が暖かいところに住み、儀礼的な宗教を信仰し、大家族の一員であるような人間」はめったに自殺せず、「寒くて、厳しい宗教的緊張が強いられ、単身者であるような人間」は自殺しやすいということになる。 納得のゆく結論である。

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    castle 2010/02/15
    「「戦争と共同体」の共犯関係はある。ムラ社会のように、外部の敵を殺せない環境になると、内部の人間の間に淘汰をかけるために、つぶしあいが始まる」「「ビジネス」とか「競争」とか言って攻撃儀式を繰り返して」
  • 3ToheiLog: 「全弾、ありったけブチこめ」と検察が言った

    「全弾、ありったけブチこめ」と検察が言った 小沢 v.s. 検察の舞台劇。 狸と狐の化かし合いっぽいが、妄想力を働かせると結構楽しいお話だ。 以下は、僕の妄想談なので、web以外のソースはない。 検察の焦燥 おちゃらけ社会派ブログのちきりんさんとか、ビデオニュースのマル激などをはじめ、webの文壇ではよく書かれているとおり、検察の立証は論理的には多分かなり無理筋なんだろう、と思われる。 まあ、それは、選挙前からこの時期までぐずぐずと攻撃を引き伸ばしていたあたりから、ど素人でも、なんとなく感じられる。…攻めきれないなら攻めない手もあるだろうに。 だが、特捜検察としては「小沢を攻めるなら、今をおいて他にない」と思ったのだ。 なぜか。 もともと日の検察は、有罪率98パーセントという、まともな論理勝負ではありえない勝率を誇る無敵の官僚システムだ。その勝率は、おもに「裁判官と検察の仲のよさ」

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    castle 2010/01/23
    「何も状況を知らないままで立てた作業工程をマニュアル人間が実行し続けるなど、国家として自殺行為(と官僚は思っている)」「日本マスコミの肝であり、力の源であるクロスオーナーシップの解体まで口にしだした」
  • 3ToheiLog: 今年の抱負

    今年の抱負 あけましておめでとうございます みなさんは、今年の抱負とか決めましたでしょうか? 私は今年の抱負を「ハッタリ力の向上」にしようかと思ってます。 おちこんだりもしたけれど、私はヘタレです なんというか、去年はいろいろな方面に手を出したあげく、破綻をきたして、年末にはへこんでいたりしてました。・・・やはり、去年の抱負「Noといわない日人」プランは、メリットよりもデメリットを抱えてしまう戦略だったようです。まあ、自分の人生の問題点をくくりだすという面もあったのですが。 今年は、もうちょっと原点に戻って、「自分が楽しみつつ個別撃破」の方針を徹底しようかと思っとります。「他人の意志による他人のための犠牲的努力」というのは、やはり、私の性格に合いませんでした。 だけど、そういう「自分位」だけだと、社会的にやっていけない。とくにこの先、歳を取って馬力が無くなると、おそらく行き詰まってい

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    castle 2010/01/08
    「ホントのところ、「他人」が必要とするのは、「中身」ではなくて「それっぽさ」なのです。他人に「ある内容を任せられるかどうか?」というのは中身がわからないからこそ、他人に任せようと思っているのですから」
  • 3ToheiLog: キレるの補足

    キレるの補足 先日書いた「キレる」に関して、思いのほか反響があり、一応いい加減に書いた部分と参考文献を補足。 蛇足とも言いますが。 よりマニアックな内容なので、興味のある方だけどうぞ。 【ドブネズミの密度の実験に関して】================= ジョン・カルフーンという動物学者の実験だそうです。 適当に要約しますが、ニュアンスの違いや舌たらず部分などもあるかもしれません。 興味のある人は近所の図書館にでも行って、引用元の「かくれた次元」を直接当たってください。 ・自然状態では、1/4エーカーの土地には150匹程度のネズミしか生息しない。物がたっぷりあって、敵による捕という圧力も無かったのだが、28ヶ月の実験で200匹を超えることは一度も無く、ほぼ150の線を保っていた。 (「ネズミ算」で増えているならば28ヶ月で5000匹になっていたはず) ・群れはいくつかのグルー

