カレンダーが2021年に変わる直前に動き出し、日本どころか世界中の注目を集めた横浜「動く実物大ガンダム」。しかし興奮さめやらぬ2021年の1月、最初に届いた報せは緊急事態宣言発令による「時短営業」だった──コロナ禍に翻弄されながらお台場、横浜から上海、そして福岡へと広がった実物大ガンダムと関連する話題を記事で振り返る。 動く実物大ガンダムも時短営業 緊急事態宣言受け 一部で払い戻し対応も 動く実物大ガンダムのプロジェクトは2014年にスタート。全世界からアイデアを募り、ロボット研究者や関連企業で構成するプロジェクトチームが全高18mという「最大の可動型ヒューマノイドロボット」(ギネス世界記録)を作り上げた。 当初は2020年10月に営業を開始する予定だったが新型コロナウイルスの感染拡大などで2カ月延期し、公開後も時短営業を余儀なくされるなどコロナ禍に翻弄された1年だった。公開は2022年3