2018年9月頃から第三者に汎用JPドメインがのっとられるドメイン名ハイジャックの事例が相次ぎ、これらは不正なドメイン移管手続きにより発生した疑いがあります。ここでは関連する情報をまとめます。 不正移管の手口 のっとり犯が自身が利用するレジストラを通じて他人が所有するドメインの移管申請を行う。 次のいずれか該当する場合に(一時的に)ドメイン移管申請が行われてしまう恐れがある。 指定事業者が承認確認(不承認含む)を行わない(放置する) 登録者または指定事業者がのっとり犯が行った移管申請を誤って承認してしまう 汎用JPが狙われているのは自動承認ルールを悪用しているためとみられる 移管元指定事業者から承認、または不承認が10日以内に確認取れない場合、自動承認となる。 「汎用JPドメイン名登録申請等の取次に関する規則」第11条第2項に則ったものとされる。 第11条(取次にかかる登録申請等に対する決
汎用JPドメインの登録・管理は日本レジストリサービス(JPRS)が行っており、JPRSは、インターネットイニシアティブやGMOインターネットなどの各指定事業者(レジストラ)からドメイン名の登録手続きなどを受ける。 ドメイン名を登録したいエンドユーザーは、レジストラや再販・取次事業者(リセラー)に申請することになる。 ドメイン名は複数のレジストラやリセラーが登録業務を行うため、あるユーザーがあるドメイン名を取得したくても、他のレジストラでそのドメイン名がすでに登録されている場合がある。 この場合に発生するのが「ドメイン移管」で、手続きに関する規則はJPRSが定めている。 JPRSの「汎用JPドメイン名登録申請等の取次に関する規則」の第11条第2項には、「当社が、指定事業者に対して登録者の意思確認等を依頼した場合、指定事業者がその依頼のときから10日以内に登録者がその意思を有しない旨の回答をし
「ラブライブ!」シリーズの公式サイトで使われていたドメインの登録名義が、アニメ権利元のサンライズに戻っている。 人気アニメ「ラブライブ!」シリーズの公式サイトで使われていたドメイン登録名義が、4月5日未明にアニメ権利元のサンライズ(東京都杉並区)と関係のない他人に変わり、公式サイトが正常に表示できなくなった問題で、同日午後3時すぎにドメイン登録名義がサンライズに戻っていることが分かった。 インターネット上の住所にあたる「ドメイン」の情報を確認できる「WHOIS」で、ラブライブ!公式サイトのドメイン「lovelive-anime.jp」を確認したところ、5日午後3時38分に情報が更新され、ドメイン登録名義が「株式会社サンライズ(SUNRISE INC.)」に変更された。 「ラブライブのページが開けない」──問題の発端は 5日午前2時ごろから、ネット上で「ラブライブのページが開けない」「表示が
2002年に山梨大と統合した山梨医科大ホームページが今春までに、出会い系アプリや風俗情報などを紹介するサイトになっていたことが分かった。ウェブサイトのURLが「.jp」になる全てのドメインを管理する日本レジストリサービスも5日、事態を把握し、サイトの内容が表示されないよう措置した。 このドメインは「yamanashi-med.ac.jp」。末尾が「ac.jp」のドメイン名は、高等教育機関と学校法人のみに使用が許されている。登録者を変更する場合も、有資格者かどうかをチェックする決まりだ。しかし、ドメインの登録者は昨年12月以降、都内の20代男性になっていた。 米非営利団体の記録サイトで確認すると、統合直前の02年9月までは「山梨医科大学」のサイトと明示され、その後しばらくも「山梨大学医学部」「統合に伴い新サイトに移行」と書かれていた。 ドメイン情報を管理する日本レジストリサービスは「ac.j
人気アニメ「ラブライブ!」シリーズの公式サイトが、4月5日未明から正常に表示できない状態になっている。ページを開くと「ラブライブは我々が頂いた!」といったテキストが表示され、別アニメ作品の公式サイトに移動するように仕掛けられている。ラブライブ!の運営チームは「現在原因究明中」としている。 同日の午前2時ごろから、「ラブライブのページが開けない」「表示がおかしい」「ページが乗っ取られた?」といった報告がネット上で相次いだ。実際にページを開くと、本来表示されるアニメ紹介ではなく、以下のテキストが表示される。 「ラブライブは我々が頂いた! 我々がラブライブを入手する際、 手の込んだプログラミングを行なったり、 こっそりとデータを傍受したりする必要はなかった 我々の方法は、移管オファーを行い元所有者が移管オファーを承認しただけだった 元所有者はこれだけであっさりと、ラブライブ!を、我々へと移管して
