春の本格的なサイクリングシーズンに向けて、JR千葉支社は4月から、両国駅と房総を結ぶサイクリスト向け専用列車「B.B.BASE(ビー・ビー・ベース)」の運行について、千葉・津田沼両駅からも乗車可能にするほか、降車駅も増やすなど大幅に見直す。寄せられた要望に応えたもので、利便性や魅力を高め、より多くのサイクリストを取り込む考えだ。 B.B.BASEは「房総バイシクルベース」の略称で、自転車を解体せずそのまま持ち込んで乗車できるのが特長。両国駅と房総地域間で、土日に往復各1便を運行。週替わりで内房・外房・佐原・銚子方面へサイクリストを運ぶ。6両編成で定員99人。全席びゅう旅行商品として販売している。 1月6日から運行を開始したが、1・2月は寒さや降雪などの影響で、利用は「目標とする数字にはまだまだ」(西田直人支社長)の状況。暖かくなると見込まれる3月以降は予約が伸びているが、さらに利用を増やす