マンションポエム。マンション広告に見られる詩的なキャッチコピーのことをぼくはそう名付けた。「洗練の高台に、上質がそびえる」(野村不動産「プラウドタワー白金台」)といった名調子のことだ。折り込みチラシや、駅や電車内の広告などでよく見かける。物件のアピールの域を超えたその表現は、ポエムと呼ぶにふさわしい。
多くの人にとって一等地の高級マンションは、高嶺の花。せめて雰囲気だけでも味わいたいと、折り込みチラシや中吊り広告を眺めると、そこには物件とは遊離した美辞麗句が溢れている。これはいったい何を意味しているのか。10年以上にわたり、これらの文言を収集・分析してきた著者が、その秘密を解き明かす。 マンションポエムとは 「ときめくために生まれた。ときめきをシェアする摩天楼」 「人生に、南麻布という贈り物」 「神戸が神戸であることを語るエレメントの数々を美しくアソートした、宝石箱のような輝き」 エキセントリックなこれらの文章は、いずれもマンション広告のコピーである。最初のものは東京建物の「ブリリア 有明SKY TOWER」、二つめは三井不動産レジデンシャル「パークホームズ南麻布ザレジデンス」、最後は伊藤忠都市開発「クレヴィアタワー神戸ハーバーランド」のもの。 スペックをわかりやすく伝えるのではなく、雰
いわゆる「平成の大合併」で、全国の市町村の数は、半分近い約1700に減った。ひらがなやカタカナ、あるいは地理的な実態にあわない名前の市が生まれて、物議を醸したものだ。同時に、いくつかの由緒ある自治体名がなくなった。 ▼地名は「土地の精霊」だとする民俗学者の谷川健一さんは、「ほしいままの命名が横行している」と嘆いたものだ。もっとも、地名に対する日本人の関心が高まったことも事実である。 ▼東日本大震災の後、地名があらためて脚光を浴びている。大災害を経験した先人たちが、「ここは危ないぞ」とのメッセージを後世に残したというのだ。たとえば、地図情報コンサルタントの遠藤宏之さんは、岩手県の釜石や宮城県の塩竃にみられる『カマ』に注目する。「古語の『噛マ』に通じ、津波により湾曲型に浸食された地形を意味する」(『地名は災害を警告する』技術評論社)。 ▼広島市北部の土砂災害で、とりわけ被害が大きかったのが、安
東武鉄道株式会社(本社:東京都墨田区)は、本年4月1日(火)より路線愛称名「東武アーバンパークライン」を導入する東武野田線・清水公園駅前(千葉県野田市)に、戸建住宅を中心とした約500区画(約9.1ha)の大規模分譲開発「ソライエ清水公園アーバンパークタウン」をオープンする。 「ソライエ清水公園アーバンパークタウン」は、「自然を感じる暮らし」「自分らしい暮らし」「コミュニティでつながる暮らし」という3つをコンセプトにしたプロジェクトで、東京から約30キロ圏内と通勤圏にありながら、緑の多い清水公園という街全体の自然環境を活かした、同社としては東武野田線沿線における最大規模の駅前開発となる。 壁紙の一部や庭先のアプローチデッキを住民自ら自由に仕上げることができるほか、専門のスタッフからアドバイスを受けられる工房を設置するなど、「DIY」「ハンドメイド」という考え方を導入。また、駅前広場にはカフ
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