インターネット広告の基本手法といえる「リスティング広告」。「ディスプレイ広告」や「Facebook広告」が台頭する中、どのような使い方をすればよいのでしょうか。検索エンジンの進化とともに、進化を続ける「リスティング広告」の今を、ネクステッジ電通の豊泉伶奈さんと渡辺涼太さんに聞きました。 商品の認知度が高いほど、リスティング広告との親和性が高い ――最初に、リスティング広告がどういうものか教えてください。 豊泉:簡単にいえば、Yahoo! やGoogleの検索などでユーザーが検索したキーワードに応じて、検索結果画面に表示される広告のことです。マーケティング上の位置付けでは、ユーザーが情報を探している瞬間を狙ってアプローチする広告手法。広告主には、「ウェブ上の行動は検索が全ての起点になっています。その起点を狙った広告がリスティング広告です」と説明しています。デジタルマーケティングを行う際には必