テレビ朝日とサイバーエージェントが設立したインターネット放送局アベマTV(ティーヴィー)が11日、開局した。動画配信サービスの台頭や若者のテレビ離れに危機感を抱いたテレ朝が、IT大手のサイバーに主導権をゆだねて合弁会社を設立。他の動画配信サービスと異なり、テレビではなくスマートフォン主体で、しかも無料で見られる新機軸を打ち出した。 米国から上陸した動画配信サービスのネットフリックスやフールーは有料だが、アベマTVは原則無料。いまの放送と同じく番組中にCMが流れる。パソコンでも見られるが、基本はアプリをダウンロードしてスマホで見る。 スマホユーザーの若者を視聴者に想定。みのもんたさんが司会を務める看板のニュース番組は、テレビを見ない若者をつかまえようと、あえて若者目線の作りにする。釣りやマージャン、ペットなどネットならではのニッチな番組を用意し、全24チャンネルでスタートした。 アベマTVは