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お役立ちと映画に関するcastleのブックマーク (12)

  • 日本映画界に喧嘩を売る庵野秀明の超インディーズビジネス: シンジの“ほにゃらら”賛歌

    エヴァが超大ヒットしてるのはめでたいんですが(9/1現在で35億円) 東浩紀・伊藤剛・竹熊健太郎らによるヱヴァ鼎談での竹熊氏の発言に映画興行ウォッチャーとしての血が騒ぐ。 「聞いた話だと、映画界はヱヴァに対して騒然としてるらしい。(ファンとはケンカしてないが)配給会社にはケンカ売ってるのかもしれない。庵野さんはマスコミに対しても厳しくて、画像を使用するだけでも、やりすぎと言っていいくらいの検閲をしてたりする。完結してから、当は何をやっていたのかを訊きたいですね」ー竹熊健太郎 映画ファンであると同時に映画興行にも関心がある自分としては、今のヱヴァンゲリヲン新劇場版の興行配給形態がどうなっているのか興味がある。ぶっちゃけていえば自主製作自主配給という異例の形でのこれまた超異例の特大ヒットで庵野秀明率いるスタジオカラーの“銭”の取り分が気になる。 なぜスタジオカラーは自主製作自主配給という世界

    castle
    castle 2009/12/05
    「自主製作自主配給」「興行サイドが、こぞってエヴァを上映したがるのは、ショップに並べた関連商品の売上の凄まじさにある」「ヱヴァを上映出来たシネコンと、出来なかったシネコンでは、もの凄く成績に差が出た」
  • 超映画批評『96時間』85点(100点満点中)

    『96時間』85点(100点満点中) Taken 2009年8月22日、TOHOシネマズ 有楽座他 全国ロードショー 2008年/フランス/カラー/93分/配給:20世紀フォックス映画 監督:ピエール・モレル 製作・脚:リュック・ベッソ 脚:ロバート・マーク・ケイメン 出演:リーアム・ニーソン ファムケ・ヤンセン マギー・グレイス 史上最強のお父さんが登場 アイデアが枯渇気味で、四六時中知恵を絞ってうんうん唸っているハリウッドのプロデューサーらは、『96時間』を見て目からうろこが落ちたのではないだろうか。 特筆すべきは驚くべきシンプルさ。なんのひねりもない、まっすぐ一直線なストーリー。それなのに、異様に面白い。忘れていた娯楽映画の原点を思い知らされる作は、米国民にも大受けし、見事その週の興行ランキング一位を記録した。 かつて秘密工作員として腕を鳴らしたブライアン(リーアム・ニーソン)

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    castle 2009/08/24
    「誕生パーティーで父親へのやさしさを示す場面を挿入しておくことで、観客はこの娘を「なんとか許せるオチャメな少女」として認識。これにより、「この娘を救うためなら何でもやってよし」との同意が形成され」
  • 超映画批評『セントアンナの奇跡』70点(100点満点中)

    『セントアンナの奇跡』70点(100点満点中) MIRACLE AT ST. ANNA 2009年7月25日、TOHOシネマズ シャンテ、テアトルタイムズスクエア他全国ロードショー 2008年/アメリカ/カラー/160分/配給:ショウゲート 監督:スパイク・リー 原作・脚:ジェームズ・マクブライド 出演:デレク・ルーク マイケル・イーリー ラズ・アロンソ ジョン・タトゥーロ オマー・ベンソン・ミラー スパイク・リー監督の戦争映画は、ミラクルな感動もの 『セントアンナの奇跡』は、社会派スパイク・リー監督らしいブレない主張性と、老練な映画作りのテクニックの両方を楽しめる、通向きの一だ。 1983年ニューヨーク。定年間近の老郵便局員が、ドイツ製の拳銃でひとりの客を射殺した。犯人の部屋からは、イタリアのある彫像の頭部が発見される。謎だらけのこの事件を解く鍵は、1944年のトスカーナ、大戦中のイ

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    castle 2009/07/23
    「(最後に謎が全て明かされ)その奇跡に観客は感動、涙を流すという仕組み」「過酷な状況においても、人間性を失わずにいること。その崇高さを謳い上げるために、たくさんの人間模様が入り組んだ作品を作り上げた」
  • 超映画批評『NIGHT☆KING ナイトキング』75点(100点満点中)

    『NIGHT☆KING ナイトキング』75点(100点満点中) 2009年1月10日(土)より、 Q-AX CINEMA(渋谷)レイトショー 2008年/日/カラー/92分/配給:GPミュージアムソフト 監督:藤原健一 原作:倉科遼 画:河島慶 脚:中井邦彦、桑原周平 出演:いしだ壱成、吉井怜、佐野大樹、千原せいじ(千原兄弟) 大笑い必至のホスト業界コメディ 愛田武氏といえばホスト王。歌舞伎町の業界勢力図を書き換え、ビジネスの健全化にも貢献したという、テレビ番組等でもおなじみのカリスマ社長だ。そんな彼の伝記映画『NIGHT☆KING ナイトキング』は、ホストビジネスの裏側を興味深く見せるコメディ作品。しかもなかなかの傑作で、ホストをテーマにした実写映画としては、相当面白い部類に入る。 昭和43年。女好きがたたってトラブルを巻き起こし、会社をくびになった榎武(いしだ壱成)は、叔父のコネ

