くまのプーさんが僕らを困らせる? 著作権の保護期間「延長」が日本に与える悪影響 弁護士ドットコム 5月25日(日)11時13分配信 小説や音楽などを保護する「著作権」をめぐるルールが大きく変わることになりそうだという報道が、大きな波紋を広げている。 著作権は、作品を独占的に利用する権利のこと。日本では、著作者の保護と著作物の公正な利用という2つのバランスをとって、「著作権が保護されるのは作者の死後50年まで」と決まっている。ところが、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉の場で、米国が「作者の死後70年間」への延長を要求。日本・カナダなど半数の国が反対していたが、ここに来て「保護期間の延長」の方向で調整に入ったというのだ。 このように、保護期間が延長されることになれば、小説や音楽を愛する一般の人たちには、どんな影響があるのだろうか。また、日本経済への影響は? 著作権問題にくわしい福井健策弁