MMD研究所は、20~59歳の男女2,201人を対象に「2016年電子書籍および紙書籍に関する調査」を実施致しました。 【 調査結果サマリー(※一部抜粋)】 ■ 電子書籍利用率、無料コンテンツは22.9%、有料コンテンツは16.5%、昨年と横ばい ■ 紙書籍で読書している人は83.0%、購入先は「書店」が85.5% ■ 紙・電子書籍の両方で読書している人の54.0%が「紙書籍のほうが多い」と回答 ・ 調査期間:2016年2月19日~2月21日 ・ 有効回答:2,201人 ■ 電子書籍利用率、無料コンテンツは22.9%、有料コンテンツは16.5%、昨年と横ばい 20歳~59歳の男女(N=2,201)を対象に、電子書籍の購読について聞いたところ、現在利用している人は無料コンテンツで22.9%、有料コンテンツでは16.5%となっており、昨年調査と横ばいの結果となった。 ■ 紙書籍で読書している人
ハートコミックス ソフトバンクグループのSBイノベンチャー株式会社が提供していた無料マンガアプリ「ハートコミックス」が、漫画家・赤松健さんが会長を務める株式会社Jコミックテラスの「マンガ図書館Z」に統合されました。これはどういうことなのでしょうか? 考察してみます。 「ハートコミックス」サービス開始の経緯は? 話は2014年7月10日、「Jコミ」が大幅バージョンアップして「絶版マンガ図書館」に名称変更する記者発表会を行ったころにさかのぼります。この記者発表会には私も行っており、記事にしています。現地で公開。 http://www.wildhawkfield.com/2014/07/blog-post.html Jコミはライト層に弱いため、強いところと手を組みたいと思っていたとのこと。そこで、ソフトバンクグループのSBイノベンチャー(株)と提携して、無料でコミックが読める「ハートコミックス」
マンガナイト代表・山内康裕さんが、業界の内外からマンガを盛り上げる第一線の人々と議論を展開する鼎談シリーズ「マンガは拡張する[対話編+]」。 今回のテーマは「Webマンガと市場構造」。新人マンガ家の育成を担う「トキワ荘プロジェクト」の菊池健さんと、マンガアプリ「マンガボックス」事業責任者の椙原(すぎはら)誠さんのお二人とともに激動のWebマンガ市場が今現在置かれている状況を整理しつつ、これからのマンガ家・編集者・そしてプラットフォームはいかにサバイブしていくかについて縦横無尽に語ります。 ●連載「マンガは拡張する[対話編]」バックナンバー(全11回)はこちら。 [�前編:Webマンガ市場の動向をデータで振り返る] 下降が続く紙コミック誌の売上と、普及が進む電子コミック 山内康裕(以下、山内):こんばんは。今回のテーマは「Webマンガと市場構造」ということで、NPO法人NEWVERY「トキワ
3月25日(日)11時より「AnimeJapan 2018」のトムスブース(東6 ホール J14)にて、ReLIFEステージイベントの開催が決定!小野屋杏役の上田麗奈さんとアニメ制作スタッフによるトークショーを実施!トムスブースにぜひお越しください!--------------------------------AnimeJapan 2018 『ReLIFE』ステージ日時:3月25日(日) 11:00~11:30出演:上田麗奈(小野屋杏 役)、アニメ制作スタッフ内容:トークショー場所:トムスブース 東6 ホール J14※観覧自由※ゲスト及びイベント開始時間は、予告なく変更になる場合がございます。 予めご承知ください。--------------------------------AnimeJapan2018トップページはこちら 3月21日に発売となる「ReLIFE」”完結編”。Blu-ra
CiNii Booksと全国遺跡報告総覧とのデータ連携開始のお知らせ CiNii関係の2015年度最後のリリースはこちら。遺跡リポとの連携は長らくのお約束だったということでようやくの公開となりました。 例えばこんな感じ。 http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00152640http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA3427248X 特定の分野の資料なので関係ある人にはあるしない人には全然ないのですが、CiNii側(?)から見ると今回の連携はBooksにはじめて電子リソースへの直リンクが表示されるという点でものすごく大きな一歩なのです。図書・雑誌の目録であるだけでなくアクセスの面倒まで見るようになったと。 これができるのなら他にも直リンしたい情報はいろいろあるわけで(デジコ…とかHat…とか)、やれるところから順次やっていきたいと思っています。 しかしその一方で
2月8日に非常に刺激的なイベントが開催された。「読書チャンネル」を設け本やマンガに関するニュースの配信も始めたSmartNewsと、小学館の「裏サンデー」が出自となり、ネット発のユニークなマンガをアプリで提供する「マンガワン」、そして、KADOKAWAが二次創作も含めた投稿小説を募集する「カクヨム」の仕掛け人たちが、「オンラインサービスと本のプロモーションを考える会」と銘打って持論を展開したのだ。「ラノベすらネットのスピード感からは遅れている」「本はもはや窮屈なメディアだ」といった言葉も飛び出し、会場に詰めかけた出版関係者たちにも強い印象を残した。このイベントのハイライトをお届けしよう。 オンラインサービスと本のプロモーションを考える会 第2回クロストーク 昨年5月、SmartNewsが「読書チャンネル」を開設するにあたって開かれた同名のイベントの第2回。今回は読書チャンネルのその後の報
