日本でもauが商用化を目指しているモバイルマルチメディア放送「MediaFLO」ですが、米国では不振が続いており、開発元のQualcommは運営事業部門の売却も視野に入れているそうです。 MediaFLOはリアルタイムストリーミング放送やファイル配信などを提供するマルチメディア放送規格で、米国ではすでにAT&TやVerizonに加えQualcomm自身も有料サービスを提供しているそうです。しかし、契約数や端末の出荷台数は公開されておらず、苦戦しているのでは、との声も多いとのこと。 日本ではワンセグという対抗馬もあるほか、近年各キャリアが力を入れている無線LAN対応端末を利用すれば、比較的快適にインターネット経由で動画の閲覧も可能。日本でのモバイルマルチメディア放送はどうなるのか、注目していきたいところです。