金融庁の金融審議会は20日、東京証券取引所の市場改革に向けた方向性を示した。今の東証1部にあたる市場は海外からの投資を集める優良企業に絞る。東証株価指数(TOPIX)も銘柄を絞り込んだ新指数にするのが望ましいとした。成長企業に資金が集まる市場を目指すが、制度作りの時期は見えない。1部から外れる「降格」への企業の反発も強く、金融審も数値基準に踏み込めなかった。実行力を欠けば投資家離れが進みかねない
古屋圭司衆院議院運営委員長ら保守色の強い自民党議員は6日、菅義偉官房長官と首相官邸で会談し、新元号の制定と発表は来年5月1日の新天皇の即位後とすべきだと要請した。政府は改元に伴う国民生活の混乱を最小限にするため、改元1カ月前の公表を想定し、各府省庁の情報システムの移行など準備を進めると決定している。政府と議員側の溝が改めて浮き彫りになった形だ。菅氏は「重く受け止める」と述べるにとどめた。古屋氏
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