JR京葉線の幕張地区の新駅設置を巡り、千葉県と千葉市、イオンモールで構成する協議会がJR東日本との間で駅舎建設費の費用負担について合意していたことが19日、分かった。方針が未定だったJR東が費用分担に応じることで、2018年度中に新駅の設計に着手できる見通しとなった。交通機能の強化が課題の幕張新都心で、長らく望まれていた新駅構想が実現へ動き出す。関係者によると19日までに、駅舎建設費約130億
JR京葉線の海浜幕張―新習志野駅間に検討されている新駅(千葉市美浜区)の事業費が、概算で約100億円と見積もられていることが、わかった。 千葉県や千葉市などの複数の関係者が明らかにした。JR東日本は基本調査で事業費をさらに精査し、年内に県や千葉市などに示す。今後、費用負担の割合が議論の焦点となりそうだ。 新駅は、県と千葉市、習志野市、イオンモールでつくる「幕張新都心拡大地区新駅設置調査会」が、駅舎規模の検討のほか、事業費や工期を調べる基本調査をJRに依頼。関係者は「概算で100億円前後」と口をそろえる。JRが精査しており、12月にも結果を示す。 ◆海浜幕張の混雑緩和 海浜幕張駅の1日平均乗車人数は2005年度が4万8813人だったが、15年度には6万3225人と約30%増加した。13年に、同駅から約1・5キロの距離にある新駅予定地前に年間約2400万人が訪れる「イオンモール幕張新都心」が開
料金改定について 2023年11月より料金が改定されました。 料金改定の同意からお手続きをお願いします。 JR千葉支社の石川明彦支社長は20日、千葉市美浜区に同日開業した大型ショッピングセンター(SC)「イオンモール幕張新都心」を運営するイオンモールが目指す京葉線海浜幕張-新習志野駅間の新駅設置について、要望があれば前向きに検討するとの考えを示した。 石川支社長は「まだ正式な要望を受けていない」としつつ、要望を受ければ「地元自治体の千葉市とも連携し、前向きに検討したい」とした。近隣に住宅がなく、乗降客の大半が休日中心の商業施設の利用客になる可能性も指摘されているが、石川支社長は「街がにぎやかになることは好ましい。京葉線の活性化にもつながる」とし、住民の有無にこだわらない考えも示した。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く