[読了時間:2分] 当サイトでもしばしばお伝えしている電子書籍リーダー「Kindle(キンドル)」。すでに日本語表示には対応済みだが、入手するには現状は米Amazon.com経由で個人輸入するしか方法がない。しかしながら、ご存知の通り数ヶ月に渡りAmazon.co.jpトップにバナーが配置されていたりと日本本格参入への期待が膨らんでいた。それ以降具体的な発表が何らなかったが、ここに来て2010年12月発売という憶測が広がってきた。筆者としてはかなり確度が高いと考えている。 2010年9月初頭、筆者が独自に入手した某最有力情報筋から「日本でキンドルを利用できる準備を進めている」と明言を受けた。その後も、出版関係者から何度も「2010年12月にキンドル向け日本語サービスが開始される」という発言を聞いている。失言なのかどうか不明だが、訂正をしていないことを見ると公知の事実というくらい浸透している
Kindleを買って一月半ほど経って、知り合いには布教しまくっているのですが、オンラインでもそろそろまともなレビューを書いておこうということで、Amazon.comのアフィリエイトアカウントも作成したことだし、紹介などしておきます。 まずKindleが何かというと、E Inkモノクロ16階調ディスプレイを搭載した電子書籍リーダーです。今Amazon.comで新品で普通に変えるのは、Kindle 3と呼ばれる一番新しいバージョンと、Kindle DXと呼ばれる少し古いけど画面が大きいバージョンです。日本から買うならAmazon.comで買うのが普通ですが、英語苦手ならヤフオクなんか覗いてみるといいんじゃないですかね。 ↑こんな感じ。Kindle 3の方は、Wi-Fiが使える版と3G回線+Wi-Fiが使える版があって、Kindle DXは3G回線のみ利用できます。また、日本だとDoCoMoとS
米Amazonは10月25日、7月に発売したKindleの最新モデルが、2009年の年末商戦期に売れたKindleの台数を超えたと発表した。 年末商戦期を含む第4四半期は、クリスマスギフト需要などにより、Amazonでは最も製品が売れるシーズンだ。それにもかかわらず、新型Kindleは7~10月の間に、昨年第4四半期のKindle売り上げを上回ったという。 新型Kindleは従来モデルよりも小型で軽く、新しい電子ペーパーを採用してコントラストが向上している。3G+Wi-Fiのモデルと、Wi-Fiのみの廉価版がある。Amazonは間もなく、Kindleに電子書籍の貸し借りができる機能を導入する予定だ。 また、Amazon.comにおいて、Kindle書籍の販売数が紙の書籍を上回る状態も続いているとしている。ベストセラー上位10作において、Kindle書籍は紙の書籍(ハードカバー、ペーパーバッ
[読了時間:2分] 「電子書籍って友達と借り貸しできないからなあ。だから紙の本のほうがいいんだよね」という人がいるが、米Amazon.comは、電子書籍を友人と借り貸しできるようにすると発表した。 Amazonの電子書籍ストアで購入した電子書籍を最長14日間は、友人の電子書籍リーダー機「kindle」や、iPhone、iPadなど向けのkindleアプリ上でも読めるようになるという。ただし貸出中は、自分のkindleでは貸出中の電子書籍は読めない状態になる。年内にもこの機能を追加する予定。 ただすべての電子書籍が貸し借り可能になるわけではなく、この機能に対応させるかどうかは著者や出版社などの権利保持者の判断次第という。 蛇足:オレはこう思う 電子書籍が、また一つハードルをクリアした。 電子書籍より紙の本が優れている理由として、アンダーラインを引けない、ページの角を折れない、余白にメモを書け
読書用のデバイスとしてiPadやKindleが脚光を浴びているが、普及台数で見た場合、これらをはるかに凌駕するデバイスが存在する。そう、iPhoneだ。画面サイズこそiPadやKindleには及ばないものの、携帯性の高さはなにより魅力だし、汎用デバイスとあってポテンシャルも高い。使い方によっては、自炊した書籍データのビュワーとして、専用機にはないパフォーマンスを発揮してくれる。 というわけで、前回のiPad編に引き続き、今回はiPhoneで自炊データを快適に読むためのテクニックについて見ていきたい。 なお文中では特に言及しないが、本稿はiPhoneだけではなくiPod touchも対象としている。3G回線への対応の有無など、iPhoneとの機能の違いなどは適宜読み替えていただきたい。
