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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (27)

  • 世界最古の鞍を発見、定説覆す女性所有者に驚き、約2700年前

    中国の洋海(ヤンハイ)墓地から出土したおよそ2700年前の鞍。革を縫い合わせたものに藁や動物の毛が詰められている。精工な作りだが高価なものではなく、地域の牧畜民に日常的に使われていた。(PATRICK WERTMANN) 古ければおよそ2700年前、中国北西部の乾燥地帯で暮らしていたその女性は、まさに馬に乗ろうという装いで、鞍(くら)と一緒に埋葬されていた。獣皮製の外套をまとい、羊毛のズボンと革製の長を履いていた。 中国新疆ウイグル自治区のトルファン市近郊にある洋海(ヤンハイ)墓地で出土したこの鞍は、紀元前700年から紀元前400年ものと推定される。これまで発見された鞍の中では最も古く、誰が何の目的で鞍を使っていたかというこれまでの定説に疑問符が付けられた。(参考記事:「2500年前の墓から完全な大麻草13を発見」) 発見は「驚き」だったと、スイス、チューリッヒ大学の研究者で、学術誌「

    世界最古の鞍を発見、定説覆す女性所有者に驚き、約2700年前
  • カブトムシの密猟が南米で横行、過大な日本の需要

    福岡県青少年科学館の昆虫展で展示されたヘラクレスオオカブト。日のコレクターの間で人気が高い。保全関係者の間では、近縁のサターンオオカブトの個体数が懸念されている。サターンオオカブトも、日など各国でペット需要が大きい。(PHOTOGRAPH BY THE YOMIURI SHIMBUN/AP IMAGES) 「暗い夜でなければいけません」と、レイナルド・サンブラナさんは言った。「まずメス、次にオスがやってきます。土に潜る前に捕まえるんです」 2019年2月、午前3時。ここは、南米ボリビアの首都ラパスの北東60キロにある町コロイコの近くの森。サンブラナさんは、なたで草木を切り倒すと、できた空き地で小さな発電機を動かした。2の棒の間に白い布を張り、その後ろに置いた250ワットの電球が輝き始めた。 そして待つ。1時間ほどたったとき、うなる羽音で静寂が破られた。森の中のまばゆい光めがけて、カブ

    カブトムシの密猟が南米で横行、過大な日本の需要
    Louis
    Louis 2023/08/16
    2020年の記事。
  • 100年間、無視されてきた黒人探検家の偉業

    19世紀から20世紀にわたる探検の黄金時代に活躍した探検家の1人に、米国の貧しい孤児として育った男がいた。彼は数々の偉業を成し遂げたが、人種が理由でその大半が無視されてきた。 男の名はマシュー・ヘンソン。同時代には珍しいアフリカ系米国人の探検家だった。そして彼こそ、北極点に到達した初めての人類だった可能性がある。米国海軍のエンジニアだったロバート・E・ピアリとの壮絶な冒険が、印象的な写真に残されている。 「私は世界の頂点に座った初めての人類だと思う」と探検家マシュー・ヘンソンは述べている。この写真は、1908年にカナダのエルズミア島で撮影されたもの。(PHOTOGRAPH BY ROBERT E. PEARY, NATIONAL GEOGRAPHIC)

    100年間、無視されてきた黒人探検家の偉業
    Louis
    Louis 2021/12/18
    「男の名はマシュー・ヘンソン。同時代には珍しいアフリカ系米国人の探検家だった。そして彼こそ、北極点に到達した初めての人類だった可能性がある」
  • 寄生虫ハリガネムシがカマキリを操作、驚きの謎の一端を解明

