米政治サイト「ポリティコ」は16日、2021年1月の連邦議会襲撃事件を調査する下院特別委員会がトランプ前大統領の刑事告発を検討していると報じた。19日の委員会で告発の可否を投票で決める方針だという。司法当局は既に20年の大統領選の結果を不法に覆そうとした疑いでトランプ氏を捜査しており、特別委が告発に踏み切ったとしても象徴的な意味合いが強い。 報道によると、特別委の小委員会は、トランプ氏に関して、反乱の扇動、公的手続きの妨害、米政府に対する詐欺の共謀などの容疑で刑事告発するよう提案した。トランプ氏の側近らも告発される可能性がある。