米Amazonは、「New Yorker誌の特集記事の2倍程度、または一般的な書籍の数章程度」の文量を持つコンテンツを、「Kindle Singles」として取り扱うことを明らかにした。 米Amazonは10月12日(現地時間)、同社のKindle Storeで販売するコンテンツのラインアップとして、雑誌・書籍という観念から脱した文量で構成される「Kindle Singles」を加える予定であることを明かした。 Kindle Singlesは、文量が1万~3万語(約30ページから90ページ)程度のコンテンツで、雑誌の特集と一般的な書籍の中間に当たるボリュームを持ったコンテンツとなる。同社の発表では、Kindle Singlesで想定している文量を「New Yorker誌の特集記事の2倍程度、または一般的な書籍の数章程度」としている。 同社によると、英語圏における雑誌・書籍向けの原稿は1万語
長所:非常にコンパクトで軽量。グレアやコントラストの問題がない、応答の速いタッチスクリーンインターフェース。コントラストが高いE InkのPearlディスプレイ。従来機種よりも性能が高い。ソニーの電子書籍ストアが統合されている。バッテリ寿命が長い(最大2週間)。電子書籍の標準であるePubをサポートしており、図書館からの電子書籍のダウンロードが可能。 短所:Wi-Fiや3Gワイヤレス接続がないため、いったんPCやMacで購入した書籍をドラッグ&ドロップで転送しなくてはならない。KindleやNOOKのWi-Fi版よりも価格が高い。保護ケースが付属していない。Sony Reader向け電子書籍ストアは、AmazonやBarnes & Nobleの電子書籍ストアほど大規模ではない。 結論:ワイヤレス接続がないという問題を我慢できるのであれば、ソニーの「Sony Reader Pocket Ed
電子書籍端末といえば、アップルの「アイパッド」「アイフォーン」などの多機能端末を思い浮かべる人が多いだろう。しかし、急速に電子書籍の普及が進む米国では、反射型の電子ペーパーを用いた専用端末が電子書籍端末の主役。米国で約7割と、圧倒的なシェアを誇るアマゾン「キンドル」がその中心に君臨している。第2位のソニー「リーダー」とのシェア競争を有利に進めており、市場支配力はますます強まる見通しだ。 2009年11月、アマゾンは日本向けにも国際版キンドルを発売した。しかし、本体には日本語を表示するためのフォントが内蔵されていないうえ、日本語書籍の販売も行ってこなかった。そんな中でも、日本における本格展開に備え、ソニー、凸版印刷、KDDI、朝日新聞社の4社出資による日本独自の流通プラットフォーム構想が誕生。日本の電子書籍市場でもアマゾンが圧倒的なシェアを奪う可能性があるため、ガードを固めている状況だ。
ユーザー視点の辛口評価で好評の戸田覚氏による連載。今回はアマゾンの新しいKindleを試してみた。日本語書籍は入手できないけど、PDFビュワーとして使ってみることにした。1万5000円ほどで入手できるKindle、使い勝手はどうだった? Kindleの新モデルが登場した。アマゾンにオーダーを入れておいたら、忘れた頃に手元に届いたので、今回はPDFビュアー端末として紹介しよう。 ご存じのように、残念ながら日本語書籍のコンテンツが入手できない状況なので、本来の役目である電子ブックリーダーとしては、あまり価値を見いだせないのだ。もちろん、英語の本を読みたいというなら、話は別だが。 ところが、今回の新モデルから日本語の表示が可能になり、PDFビュワーとしては問題なく使えるので、そんな用途に利用してみようというわけだ。 新モデルはKindle DXに比べると液晶が小さいが、Wi-Fiモデルなら139
編集部注:今回のKindleレビューは前編、後編に分けて詳しくレビューしていく。本稿はその後編である。 Nookの場合と同じように、無線LANと新しいブラウザの組み合わせによってネットサーフィンはより快適になったが、それでも依然としてややぎこちなく、なめらかとは言い難い。ブラウザは全体的に使いやすくなっており、ウェブページの表示もより適切にレイアウトされるようになっている。しかし、操作ボタンを使ってページ上のリンクをたどっていくのは、少し苦痛な場合もある。また、YahooやGmailのウェブメールアカウントにログインすることもできなかった(実際、Gmailを使おうとするとブラウザがフリーズしてしまい、ソフトリセットしなくてはならなかった)。しかし、このブラウザは、パスワードで保護され、ログインが必要な無線LANアクセスポイントを使ったり、オンラインに接続するために開始画面をクリックする必要
Amazon.comの第3世代Kindle (以下Kindle 3)が好調に売れているようだ。7月28日に予約受付開始してから数日でソールドアウトになり、その状態が今も続いている。 箱を開けると、いきなりKindle 3。オフ状態でも表示を維持できるE Inkディスプレイにスタートガイド Kindle 3の下に説明書 Kindle 3は前世代と同じ対角6インチのE Inkディスプレイを搭載しながら、サイズが21%小さく、17%軽くなった。手に取ると小さくなったと実感できる。持ちやすい。それは軽くなったからだけではない。横幅がKindle 2の135ミリから123ミリになり、ディスプレイを囲む枠の幅が狭くなったものの、Kindleを持ったときに親指で支えるスペースがきちんと確保されている。また背面下部分にくぼみがつけられており、片手(左右どちらでも)でしっかりとホールドできる。持って読むこと