    寄生生物は、自然界にあまねく存在する。すべての野生動物は、少なくとも1種の寄生生物に寄生されていると言われるほどだ。それら寄生生物の中には、自らの利益になるように、寄生相手(宿主)の形や行動を変えてしまう種がたくさんいる。 これは、宿主操作とよばれており、多くの生物学者を魅了してきた。寄生生物による宿主のゾンビ化やマインドコントロールとも言われ、一般書でもたびたび紹介される。しかし、ほとんどの事例で、宿主操作の仕組みは謎に包まれている。 我々の身近なところでは、秋になると、水辺をふらふらと歩くカマキリをみかけることがある。このカマキリを眺めていると、自ら水に入っていく。フランスのある地域では、夏の夜になると、たくさんのコオロギが森から出てきて、次々に水泳プールに飛び込むそうだ。 いずれの場合にも、水に入ったカマキリやコオロギを観察していると、お尻からにゅるにゅるとひも状の生物が出てくる。こ

    寄生虫ハリガネムシがカマキリを操作、驚きの謎の一端を解明
    Louis
    Louis 2021/11/16
  • 9人が怪死「ディアトロフ峠事件」の真相を科学的に解明か

    1959年2月26日、ディアトロフ峠で遭難した登山グループのテントを調べるソ連の捜索隊。テントは内側から切り開かれ、多くのメンバーがを履かずに下か裸足で外に出ていた。(PHOTOGRAPH COURTESY OF THE DYATLOV MEMORIAL FOUNDATION) 60年以上前のロシア(当時はソ連)で起きた悲惨な出来事は、秘密の軍事実験やイエティ、さらには地球外生命体との接触まで、さまざまな陰謀論を産み出してきた。しかし現時点で最も納得でき、最も理にかなっていると思われる仮説は、自動車事故の実験や映画『アナと雪の女王』で使われたアニメーションをヒントにした雪崩のシミュレーションにもとづくものだ。 スイスの2人の研究者が2021年に発表したデータは、9人の雪山登山者にむごたらしい死をもたらしたのは、不思議なほど規模の小さい遅発性の雪崩が原因だった可能性を示唆していた。雪山で

    9人が怪死「ディアトロフ峠事件」の真相を科学的に解明か
    Louis
    Louis 2021/02/01
    「ヒントは『アナと雪の女王』に」の話の中で「(ウォルト・ディズニー・カンパニーはナショナル ジオグラフィックパートナーズの主要株主です)」と記す誠実さ
  • ロシア極東の「イルカ監獄」97頭の解放が完了

    2019年11月10日、ロシア極東の海に作られたいけすに大量のシャチとシロイルカが閉じ込められていた通称「イルカ監獄」問題で、ロシア政府は残されていたすべての動物を解放したと発表した。 全ロシア漁業海洋学研究所(VNIRO)は、50頭のシロイルカ(ベルーガ)を3グループに分け、 収容施設からおよそ100キロ離れたウスペニヤ湾まで10日間をかけて輸送した。ウスペニヤ湾はシロイルカの来の生息地でないが、天候と資金調達の制約があるなかで最善の選択を取ったと、当局は述べている。 動物保護団体は解放場所が「理想的でない」とする声明を発表、その海域に北朝鮮の狩猟船がいることを指摘している。 6月時点で47頭がすでに解放されていたため、今回の措置によって4カ月半にわたる97頭すべてのシャチとシロイルカの解放が終了した。 (この記事は、2019年6月25日に公開した記事に最新情報を追加したものです) ロ

    ロシア極東の「イルカ監獄」97頭の解放が完了
  • バイキングの豊かな多様性、大規模DNA分析で明らかに

    ポーランドのボリンで開催されたスラブ民族とバイキングの祭典で、鎧を身につけて接近戦を再現する演者たち。バイキングは人々の想像力をかき立てる存在だが、その歴史は意外に複雑だ。(PHOTOGRAPH BY DAVID GUTTENFELDER, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 「バイキング」と聞いて私たちが思い浮かべるのは、木製のスマートな船に乗って北欧の海岸線を略奪していた、亜麻色の髪をしたスカンディナビアの屈強な戦士だろう。 バイキングについては、複雑な血統をもつ海の冒険者を称える古い物語が数多く伝えられているにもかかわらず、彼らは「純粋」な血統をもつ独自の民族または地域集団だった、という神話が今でも根強く信じられている。しかし、バイキングを象徴する角つきの兜と同じく、これは19世紀後半のヨーロッパで燃え上がった民族主義運動が生み出した悪しき神話にすぎない。バイキングの

