MSXの登場は1983年ですが、ソニーはMSXスタート時からのメンバーです。最初の機種は価格5万4800円、RAM16KBの『HB-55』。他社のMSXとの差別化のために、内蔵ソフトとして『スケジュール管理』、『住所録』、『伝言メモ機能』などが簡単に立ち上げられるようになっており、性能的、価格設定的にはMSXの中でも入門機に位置づけられていました。“コンピューター”という、それまでお茶の間には存在していなかった未来的で新しい家庭用電気製品に、無根拠に何でもできそうな気がして少年少女たちはワクワクドキドキ憧れたわけですが、実際にはゲームで遊んだり、ゲームを作ったりする以外にはこれといって“生活の役には立たない” 存在でした。それでも“ニューメディア”としてコンピューターを何とか家庭に導入させるべく、ソニーの取った戦略は“デザイン”でした。今回はそんなソニーのMSXへの取り組みを紹介しつつ、後
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