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    castle 2009/01/09
    「ホストをなめていた自分の浅はかさを知った後、それでもあきらめず~地道に努力を重ねる。目の前にある仕事に必至にくらいついていく。その真摯な姿からは、労働について、忘れつつあった大事な何かを学ぶ」
  • 2008-10-05 - 空中キャンプ

    二週間ほど前になりますが、伊集院光のラジオで、彼が、映画『隠し砦の三悪人』を見たという話をしていた。今、BSで黒澤作品を再放送をしているらしく、たまたま見たということなのだが、「これが不動のおもしろさ」「めちゃくちゃおもしろい!」と絶賛しており、興味が湧いたわたしも、同作品*1をあらためて見直してみました。そこで感じたのはなにより、太平と又七というふたりの登場人物、その役割設定のうまさでした。 ちょう有名な映画で、批評もたくさんあるし、今さら、過去にさんざん出尽くしたようなことを書くのは恥ずかしいのですが、見ていたら「なるほどそうか」と唸ってしまうような演出、技法がたくさんあって、いつものクセで、手帳にメモを取りながら見ているうちに、それを発表したい気持ちが抑えきれなくなりましたので、恥をしのんで書きます。よく知られている映画でも、見る機会って意外にないとおもいますので、未見の方も、すでに

    2008-10-05 - 空中キャンプ
    castle
    castle 2008/10/09
    「観客を置き去りにしないぞ作戦:明快である・話の展開がフォローしやすい・伏線は完全に回収される・テンポがよい」「大事なことは二回くりかえして伝える」「全ては太平と又七を経由する/ふたりいるから便利」
  • 超映画批評『プルミエール 私たちの出産』85点(100点満点中)

    『プルミエール 私たちの出産』85点(100点満点中) LE PREMIER CRI 2008年4月19日、シャンテシネ他にてGWロードショー 2007年/フランス/98分/配給:クロックワークス、コムストック・グループ 出産とはかくも感動的なのか 『プルミエール 私たちの出産』は出産ドキュメンタリーだが、撮影しているのはフランスのイケメン監督である。 映画は、出産に詳しい人ほど度肝を抜かれるショッキングなシーンからはじまる。メキシコのある30代女性が挑んだ、世にもびっくりな出産方法。これを皮切りに、カメラは5大陸10カ国の女性たちのさまざまな「生み方」を追う。 10人を順に見せるわけではなく、あちこちに飛びまくるので誰が誰だかわからなくなりそうだが、各人の出産はなんとも個性的でバラエティに富んでおり驚かされる。 ジル・ド・メストル監督は、かつてテレビ仕事で同テーマを扱った際あまりに感動

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    castle 2008/04/13
    「家事労働は、理にかなった安産運動。スクワットのボトムポジションに似た家事中の姿勢は、股関節の柔軟性を高め、全身の神経伝達機能を高める。テンションを逃しながらいきむ出産時の呼吸法を会得するために重要」
  • 超映画批評『バンテージ・ポイント』95点(100点満点中)

    『バンテージ・ポイント』95点(100点満点中) Vantage Point 2008年3月8日(土)より、サロンパス ルーブル丸の内ほか全国ロードショー 2007年/アメリカ/90分/配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント 凝った構成と完璧な脚政治サスペンス 冒頭、いきなりアメリカ大統領がスペインの大群衆の前で狙撃される。ほぼ同時に大爆発も起こり、集まった人々はパニックに。全力ダッシュで始まり、ペースを落とすことなくそのまま90分間駆け抜ける、大興奮サスペンスアクションの登場だ。 テロ撲滅の国際サミットのため訪れたスペインのサラマンカの広場で、米大統領が何者かに狙撃される。大混乱の中、ベテランシークレットサービス(デニス・クエイド)は居合わせた観光客(フォレスト・ウィッテカー)のビデオカメラやテレビ局の中継車をチェック、そこに驚愕の真実が写っていることに気づき、追跡を開始する

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    castle 2008/03/03
    「大統領暗殺にいたるまでのシークエンスは、捜査官や観光客、犯人など8人の視点で8回繰り返され、少しずつ新たな事実が明らかにされ」「それぞれのパートはかならずクリフハンガー(先が気になる形)で区切られる」
  • 超映画批評『エンジェル』60点(100点満点中)