    バイキングの豊かな多様性、大規模DNA分析で明らかに
    Louis
    Louis 2020/09/19
    「バイキングの優位性によりヘイトを正当化し、固定観念を永続させようとする白人至上主義者の間では、こうした虚構が今もなお称賛されている」これ多分、日本人にとって他人事じゃない。
  • 【解説】最大級の淡水魚ハシナガチョウザメが絶滅

    生きたハシナガチョウザメ(Psephurus gladius)は2003年を最後に目撃されておらず、絶滅したと考えられる。捕獲や目撃例が少なく、写真をほとんど残さないまま早すぎる死を迎えた。(PHOTOGRAPH BY QIWEI WEI) ハシナガチョウザメ(Psephurus gladius)や近い仲間が地球上に登場してから2億年以上になる。中国、長江(揚子江)を生息域とし、体長7m以上になるこの魚は、想像を絶する大変動を生き抜いてきた。恐竜や首長竜などが大量絶滅した時代にも耐えた。顕花植物(花を咲かせる植物)が進化したのも彼らの登場以後であり、長江の川岸にも繁茂するようになった。 それから竹が、もっと後にはジャイアントパンダが登場した。さらにここ数千年で(進化の歴史ではほんの一瞬だ)陸地は人間であふれ、中国の人口は世界一になった。一方、ハシナガチョウザメは太古の昔と変わらず、長江の濁

    【解説】最大級の淡水魚ハシナガチョウザメが絶滅
    Louis
    Louis 2020/01/11
    「「非難に値する、取り返しのつかない損失です」と、研究チームを率いた中国水産科学研究院の危起偉氏は言う。この魚を何十年も探し続けてきた科学者の1人だ」凄い名前
  • 第1回 依存症は厳罰主義では解決しない

    薬物依存、とりわけ、覚せい剤の乱用は、現在の日社会におけるひとつの大きな問題だ。 厚生労働省によれば、平成になってからの四半世紀、覚せい剤取締法違反で検挙された人数は時に2万人、近年、減少傾向にあるとはいえ毎年1万人以上を数える。これは、違法薬物の中で圧倒的な1位で、2位の大麻にくらべて常に数倍にのぼる(いずれも輸出入や製造・栽培についての検挙も含まれているので、単純に使用したことで検挙された人の数ではないことには留意)。 社会的な関心も大きい。 例えば、芸能人が、覚せい剤を使って逮捕されたとする。 ワイドショーはもちろん、ニュース番組ですら、時に政治や国際問題よりも多くの時間をさいて伝える。スポーツ紙や週刊誌は、さらに強い関心を寄せるかもしれない。 「転落への道」「心の闇」などといった紋切り型の言葉を使い、「信頼を裏切った」「ファンに申し訳が立たない」と断罪することも多い。 「いち早い

    第1回 依存症は厳罰主義では解決しない
    Louis
    Louis 2019/11/07
    『バリバラ』の「教えて★マーシー先生」に出演されてた先生だ
  • 青く輝くタランチュラの新種発見、スリランカ

    新たに発見されたタランチュラのメスは鮮やかな青色の脚を持つ。一方、オスは地味な茶色をしている。(PHOTOGRAPH BY RANIL P. NANAYAKKARA) 宝石の国と呼ばれる島国に、宝石のようなタランチュラがいた。メスはドーナツを抱え込めるほど大きく、柔らかい毛に覆われた体はターコイズブルーに輝いている。このクモは先日、学術誌「British Tarantula Society Journal」に新種として報告された。 発見された場所は、スリランカ南西部の、周囲を茶葉とゴムの農園に囲まれた雨林地帯だ。糸で壁の内側を覆った筒状の巣穴で暮らしており、動きは素早く攻撃的で、地下の巣に近づいた不運な昆虫を餌にする。体長はおよそ13センチ弱。大きくて鮮やかな青色を身にまとった姿は珍しい。(参考記事:「角もつタランチュラ アフリカで新種で発見」) 事実、生物学者ラニル・ナナヤッカラ氏の目を

