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ブックマーク / kmiura.hateblo.jp (6)

  • イデオロギー - kom’s log

    気温が摂氏15.0度である。これは測定値であり、厳密に測定された値である。一方、15.0度の屋外において半袖で1時間過ごしたときにどれだけの人間が風邪をひくか、という統計値があったとする。仮に100人に1人が風邪をひく、という結果だったとする。なにもしなくても健康の不注意から風邪をひくことはあるわけで、このことを勘案した上での解析結果、余剰のリスクである、とする。 あなたは15.0度の屋外で半袖のまま1時間過ごすべきだろうか。この国は妙な国で、国をあげて半袖で外で過ごすことを奨励している。薄着は健康の増進に役立ち、ひいては社会を安定させることになる、と考えられているからである。「半袖で社会貢献」などといった標語まであり、街角でそんなノボリをみかけることもある。 来科学者は、計測することしかできない。あくまでも計測。数字をだす。とはいえ、ある科学者は「100人に1人しか風邪を引かないんだっ

    イデオロギー - kom’s log
    Midas
    Midas 2013/01/29
    買い占めは単なる購買1)金持ちだけが買い占めれる2)「私は理性的な市民だが誰かが買い占めると困るから私も買い占める」他者を想定するがゆえイデオロギーから1歩も出てない。擁護すべきは買い占めでなく略奪id:kmiura
  • 承前「反日上等」 - 2009-08-08 - kom’s log

    近況 仕事のスタイルがすごく変ってしまった。激変である。 ケータイをポケットにいれたまま洗濯してしまった。いままで燃したことと川に投げ捨てたことはあるのだが、かようなるウッカリははじめてなので情けない。デシケータで低圧下にしばらく放置する予定。 水村美苗の「日語が亡びるとき」をついに読んだ。仲俣さんの詳細な批判がほぼあたっているし、日人は全員読めって某売れっ子ブロガーが絶叫していたが、これはやはり間違い。後半に行くにつれ、神がかってきて大変な状態。最後の章などはしかられているような気分で、なんでオレがおこられなきゃいけないんだ、という気分になった。なお、村上春樹批判であると仲俣さんもいっているが、この点を私も強く感じた。 しかしながら「小説」における主人公である東太郎のヨウコとの関係は、自分と母語である日語の関係の隠喩であるという記述。水村美苗の小説の大ファンである私はこの部分に

    承前「反日上等」 - 2009-08-08 - kom’s log
    Midas
    Midas 2009/08/09
    選挙応援の話だけ感想を述べとく。認識が浅い。事務所は上前をはねるのが仕事。対談は当然、営業活動だったろう。ポスターの件は不明だがそれが原因で損(CM等)になる動きをする訳ない。人権も本人の意志も関係ない
  • 近況 - kom’s log

    突貫工事のプロジェクトがどうにかおわりそう。この2週間ほぼそれしかやってなかった。飯をちゃんと作る暇もないし、睡眠時間が少なくていやになった。 冬は現地越冬、ということになりそうなのだが、姉が年末に遊びにくるのだとか。 東氏の発言に関しては自分の中ではその構図と問題点に決着がついた*1。いろいろな人が発言していたけど、白眉は難破船の人sk-44さん*2の『ポストモダン・リヴィジョニズムと虐殺否定論』と、swan_labさんの記事『東浩紀氏フルボッコ』のコメント欄、swan_labさんとNakanishiBさんのやりとり(なぞなぞ認証がついているんでみれない人もいるかもしれない)だった。私なりの結論のひとつとしては、こうした議論の経緯もどこかにまとめをつくったほうがいいということになるのだけど…無駄になるかもしれないけど、放流はきちっとするというのが基的態度ではなかろうか。なお、まとめでは

