もともと文系出身で、大学では会計や経済を学んでいました。ITに本格的に携わるようになったのは社会人になってから。進路にIT分野を選んだ理由は「文系と理系の両方の知識を身に付ければ、掛け算になって自分の特徴になる」と思ったからです。 加えてIT業界は新しい業界なので、古くからある業界よりもチャンスがある気がしました。Windows 95やインターネットが出てきた頃で、世の中にもITに期待する雰囲気がありました。 基本情報処理試験に落ちてしまう そこで1997年に住商情報システム(現SCSK)に就職しました。バブルが崩壊し、就職氷河期で企業が採用を絞っていた時期です。 社会人になってからたくさん勉強しました。4年間一生懸命やれば、大学でIT系の勉強を4年間していた人に追いつくだろうと思っていました。オブジェクト指向に興味を持ち、Javaの勉強をしていました。 特に大変だったのが20代です。会社