    青く輝くタランチュラの新種発見、スリランカ
    Louis
    Louis 2019/09/02
  • 「アマゾンは地球の酸素の20%を生産」は誤り

    ブラジル、ロンドニア州ポルトベーリョ近くのアマゾンの航空写真。2019年8月21日に撮影。(PHOTOGRAPH BY UESLEI MARCELINO/REUTERS) アマゾンで猛威を振るう森林火災のニュースが先週から世界中を駆け巡っている。だが、アマゾンの熱帯雨林の重要性を伝える際に、誤解を招く主張が何度も繰り返された。それは、地球の酸素の20%をアマゾンが生み出しているというものだ。 この主張は米CNN、米ABCニュース、英スカイニュースなどの報道で取り上げられたほか、フランスのマクロン大統領や、米上院議員で2020年の大統領選に出馬表明しているカマラ・ハリス氏、俳優で環境保護活動家でもあるレオナルド・ディカプリオ氏など、政治家や著名人のSNSでも散見された。また、アマゾンの森林は「地球の肺」という表現も、同じようによく使われている。 アマゾンの火災によって世界の酸素供給が危機にさ

    「アマゾンは地球の酸素の20%を生産」は誤り
    Louis
    Louis 2019/08/30
    「木は酸素の生産者であり、消費者でもある」
  • 800人分の骨が見つかった謎の湖、DNA分析した

    ヒマラヤ山脈、ループクンド湖の岸に人骨が散らばっている。(PHOTOGRAPH BY HIMADRI SINHA ROY) インド、ヒマラヤ山中の人里離れた高地に、考古学史上でも屈指の謎に満ちた湖がある。およそ800人分もの人骨が見つかっている「骨の湖」ループクンド湖だ。 この湖で、過去にいったい何があったのか。解明に挑んだ研究結果が8月20日付けで学術誌「Nature Communications」に発表された。しかし結果は、その謎をさらに深めるものだった。(参考記事:「古代エジプト、人骨が語る過酷な暮らし」) 驚きの分析結果 2000年代の初めに予備的なDNA研究がなされ、ループクンドの死者たちは南アジアにルーツがあるという結果が出た。また、放射性炭素年代測定により、人骨は紀元800年頃のものとされ、全員が1回の出来事で亡くなったと考えられてきた。(参考記事:「古代南欧で謎の「男性大量

    800人分の骨が見つかった謎の湖、DNA分析した
    Louis
    Louis 2019/08/25
    「インド、ヒマラヤ山中の人里離れた高地に、考古学史上でも屈指の謎に満ちた湖がある。およそ800人分もの人骨が見つかっている「骨の湖」ループクンド湖だ」「怒った神が「鉄の玉」を落とした?」
  • 「汗をかいてデトックス」はウソだった、研究報告

    ニューヨーク市で遠赤外線サウナを楽しむ女性。遠赤外線サウナには様々な健康効果があるが、汗で毒素を排出できるといううたい文句は科学的に証明されていない。(PHOTOGRAPH BY LAUREL GOLIO, REDUX) 発汗は、今や健康や美容のトレンドになっている。遠赤外線サウナからホットヨガまで、タオルが汗でびっしょりになるアクティビティはリラクゼーション効果があるだけでなく、体の毒素を排出して健康を保つとも言われている。 だが、汗をかいて毒素を排出するという説は、汗をかいて弾丸を搾り出すというのと同じくらいありえない話であることが、最新の研究で明らかになった。科学者たちも長年密かに疑っていたことだが、汗と一緒に毒素も排出されるというのは、都市伝説に過ぎなかった。 人間が汗をかくのは体温を下げるためであって、老廃物や有毒物質を排出するためではない。その役目を負うのは、腎臓と肝臓である。

