■けいざいSHINWA 「キーンコーン、カーンコーン」。校舎のチャイムが鳴り、教室の戸が開く。制服姿の女子高校生12人がほほえみ、こちらにウィンクを投げかけてくる――。 話題の動画「High School Girl? メーク女子高生のヒミツ」。2分半の映像は「だれでもカワイクしちゃいます」というメッセージで終わる。昨年10月、動画投稿サイト「ユーチューブ」に登場すると、再生回数は今月26日時点で880万回を超えた。 動画は1分を過ぎ、急に時間を巻き戻し始める。プロによるメイクが落ち、かつらも外されて現れたのは、みんな男子高校生。ツイッターなどのSNSでは「化粧ってすごい」「CMやばい」といった反響があふれる。 つくったのは資生堂だ。違った性別に見せてしまうほどメイクには力があることを、若い人に伝えたい。企画したメディア戦略室の仙田浩一郎(43)は「会社の課題は若者を振り向かせられるか。『お
資生堂、業績下方修正で最終赤字に転落へ ベアエッセンシャルののれん減損 産経新聞 4月24日(水)16時54分配信 資生堂は24日、2013年3月期の業績予想を修正し、最終損益が従来の105億円の黒字から147億円の赤字になる見込みと発表した。同社が13年3月期の業績予想を下方修正したのは4度目。 10年に買収を完了した米国の子会社、ベアエッセンシャルの売上高が計画を下回って推移していることから、のれん代の減損286億円を特別損失として計上することに伴うもの。 ベアエッセンシャルは、4月から社長に復帰した前田新造会長が、以前の社長時代に買収し、グローバル経営の象徴となった会社。今後、世界30カ国にある直営店舗のうち、不採算店舗の閉鎖などを行い、残る店舗や通販事業、小売事業に注力する方針だ。 国内での化粧品事業も売り上げが計画を下回ったとして、連結売上高は25億円減の6775億円に下方
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