編集部注:今回のKindleレビューは前編、後編に分けて詳しくレビューしていく。本稿はその前編である。 Amazonは8月下旬に同社の電子書籍リーダー「Kindle」の最新版を発売した。ますます競争が激しくなる電子書籍リーダー市場でトップを走るKindleは、どのように進化したのだろうか。前編では、改良点の概要を説明していく。 長所:これまでのKindleよりも、スリムでコンパクトなデザイン。コントラスト比が高くなった改良された画面と、より高速なページ送り。PDFのサポート。Amazonの使い慣れたオンラインストアから入手できる大量の電子書籍、新聞、雑誌、ブログ。組み込みの無料3G無線ネットワークサービス「Whispernet」によるデータネットワークと無線LAN。メモ入力用の組み込みキーボード。3500冊の電子書籍を保存できる、4Gバイトの本体内メモリ(利用可能なのは3.3Gバイト)。8
電子書籍リーダーのKindleを買いました。いま話題の……とマクラを使わないのは、日本じゃまるで話題になってないから。いや意外でしたね、天下のアマゾンがトップページでバナー広告を貼っている商品が、特ダネ!などのワイドショーでも取り上げられないんですからショックー。 なんてね。 アマゾンのホットとはいえない微妙な温度は、買うための手続きからも伝わってくる。まず日本のアマゾンで予約かと思ったら、米Amazonサイトに行ってこいと。アカウントも別扱いで、初訪問なら新規に取らなきゃいけません。クレジットカードは国内のが使えますが、お支払いはドル建て+お安くない送料が上乗せ。1500円以上は送料込みが売りのAmazonでこれは抵抗を感じさせる。しかも納期は1ヶ月以上も先のこと……。 んで1カ月後にやってきたKindle3。梱包を解いてビニール袋もはぐり、画面に貼ってる注意書きがとっ取れない〜と思った
購入前情報Kindle、Fireってどんな製品ですか?Kindle・FireはAmazonコンテンツの利用に特化したAmazon製電子書籍リーダとタブレット機器のブランド。大きく分けて3つの種類があります。 Kindle: 電子インクパネル搭載の電子書籍リーダ・ハードウェア。Fireタブレット: AndroidベースのAmazon 独自OS搭載タブレットKindleアプリ: PC・Mac・スマートフォン・タブレット用に、無料で配布されている電子書籍リーダ・アプリ。本FAQでは、主にハードウェアのKindle・Fireシリーズについて記述しています。 一番の特徴は、モノクロ電子インク(E Ink)パネルの搭載です。電子インクパネルは画面を切り替える時のみ電力を消費し、一度表示された画面は電力を使わずに表示し続けることができます。バックライトを必要としないため、反射光で画面を見る仕組みになって
黒キンドル、使ってみました。これで私は初代からずっと手にしたことになりますね。いえ、そんなにマニアというわけではなく。DXには食指動かずじまいだし。 私のキンドル歴をふりかえりますと… ■初代キンドル 400ドルも出して買いました。初回発送分は売り切れていたので、しばらく待たされた記憶が。その頃は他にこういうのってソニーのEリーダーぐらいしかなくて価格競争してなかったから、400ドルです、と言われたら素直に、ふ〜ん、そんなもんかと納得してました。しかも最初はハードカバーの本が9.99ドルなどというお値段じゃなかったような気がするんですよね。10〜20ドルの本が多かった。 形は角張ってて、なんかリブリエに似て、今から思うとかなり野暮ったいガジェットでした。でもEインクはそれなりにショーゲキ。バックグランドがグレーでもけっこう読みやすいという発見があった。電池も長持ちするのが不思議で。ただ、入
[購読時間:2分] 先日、Techwaveで報じた通り、米Amazon.comは8月26日、日本語表示に対応したキンドルの新モデルの出荷を開始した。発売直後から売り切れとなる人気ぶりで、記事執筆時の納期はおよそ2週間前後となっている。 筆者の所に「Kindle 3G+WiFi」モデルが到着したので、開封から日本語表示、ウェブブラウザのテストなど通じ、気づいたことなどをお伝えしようと思う。 ちなみに上の写真は開封直後のもの。「充電して」といった内容のメッセージがディスプレイに貼り付けてあるが、実はこれ透明シートに印刷されたものではなく、キンドルが表示している。キンドルの電子ペーパーは、一度表示した映像は、電池を消費することなく表示し続けることができるのだ。 ファックスと同程度の描画品質 出荷時に表示されている告知を部分を接写するとこのような感じ。よくみるとジャギーがあり、本の先鋭さには届かな
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