    「汗をかいてデトックス」はウソだった、研究報告
    Louis
    Louis 2019/08/03
    「汗をかいて毒素を排出するという説は、汗をかいて弾丸を搾り出すというのと同じくらいありえない話であることが、最新の研究で明らかになった」例えがアメリカン
  • 「SNS映え」が動物たちを追い詰める

    タイのバンコク近郊にあるサムットプラカーン・ワニ園&動物園では、4歳になるゾウのグルアイ・ホムが鎖でつながれている。腫れた右の前脚に体重をかけずに立つ姿や、床に寝ることでついたこめかみの傷が痛々しい。PHOTOGRAPH BY KIRSTEN LUCE 外国旅行をする人の数は、今や15年前の2倍。急成長を遂げる世界の観光産業のなかでも、動物との触れ合い体験は巨額の利益をもたらす目玉事業だ。フェイスブックやインスタグラムなどのインターネットの交流サイト(SNS)が、そのブームに火をつけた。 自撮りをするバックパッカーや観光バスに乗るツアー客、さらにはSNSを通じて情報を発信し、人々に大きな影響を与える「インフルエンサー」によって、旅先での体験は瞬時に世界中と共有される。20~30代の若い世代は、ほとんどが旅行中にSNSを利用している。彼らの自撮り画像は、インターネット上で一気に拡散される強力

    「SNS映え」が動物たちを追い詰める
    Louis
    Louis 2019/05/29
    これはメディア側にも言えるのでは
  • サメの赤ちゃんが「陸の小鳥」を常食、研究

    バハマ沖を泳ぐイタチザメ。イタチザメは死骸を探す名人で、特に視覚と嗅覚が優れている。(PHOTOGRAPH BY BRIAN J. SKERRY, NAT GEO IMAGE COLLECTION) イタチザメは熱帯の海を代表する捕者だ。体長4.5メートルを超えるどう猛なサメで、ウミガメからゴムのタイヤまで、何でもむさぼりう旺盛な欲の持ち主でもある。(参考記事:「海のハンター イタチザメに会いたい」) 最新の研究によれば、そのイタチザメの子どもは、さらに奇妙なものをべるという。裏庭でよく見かける鳥たちだ。 研究リーダーのマルクス・ドライモン氏がこの事実を発見したのは2010年。メキシコ湾の調査プロジェクトで小さなイタチザメを捕まえたときのことだ。(参考記事:「サメが鳴き鳥を捕、メキシコ湾岸」) 米ミシシッピ州立大学で海洋漁業の研究を行うドライモン氏は「体の大きさと重さを測定するた

    サメの赤ちゃんが「陸の小鳥」を常食、研究
    Louis
    Louis 2019/05/24
    「研究リーダーのマルクス・ドライモン氏がこの事実を発見したのは2010年」
  • 第6回 なぜ薬物使用疑惑をスクープにしてはいけないのか

    覚せい剤をはじめ、違法な薬物の事件報道が時おり世間を騒がせる一方で、薬物依存症は治療が必要な病気でもある。それはギャンブル依存症などでも変わらない。では、依存症はどんな病気で、どんな人がなりやすく、どうやって治すのだろうか。日における薬物依存症の治療と研究のパイオニアである松俊彦先生の研究室に行ってみた!(文=川端裕人、写真=内海裕之)

    第6回 なぜ薬物使用疑惑をスクープにしてはいけないのか
    Louis
    Louis 2018/09/12
    明日の報道のされ方が心配。
  • 古代ローマ期の英国に中東から来た男、剣闘士か