    『エンジェル』60点(100点満点中) The Real Life of Angel Deverell 2007年12月8日(土)、 日比谷シャンテ シネ他にて全国ロードショー 2007年/ベルギー=イギリス=フランス合作/英語/119分/配給:ショウゲート パラダイスに住むエンジェルの、ほろ苦い人生 男性でありながら、オンナ以上に女性の内面を鋭く描くフランソワ・オゾン監督。その類まれな感性は、もしかしたら彼自身ゲイである事が寄与しているのかもしれない。この最新作『エンジェル』も、多くの共感を集めそうな女性映画だが、オゾン作品としては珍しく全編英語で、25億円もの予算をかけたコスチュームプレイ(豪華衣装が見所の時代ドラマ)となっている。 20世紀初頭の英国。上流階級に憧れる少女エンジェル(ロモーラ・ガライ)は、貧しい現実から目をそむけるようにロマンス小説を書き綴る。それはやがて有力な発行人

    castle
    castle 2007/12/03
    「読書嫌いの下層階級の少女が、リサーチもせず想像だけでセレブな暮らしを書いた」「幼いころから"パラダイス"という名の邸宅を眺め、門の中を想像していたエンジェルの脳内には、すでに確固たる世界観が」
  • 日常会話でよく使う映画のセリフTOP10 : 痛いニュース(ノ∀`)

    日常会話でよく使う映画のセリフTOP10 1 名前: タリバン(関西地方) 投稿日:2007/11/09(金) 21:45:41 ID:9J4GjtXlP ?PLT 英国映画の促進機関UK Film Councilが2000人を対象に行った「日常生活で最も 頻繁に使用される映画のセリフ」の調査結果が8日に発表された。 1位に輝いたのは、『ターミネーター(The Terminator)』(1984年)でアーノルド・シュ ワルツェネッガー(Arnold Schwarzenegger)演じるターミネーターが言った名セリフ 「I'll be back」。 2位には、『風と共に去りぬ(Gone With The Wind)』(1939)で、レット・バトラー (Rhett Butler)がスカーレット( Scarlett O'Hara)に別れを告げる場面でのセリフ 「Frankly, my dear,

    日常会話でよく使う映画のセリフTOP10 : 痛いニュース(ノ∀`)
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    castle 2007/11/11
    「「だから遅すぎたと言ってるんだ!」と会議の中で何度叫ぼうとして心の中で留めたか」「まだ始まってもいねぇよ」「今日という日は残りの人生の最初の一日」「配られたカードで勝負するしかないのさ」
  • 空中キャンプ - スラヴォイ・ジジェクの映画教室

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    castle 2007/10/06
    「さっきの2秒半程の間に起こったのはなんだ」「このシーンがすごくおもしろいのは、どっちかわからない、純粋に判断がつかないということよりも、映画がどちらとも取れるような矛盾したサインを同時に出している」
  • ようやく「大日本人」見たけども: たけくまメモ

    こないだ見そびれた松人志の『大日人』、今日多摩美の帰りに橋のシネコンでようやく見ました。しかし感想の書きにくい映画だなあ。松もインタビューで「どういう映画か内容が言いづらいんですよ」と言ってたけど、ホントその通りでしたね。 駄作とも傑作ともいえない。かといって凡作でもない。なんとも言えない。その意味ではこんな映画見たのって初めてであります。ダウンタウンの漫才やしゃべくりを見ているこっちとしては、100%ピュアモルツな「松人志の世界」に違いなく、その意味での完成度はとても高かったと思います。 ただ、えんえんと続く「ボケ」の映像を見ているうちに、「浜田はどこにおる?」と思ってしまったのも事実。これまで、あまり浜ちゃんのことを面白いと思ってなかったんだけど、松のボケは、浜田のツッコミがあって初めて生きるのだなあ、という事実を思い知らされました。 なんというか、ボケとして隙がなさすぎ。

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    castle 2007/06/29
    「文芸評論家が小説書こうとしてよく陥る状態に「他人のツッコミに身構えるあまりに何も書けなくなる」というのがあります」「あらゆるツッコミを想定して、ガチガチにガードを固めた隙のない作品を書いてしまう」
  • 超映画批評『忍者』35点(100点満点中)

    『忍者』35点(100点満点中) 終極忍者 2007年3月31日より銀座シネパトスにてロードショー 2004年/日・香港・中国/95分/配給:アートポート これといった特長がない あまり予算に余裕がないが、面白い映画をつくる必要がある場合どうしたらよいか。徹底してチープ感を前面に押し出すバカ映画タイプは別として、たいていは戦力集中投下型、すなわち一点豪華主義でいきたいと思うのが普通だ。思い切って集客力のあるスターを据えるか、火薬の量に金をかけるかは各自の自由だが、あれこれ欲張るとたいてい失敗することが多い。 この『忍者』の場合、日中香港3カ国合作ということでそれぞれの国の役者を集め、各国にアピールできるという強みがまずある。ところが脚面で全員に気を配った結果、いったい誰が主役なのかわからないという、羽で背中をかくようなもどかしい映画となっている。 悪の黒幕ブライアンは、あらゆる病気に効

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    castle 2007/04/02
    「あまり予算に余裕がないが、面白い映画をつくる必要がある場合どうしたらよいか。バカ映画は別として、たいていは戦力集中投下型、すなわち一点豪華主義でいきたい」「あれこれ欲張るとたいてい失敗する事が多い」
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