    近況 - kom’s log
    Midas
    Midas 2008/12/12
    この論争を「典型的な歴史学」枠組で語るのは矮小化の危険があると思う。現実は遥か先を行ってる。マクドナルド上級ブランド新店舗の席はコルビジェLC2。資本はバカでない。批判者の大半が同じ蟻地獄へ堕ちてる
  • 本のリンク ホロコーストとポストモダニズム - kom’s log

    デリダを通ってしまうと、歴史的真実とか言えなくなる/言うということはデリダを裏切る このあたりの話のことだけど、東氏の”実感”はさておいて次のにデリダ、ポストモダニズムとホロコーストの関係が詳しく書かれているみたいなんで(2004年出版だそうです)、今回「ポストモダニズムは敵」と思ってしまった人は読んでみたらいいかもしれない。 ポストモダニズムとホロコーストの否定 (ポストモダン・ブックス) 作者: ロバートイーグルストン,Robert Eaglestone,増田珠子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2004/09/28メディア: 単行購入: 3人 クリック: 28回この商品を含むブログ (13件) を見る というかわたしは読もうかな、と思っている。ユダヤ人のデリダがそんなに軽く「ホロコーストは真実とはいえない」ということは当然ないだろうし、究極の他者である"死者"、というところか

    本のリンク ホロコーストとポストモダニズム - kom’s log
    Midas
    Midas 2008/12/08
    レヴィナス経由でアングロサクソン側から読めば確かにその通り。同種の主張は原語でよければ他にもある。個人的にはこれらに徹底操作の名称を与えることに不満。理由はここには書かない←追記有。やはり別の本の紹介
  • バーベキュー - kom’s log

    夏になるとヨーロッパの人々はやたらとバーベキューをしたがる。週末になるとバーベキューやりまーす、ぜひご一緒にという具合のメールが舞い込んできて、またかよ、と思う。友達には会いたいのでしぶしぶ会場に赴く。煙たなびく会場に到着し、さあさあ、と紙の皿をおしつけられ、ビールはいかが?と生ぬるくなったビールを与えられる。うへ、ぬるい。トム・ウェイツの歌"Warm beer, cold woman"などを哀れっぽく口ずさみながら座る場所はないかと探すが希少なるいすはすべて占領されしかたなく立ちんぼ。野外で飯をうのは野蛮人であると私は思う。露天で火をおこして肉を焼き、グリルをかこんでガツガツと生焼けの肉を貪りう、ビールを瓶のままあおってガハハ、外でう肉はうまいのお、そおだのお、である。ああこの肉片、台所で料理したほうがどれだけ美味いのに、と切れぬプラスチックのナイフでごしごしと肉を断片にしながら私

    バーベキュー - kom’s log
    Midas
    Midas 2008/07/28
    欧米においてはバーベキューだが、わが国、日本におけるそれはバイキングに他ならない(談・ギャル曽根)
  •  ル・モンドの『蟹工船』 - kom’s log

    先日触れたル・モンドの『蟹工船』に関する記事、屋さんが翻訳なさっていたのにやっと気がつきました。休暇に入る前にさくっとなさるとはさすが。 → 蟹工船に関するル・モンド記事翻訳@ね式(世界の読み方) 《このには、ヒーローも中心的人物もいない》、と出版社にあてた原稿にそえられた手紙に、タケジ・コバヤシは書いている。原稿は登場人物のひとりの以下の一言で始められている:《Allons, partons pour l'enfer !/訳;さあ、地獄に向かって旅立とうじゃないか! 》 <・・・> タケジ・コバヤシが勉学した、オタル(ホッカイドウ)商科大学が開催する、作家の死後75年を記念するエッセイ・コンクールの年優勝者は、不安定労働市場にもまれた25歳の若い女性で、こう書いている:『蟹工船の男たちは奴隷のように働いていたが、闘争を共有した。今日、わたしたちはひとりずつ見えない手によって“転落

     ル・モンドの『蟹工船』 - kom’s log
    Midas
    Midas 2008/07/25
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