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創作と生物に関するcastleのブックマーク (5)

  • 『借りぐらしのアリエッティ』を観てきました - 内田樹の研究室

    ジブリの『借りぐらしのアリエッティ』を観てきた。 ジブリの新作だけは、映画館で見ることにしている。 『BRUTUS』の宮崎駿特集にも書いたけれど、宮崎駿の映画的達成については語るべきことが多い。 それはたぶん宮崎駿という人が、あまり「テーマ」とか「メッセージ」とかいうことを深く考えず、「描いて気持ちがいい絵」、「観て気持ちがいい動き」に集中しているからだろうと思う。 身体的な「気持ちのよさ」をもたらす要素は多様であり、私たちはそれを完全にリストアップすることはできない(半分もできない)。 でも、ひとつは確実にわかっている。 それは「ヒューマンスケールからの逸脱」である。 日常的な生活身体を以てしては決して経験することのできない「速度」や「高度」や「風景」や「体感」に同調することである。 凡庸な作家は、日常的には禁圧されている暴力とエロスを描けば「気持ちが良くなる」と思っている。 けれども、

    castle
    castle 2010/07/26
    「観て気持ちがいい動き」「ヒューマンスケールからの逸脱」「『借りぐらしのアリエッティ』も、非日常的な仕方で身体を使う主人公に同調することで映画的快感を経験するというスキームそのものは変わらない」
  • 松岡正剛の千夜千冊 : 夢野久作 『ドグラ・マグラ』

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    castle 2010/04/03
    「正木の主張は一言でいえば「脳は何も考えてはいない」という恐るべきもので、むしろ何かを考えているのは細胞のレベルだというものになっている。脳は電話交換所にすぎない、むしろ人体は各部分で考えている」
  • wideangleとかいうバカに見るオタクのNarrowなAngleについてwww - 消毒しましょ!

    wideangle 手垢のついた表現の自由より「拡大解釈が可能なのが良くない! で攻める」というのが(今回の)戦術的には正解だとしても。 / 有害であるっていう前提そもそもがまずおかしいだろって話なのでそうじゃねえだろっていう。 2010/03/13 このような「有害であるっていう前提そもそもがまずおかしい」などという認識は、規制の必要性を社会によりいっそう痛感させるだけであって逆効果でしかない。Agnes Chanは「あなた、18歳までなぜ待てないんですか」と発言したそうであるが、ロリにそれが待てる訳がない。Pedophiliaはその対象が成熟していないからこそ性的興奮を覚えるのであり、「18歳まで」「待」ったところで彼らにとっては何の意味もない。人間が何に性的興奮を覚えるかについては極めて後天的な要素が強く、動物が妊娠不可能な幼児を性的対象としないことからも分かるとおり、ロリコンなんて

    wideangleとかいうバカに見るオタクのNarrowなAngleについてwww - 消毒しましょ!
    castle
    castle 2010/03/15
    「Pedophiliaはその対象が成熟していないからこそ性的興奮を覚える」「人間が何に性的興奮を覚えるかについては極めて後天的な要素が強く~それ(性的興奮)を喚起するような著作物を制限しようとする動きが出てくる」
  • [書評]脳の中にいる天才(茂木健一郎編・竹内薫訳): 極東ブログ

    「脳の中にいる天才」(参照)は、脳科学、心理学、人類学などの第一人者らによって学際的な視点から人間の創造性ついて語った講演録を翻訳・編集した書籍である。 元になる講演会は、2004年4月イタリア、ボローニャ近くのベルチノロ村の古城でソニーコンピュータサイエンス研究所主催で開催され、後、2007年3月、同研究所の所眞理雄氏と脳学者茂木健一郎氏の編集によって英書「Creativity and the Brain」(参照)として出版された。書はこれを科学ライターの竹内薫氏が翻訳した形になっているが、竹内氏自身も2004年の講演会に参加しており、訳者あとがきを読むと氏も実質編集に参加したように受け取れる。 講演では「創造性と脳」というテーマの下、7つの講演があり、書に収録されている。以下専門分野については同書には言及がない場合は私の判断で補った。 アラン・スナイダー(Allan Snyder:

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    castle 2009/09/13
    「(ミラーニューロン的には)コミュニケーションを含む対人的なインタラクションの環境が人の創発のサブリミナルな操作条件を作り出す」「創造性はそこでは、むしろその世界の自己運動の随伴的な現象として扱える」
  • 虐殺器官 / 伊藤計劃 - 誰が得するんだよこの書評

    SFの夜明けは近いぜよと坂竜馬のごとく語ってしまいそうになった大傑作。9・11後の混沌とした世界をシミュレーションした格社会派SFです。現代思想にハマった軍事評論家が、理論とテクノロジーの可能性をとりいれて書き上げた渾身の近未来戦争小説っていう印象ですね。鳥肌が立つほど感動し、また知的にも揺さぶられました。クオリティが最初から最後まで全力疾走です。開始100ページ目でもう《オススメ》確定だったし、最後まで読みきった後はたとえ北半球を敵にまわしてでも絶賛しようと決意しました。 もう2007年は伊藤計劃と円城塔の年ですね。この作品と円城塔「Self-Reference ENGINE」は同率1位です。ベクトルの違う面白さがあって当に甲乙付けがたい。 SFネタとしては言語を扱っており、その点でも神林長平「言壺」と同じくらいすごかったんですが、さらに素敵なことにネタの守備範囲が広いんです。対テ

    虐殺器官 / 伊藤計劃 - 誰が得するんだよこの書評
    castle
    castle 2009/03/23
    「言葉にとっては意味が全てではない、というより、意味などその一部にすぎない。音楽としての言葉、リズムとしての言葉、そこでやり取りされる、僕らには明確に意識も把握もしようがない、呪いのような層の存在」
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