読者の皆様にはご迷惑をおかけいたします。 ※過去記事については、リダイレクトする仕様になっております。 【UPDATE 2018/11/6 18:50】 リダイレクトについて追記 2013年9月にGamers Geographicとして創設し、2014年6月にAUTOMATONへと名称変更した弊誌は、常に”Veracity in Gaming”、すなわち「正直」「誠実」そして「真相」を目指して運営を続けてきました。 初代編集長として独特のアナーキーさを遺憾なく発揮してみせたN. Yasuda氏、二代目編集長としてAUTOMATONの土台をつくったS. Ishimoto氏、類まれなる才能により数々の名文を残していったR. Kawai氏、そして溢れんばかりのゲーム愛により熱量を込めて記事を執筆しAUTOMATONを支えてきてくれたライター陣。当時の創設メンバーは活躍の場を他に移し、羽ばたいてい
ドメイン取得ならバリュードメイン お知らせ JPドメイン名のドメイン移転、指定業者変更申請の自動承認処理の変更について INFORMATIONお知らせ お客様 各位 平素はバリュードメインをご利用いただき、誠にありがとうございます。 昨今、JPドメイン名におきまして、第三者によると思われる、意図しないドメイン移転、指定業者変更申請が確認できております。 お客様におかれましては、再度ドメインロックが有効であるかご確認いただきますようお願い申し上げます。 これに対応するため、下記の通り、JPドメイン名のドメイン移転、指定業者変更申請の自動承認処理の仕様を変更いたしました。 ■ 対象 ドメイン移転申請、または、指定業者変更申請をした汎用JP、属性型JPドメイン名 ■ 変更内容 (従来) ドメインロックがかかっていない、かつ、承認メールからの手動承認・手動拒否をしない場合、 ドメイン移転、指定業者
Intro 特別なドメインとして予約され、特定の用途で使用可能なドメインとして、 .example .localhost .test などがある。 localhost の Draft や、 gTLD である .dev が Chrome で Preload HSTS になったなどの動きを踏まえ、これらの意味や用途を解説する。 ドメインを利用する上での注意 ドメインは、レジストラなどを通じて取得するため、インターネット上では好き勝手に取得することはできない。 しかし、自分で設定可能な DNS や hosts ファイルなどを使えば、任意のドメインを任意のアドレスに解決させることができる。 例えば、自分が適当にリクエストのテストを行うためのドメインを hosts ファイルに設定し、ループバックアドレスに解決して流していたとする。 このドメインがたまたま実在するものだった場合、そのテストを他のユーザ
追記 (8:39 AM): よく読んだらレジストリでした。 背景 僕はKA.TJというドメインを101domainで購入し、優先度の低いメールアドレスのために運用していました。 このドメインは、今年の4月が有効期限となっていたので2月に更新手続きをしていました。 ところが、いつまでたってもPending Approbal(保留中)という状態から一向に進みません。 サポートチケットを何回か作って、どうなってるんだ、レジストリをせっついてくれ。と言っていたのですが、まったく状況は改善しません。 まぁそんなに急いでなかったので割と放置してたというのもあるんですが、ぶっちゃけ放置してました。 ちなみにTJドメインはタジキスタンドメインです。タジキスタンは2016年10月11日現在の外務省海外安全情報によると”レベル2: 不要不急な渡航は止めてください”ですね。 事件 そういやあれ、いまだにPend
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く