デジタルは便利です。 デジタルで漫画を描くようになって「できること」がたくさん増えました。 例えば、一度描いた線が気に入らなければ何度でも修正できますし、「人体のバランスがおかしいな」と思ったら、体の各部分を選択ツールで囲い拡大縮小するなどして調整できます。便利になったことを挙げればキリがありませんが、人類の歴史を省みると、テクノロジーの進化とともに失ったものも多い訳です。 果たして、漫画の絵の場合はどうなのでしょうか?ちょっと検証してみようかと思います。 冒頭のイラストはClip Studioという作画ソフトで描いたものですが、線画の時点ではこんな絵でした。 線画の状態だと、背景の一部が描かれていない中途半端な状態の絵で、どういう状況なのかよくわかりませんね。 しかし、グレーで色付けをしていくとこの原画の意図が分かります。 まずは手前の人物にグレーで色をつけて… 背景にもグレーを塗り、光
前振り:【動画投稿サイトは、著作権侵害のコンテンツを掲載していても、なぜ罪に問われないの?】 YouTubeやニコ動も「違法なアップロードの排除」には取り組んでいるのだと思うのですが、残念ながら私の作品のアニメ版やCDが、今もYouTubeにも大量に、ニコ動にもバンバン掲載されまくっているのが現実です。 ・・・動画投稿サイトは、著作権侵害のコンテンツを掲載していても、なぜ罪に問われないのでしょうか? それは、プロバイダ責任制限法があるからです。 この法律では、権利侵害の被害が発生した場合であっても、その事実を知らなければ、プロバイダは被害者に対して賠償責任を負わなくてもよいとしています。 YouTubeの規約にも、投稿する際はちゃんと「第三者の著作権により保護された マテリアルや、その他の第三者が財産的権利を有するマテリアルが含まれないことに同意」すると書いてありますね。現実は「そんなわけ
ニューヨーク公共図書館のデジタルコレクションに収められている67万点を超えるデジタル画像のうち、パブリック・ドメイン(著作権保護期間切れ)である18万点の高解像度データが、ウェブ経由で簡単にダウンロード&再利用できるようになりました。そのことを伝える今年1月5日付の同図書館のブログ記事には、こうあります。 Today we are proud to announce that out-of-copyright materials in NYPL Digital Collections are now available as high-resolution downloads. No permission required, no hoops to jump through: just go forth and reuse! ニューヨーク公共図書館では以前より、コレクションの低解像度データ
ブックオフコーポレーションは12月21日、書籍レビューサイトと電子書籍作成プラットフォームを運営するブクログを100%子会社化すると発表した。ブックオフ店舗・サイトでのレビューの活用などで相乗効果が見込めるとしている。 ブクログ親会社のGMOペパボから株式100%を1月18日付で取得する。取得額は非公開。 「ブクログ」は会員80万人超、レビュー投稿700万件以上と書籍レビューコミュニティーとしては国内最大級。電子書籍を個人が作成・販売できる「パブー」も運営している。 ブックオフは、同社が展開する中古書籍販売とブクログのサービスとの親和性が非常が高いとして、戦略的な連携で事業シナジーが見込めるとしている。 具体的には、ブクログのレビューをブックオフ店舗とECサイト「BOOKOFF Online」で活用したり、両サイト間の相互送客、実店舗と連動したO2O(Online to Offline)サ
韓国のWebtoon(ウェブトゥーン:日本で言う縦スクロールカラーマンガ)が、米国発で世界中に展開する巨大ネットメディア、ハフィントンポストに提供されています。 単純な翻訳ではない海外のオーダーメード製作 北米マンガ愛好家500万人にラブコール 「韓国ウェブトゥーンには競争力がある」 韓国は国内に大きな漫画市場がなかった反面、ウェブトゥーンでは日本に先行し、それがために海外進出が加速化していることは一般に知られています。 ウェブトゥーンは新しいコンテンツ、韓国発サービス モデル” 「昨年からウェブトゥーンは海外進出を積極的に始めた。 今後10年間で韓流の核心になるだろう」と話すのは、情報通信技術(ICT)民間戦略説明会でのハンソンソクNAVERサービス総括理事。 つまり、国ぐるみで韓国はWebtoonを世界に発信しようとしています。 日本では、お役所がビジネスに口を出すことにはあまり良い印
先日マンガイズムというマンガサイトを運営している株式会社オレモロの方からブログ経由で「あなたのマンガをウチのサイトで掲載させて頂けませんか?」というご連絡をいただきました。 かなり色んな方にメールを送っておられるようで、Twitterで「マンガイズム」と検索すると「怪しい」「詐欺なのか」「どこでメルアドを調べたんだ、怖い」などの否定的な意見が多いのですが、本当に怪しいのかどうか「聞けばわかるさ」ということでお会いしてきました。 果たして怪しいという噂は本当なのか。 ちょっと長いので続きはこちらから ↓ 結論から言いますとマンガイズムさんは「別に怪しくはない。」です。 何かオレオレ詐欺的な犯罪行為で故意に漫画家志望者を騙そうとしている、というような人ではありません。 待ち合わせ時間にきちんと待ち合わせ場所に来て下さいました。 用件を詳しく聞いた上で要約しますと、単に「漫画投稿サイトを作りたい
漫画原作者の猪原賽@iharadaisuke です。個人的に親交のある漫画原作者・星野茂樹さんの作品『解体屋ゲン』は、なぜかコミックスの出ていない人気長期連載作品として一部のマンガ読みの中で話題の作品ですが、今月、漫画作画担当の石井さだよしさんが「過去の全話無料公開」というツイートをし、ネット上での話題となりました。 今回はその“衝撃”を取り上げつつ、「マンガは雑誌で読まない、コミックス待ち」という方に、コミックスがなかなか出ない底辺原作者(=俺)の悲しみを白状したいと思います。 【1】コミックスは必ず出るわけではないんです 1-1:コミックスが必ず出るのは一部の週刊少年誌だけ! 私がこれまで立ち上げた連載は、必ず友人に「読んでね」と連絡して来ました。別に雑誌を買ってもらうよう(そしてアンケートを入れてもらうよう)強要することはありませんが、たったひとつ、受け取った返事で残念に思うことがあ
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