ロンドン中心部のスマーケッツ社のオフィスで、ランチタイムの休憩を取るスタッフたち(2018年3月12日撮影)。(c)AFP PHOTO / TOLGA AKMEN 【4月6日 AFP】英国内で論争となっている男女間の給与格差や幹部職員に対する高給批判を背景に、ロンドンのある企業は、社員がお互いの給与を決めている。 ブックメーカーのスマーケッツ(Smarkets)は、給与制度の透明性を高める急進的な仕組みを導入した。社員はお互いの給与の額を知ることができ、他の社員に支持されれば昇給のリクエストも出せる。 同社のソフトウエアエンジニアのアンジェリン・ミューレ・マーキス(Angeline Mulet-Marquis)さんは、「大部分の人は自分が望んだものを得ている」と語った。社員の給与は共通して10~30%アップしている。 スマーケッツの新卒エンジニアの給与は4万5000ポンド(約675万円)だ