    英ヨーク、ドリフフィールド・テラスで発見された古代ローマ時代の人骨。内耳が埋まった密度の高い骨から遺伝学者がサンプルを取り、古代人のDNAを抽出した。(PHOTOGRAPH BY YORK ARCHAEOLOGICAL TRUST) 英国イングランド北部に位置する町ヨークは、かつてローマ帝国が辺境に建設した主要な植民地の一つだった。この地にあるローマ時代の墓地から出た人骨を分析した結果、当時のヨークでは地元出身者だけでなく、はるか遠方からの移住者も行き交っていたことが分かった。(参考記事:「イングランド、地中に眠る騎士の財宝」) 研究成果は、1月19日付の科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」に掲載された。アイルランドにあるダブリン大学トリニティ・カレッジの遺伝学者ダン・ブラッドリー氏らの研究チームは、墓地から見つかった7つの頭骨にある、内耳を収める高密度の骨からDNAを採取して分析。

    古代ローマ期の英国に中東から来た男、剣闘士か
  • ナショジオは人種差別的だった、米版編集長が声明

    1916年に、ナショナル ジオグラフィックの全ページを割いて特集されたオーストラリアの記事には、先住民は「未開人」で「全人類の中で最も知能が低い人々」と書かれていた。(PHOTOGRAPHS BY C.P. SCOTT (男性); H.E. GREGORY (女性); NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE (2点とも)) 1930年11月2日、アフリカのエチオピアで催された皇帝ハイレ・セラシエ1世の戴冠式に、ナショナル ジオグラフィック誌は記者と写真家を派遣した。 トランペットに振り香炉、司祭に槍を持った戦士たち。絢爛豪華な式典の様子は、83枚の写真とともに1万4000語の記事となって誌に掲載された。 だが、もし1930年に黒人男性のための同様の儀式が、エチオピアではなく米国で開かれていたとしたら、記事になることはまずなかっただろう。さらに言えば、もしハイレ・セラシエ

    ナショジオは人種差別的だった、米版編集長が声明
  • 有名なバイキング戦士、実は女性だった

    兜、鎖かたびらを身に着け、恐るべきバイキングの姿を再現する人々。(PHOTOGRAPH BY DAVID GUTTENFELDER, NATIONAL GEOGRAPHIC) 今から1000年以上前、現在のスウェーデン南東部にあたるビルカという都市で、裕福なバイキングの戦士が葬られた。立派な墓には、剣と矢じりが添えられ、2頭の馬も一緒に埋葬されていた。バイキングの男にとって理想的な墓である……たいていの考古学者はそう考えていた。 ところが、研究者が遺骨のDNAを解析したところ、予想外の事実が確認された。墓の主は、女性だったのだ。 研究結果は、2017年9月8日付け学術誌「American Journal of Physical Anthropology」に掲載された。ヨーロッパ全土で何百年にもわたって交易と奇襲を行ってきた中世の船乗り、バイキングのありようについて、考古学者の間に驚きが広が

    有名なバイキング戦士、実は女性だった
    Louis
    Louis 2017/09/17
    「膝の上にゲームの駒がありました」と話している。「彼女が戦術を立てており、リーダーだったことを示唆しています」」『キングダム』の河了貂みたい
  • ワシの背中にカラスが! なぜこんなことに?

    ワシの上でホバリングするカラス。専門家によれば、おそらく攻撃の真っ最中だという。(PHOTOGRAPH BY PHOO CHAN, MEDIA DRUM WORLD) 米国カリフォルニア州を拠点に活動する写真家プー・チャン氏が、飛んでいるハクトウワシの背中でくつろぐカラスを写真に収めた。いったい何のために乗ったのか。専門家に聞いた。(参考記事:「命を失わずに野生動物の傑作写真を撮る方法」) 米コーネル大学鳥類学研究所でカラスの行動を研究するケビン・マッゴーワン氏は、背中に乗ることができるほど近づいていたということは、おそらく攻撃するつもりだったのだろうと分析する。

    ワシの背中にカラスが! なぜこんなことに?
    Louis
    Louis 2017/05/05
    烏のナポレオンコンプレックスについて。この写真を撮ったプー・チャン氏の他の写真も見てみたい、探してみよう。