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    castle 2010/01/08
    「「繁殖する」が生物本来の目的なんでしょうか? 実験が正しいなら「増えることに対するブレーキ」も生物のギミックに入っている…あ、生物の目的が「新しい居場所を探し続けること」だとすると、矛盾しないのか」
  • 3ToheiLog: キレる

    キレる 帰ってテレビを見ていたら、また「キレた高校生」の話がニュースになっていた。 ---------- ・同級生を刺して、そこまでの心境を日記サイトに挙げていた ・それを「犯行予告」として報道していた ・「サイコ」のマンガについて日記で触れていたことをクローズアップしている ---------- というところか。 今回はゲームやっていない人なので「ゲーム脳」云々はさすがに言い出さないが、 なんか日記で一箇所でもゲームに触れていたらゲーム脳といいだしたんだろうなあ。 なんか、そういう 「親御さん達が喜びそうな理由付け」 に、私もいい加減ウンザリしているので私なりのコメントをしてみようと思った。 実際、私も、10年前の自分よりも気が短くなっているような気がしてならない。 色々と要らん事考える性分なので、躁の波ある人間だし、 ようするに、ひとごとでないのだ。 * ゲー

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    castle 2010/01/08
    「今の世の中、中間の梯子が見えないモノが多すぎる。にもかかわらず、世界の天辺にいる人間が身近にいるかのような感覚を常に与えられる。目端の利く人間は~その結果、絶望する。これが「優秀なニートの作り方」」
  • 3ToheiLog: にげだめ(6):アスカはいかにしてリストラされたのか

    にげだめ(6):アスカはいかにしてリストラされたのか --------------------------------------- にげだめ(1):網走監獄でヱヴァを想う にげだめ(2):あしたのジョーと3C分析 にげだめ(3):宮崎駿の労働神話 にげだめ(4): 労働少女と父=宮崎監督 にげだめ(5):エヴァ対ヱヴァと、おとん にげだめ(6):アスカはいかにしてリストラされたのか --------------------------------------- 前回の続き。 21世紀のヱヴァンゲリヲンの物語が、20世紀末のエヴァンゲリオンよりも、はるかに「シンプル」な問題に成り下がったのは、 ・パパが「小さな存在」になった ・レイが「健気」な存在になった ・アスカという存在が丸ごと「リストラ」された この三つに依存する。 伝統社会の少女=綾波レイの物語 「少年が父を追

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    castle 2009/12/07
    「レイに好かれるには、シンジはレイ(共同体の一員)になればよかった。だがアスカに好かれるためにシンジがアスカ(非共同体的な個人)になると、アスカの居場所がなくなる。一番をめぐる戦いは常に勝者が一人」
  • 3ToheiLog: webの耐えられない軽さと、社会怨念の重さ

    ネットから実世界への、「越境」の難しさについて。 (中略) ネットから実世界に越境するところで、その人はもう一度評価を受ける。 匿名を顕名に変える段階で、「取り付け騒ぎ」みたいなものがおきる人がいるんだと思う。 ああ、これキツイなあ、と思う。マジで深刻に賛同。 「普通の社会人」と、「趣味のweb」を両方手がけてしまっていると、このギャップは深刻に実感する。 * どうも、webには「学校」みたいな期間限定領域の雰囲気がある。そこでは、情報が「軽い」。軽いから早い。早いけど軽い。 この「軽い情報」の世界を、「普通の重たい世界」ってものに連結しようなどと考え始めると、とたんに情報に「重さ」が付いて、身動きが取れなくなることも多い。二つのギアの重さのギャップが大きくて、まともにはギアがかみ合わない。無理につなごうとすると、あっさりとエンストを起こす。 この重さは、現実の「摩擦係数」から来る重

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    castle 2009/12/07
    「単純労働が機械に置き換わって、職人芸がマニュアルに置き換わって、リスクテイカーがゲーマーに置き換わってデフレを起こしつつある。今後想定されるデフレ暴走は、本質的にはこの「摩擦消滅のデフレ」だろう」
  • 3ToheiLog: にげだめ(1):網走監獄でヱヴァを想う

