本コラムでは、中国のドローンビジネスを巡る状況を紹介していきます。現在筆者は深圳大学に滞在しており、今回はそのなかで感じたことを紹介したいと思います。 ドローン業界関係者との距離が世界一近い都市・深圳 深圳大学のキャンパス内や市内の公園では、とくに休日にはドローンを飛ばしている光景を普通に見ることができます。中国では一般に機体重量4kg以下のドローンの場合には、空港や政府機関周辺などの飛行禁止区域を除き、目視内での飛行に申請が必要ありません。このため、大学内の広場や、公園ではPhantomクラスのドローンを飛ばしている光景が頻繁にみられます。下の写真は、深圳大学のキャンパス内でPhantom3 Proを飛ばし、空撮しながらカメラのチェックをしている方々でした。また繁華街・華強北ではPhantomは日常的に飛んでおり、時にはInspireを飛ばしている光景を見ることもできます。 筆者は日本