    にげだめ(1):網走監獄でヱヴァを想う この前、網走監獄を見てきました。あの北海道の監獄です。今、博物館になってまして。 メーカーの人間としては問題なんですが、どうも、あの「監獄」を見ていると「工場」を連想してしまう。共同生活、管理された時間と行動。 そこで、ぼんやりと労働問題について考えたりして、ふと、「《エヴァンゲリオン》と《ヱヴァンゲリヲン》の違いというのは、つまるところ労働問題に呼応してるんじゃないかなあ?」などと思いはじめた。 そんなわけで、最近更新を怠っているこのblogに書いてみることにしました。 題して「にげだめ」。なにはともあれ表紙から。 ・・・いきなりコラージュでスミマセン。googleったら、2chに「よつばとしんせいきエヴァンゲリオン!」というネタがもうあったので、ありがちなネタですね。すみません 「にげちゃだめだ」と特攻 旧エヴァンゲリオンのテーマといえば、

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    castle 2009/10/26
    「しなければならない=する+ない+れば+なる+ない=行為+否定+仮定+評価+否定?英語で一語の"must"だぞ?なぜ日本語にすると二回も否定が入るんだ?」「「模範」というのに胡散臭さを感じるという」
  • 3ToheiLog: 社畜の愛と、人生の消費ゲーム

    俺らはwork to live(生きるために働く)をlive to work(働くために生きる)に巧みに(いや、強引に?)すり替えられてしまっている。・・・ 俺たちは何のために働いてるんだ? マゾ側(社畜)の行動の非合理性という点については、巷で色々いわれる。でも、そういう「他人の労働を満喫できる」という《消費者の心理》の側での、「ケチ」と「愛」への執着にこそ、当のポイントはあると思う。 I need your pain! 日の経済指標を見ると、生産性がグングン下がっているそうだ。いわゆる「内需モデルが目茶目茶」という社会モデル。まあ色々理由はつけられるんだろうけど、一番根的な問題点は、日人が「ケチ」だってことなんじゃないなあ、と最近よく思う。 ケチというのも色々あるが、この場合: 1:払った金額の 「元を取る」 ということにこだわる。 2:その帳尻あわせの計算に、「自分が得をし

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    castle 2009/09/15
    「社会のシステムは《お互いの苦痛を消費する》ということで成り立っているのでは?」「「他人に無駄な努力をさせる」という行為によって、「自分の地位」を表現・確認することが、快楽につながるというモデル」
  • 3ToheiLog: 生産性の向上で景気良くなる?

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    castle 2009/04/08
    「社会コミュニケーションというのは「メッセージ交換」が本質であって、意味が世界の現象に対応しているかどうかは、実はさして重要ではない」「宗教とは理解するものではなく「その言葉を使って生きる」という事」
  • 3ToheiLog: 中国五輪の聖火、僕の火種

    中国五輪の聖火、僕の火種 「いよいよ土曜日だねえ」と友人に言われた。一瞬分からなかったが、聖火リレーのお話しだ。 なんとも、上手く割り切れない。 ぶっちゃけさあ、問題って当にチベットなのか? 私はどうせこんな人間だから、正直に言っておこう。私は、聖火リレーでトラブルが起こったら「痛快」だろうな、とチョット思っていた。そんな不穏当なネタ嗜好に捕らわれちゃいけないことだろうなと思いながら、心の中では思っていた。 私の心が要求する「問題」は、実はチベット問題ではないのだ。 アナタも、そうではないだろうか?※ * もちろん、チベット問題が気にならないわけなど無い。 現在のダライラマは、尊敬できる人だ。なんでもウチの上司が脳科学の国際会議で会ったとか何とか言っていた。宗教家でありながら、寛容かつ冷静な心で科学をも取り込もうとする、凄い人物だと賛嘆していた。 私も、一応キリシタンの端くれながら、

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    castle 2008/04/27
    「(中国に対して)「中立であろうする理性」と「感情的な反感」を抱えている」「人間のモチベーションは「誰かを否定する」ときに一番元気になる」「「何も否定しない人間」というのは、実は「元気のない人間」」