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創作とbookに関するcastleのブックマーク (54)

  • 1785夜『現代アートとは何か』小崎哲哉|松岡正剛の千夜千冊

    先週、小耳に挟んだのだが、リカルド・コッキとユリア・ザゴルイチェンコが引退するらしい。いや、もう引退したのかもしれない。ショウダンス界のスターコンビだ。とびきりのダンスを見せてきた。何度、堪能させてくれたことか。とくにロシア出身のユリアのタンゴやルンバやキレッキレッの創作ダンスが逸品だった。溜息が出た。 ぼくはダンスの業界に詳しくないが、あることが気になって5年に一度という程度だけれど、できるだけトップクラスのダンスを見るようにしてきた。あることというのは、父が「日もダンスとケーキがうまくなったな」と言ったことである。昭和37年(1963)くらいのことだと憶う。何かの拍子にポツンとそう言ったのだ。 それまで中川三郎の社交ダンス、中野ブラザーズのタップダンス、あるいは日劇ダンシングチームのダンサーなどが代表していたところへ、おそらくは《ウェストサイド・ストーリー》の影響だろうと思うのだが、

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    castle 2021/12/18
    「ヴェネツィア・ビエンナーレで品定めをし、アート・バーゼルでめぼしい作品を手に入れる~アートビジネスのグローバルな日付変更線」「現代アートは「変換」という概念制作の行為とその成果物に値段がついた」
  • 恩田陸『図書室の海』解説の没バージョン

    2005/06/27 何の因果がどこでどう巡ったか知らないけれど(知ってるけど)、恩田陸『図書室の海』が文庫落ちするときに解説を書けと依頼されたのだった。小物単発原稿は基的に断らないことにしているので、これも二つ返事で引き受けた……のはいいんだが、大きな問題が二つ。 恩田陸のって読んだことなーい…… 普通ならそしらぬ顔で付け焼き刃で読みあさるところだが、依頼がきたときスリランカにいたので調達できないー。 しょうがないのでかくかくしかじか、というのを担当の方に説明したら、じゃあ適当に見つくろって送りますんで、というので、送られました。 で、10冊だかもうちょいだか来て、ざざーっと主に飛行機の中で読んだ。まず題の『図書室の海』。まあまあかなあ。どれもい足りないとか説明不足気味とか予備知識を要求しすぎているとか、文句はあるんだが。次に読んだのが『六番目の小夜子』でこれは結構おもしろかった

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    castle 2014/03/02
    「長いバージョンをとっておかなかったのは禍根だ。もっとネタがつまっていたし、短編としてもまとまりがよかったのに (一部サルベージして追加)。が、これでもおもしろがってもらえるだろうと期待して送ったら…没」
  • 【松浦光修】最悪の未来 | 「新」経世済民新聞

    From _松浦光修@皇学館大学教授 ————————————————————– ●さかき漣『顔のない独裁者』(PHP研究所)の出版記念キャンペーン中 ⇒ https://www.keieikagakupub.com/sp/SAKAKI/index.php ※出版記念キャンペーンとして、ご購入者の方には全員に、 音声ファイル「『顔のない独裁者』が100倍面白くなる特別座談会」を無料プレゼント。 ※座談会のメンバーは、三橋貴明、さかき漣、平松禎史、古谷経衡。 新自由主義がもたらす恐ろしい悪夢ほか、縦横無尽にメッタ斬り。 とは関係のないオフレコ話も、、、 ※Amazon以外の街の書店でお買い上げの方も、応募できます。 ————————————————————– かつて私は、三橋貴明氏の『新世紀のビックブラザーへ』(PHP研究所)が出版されたさい、その紹介文を『正論』(平成二十一年八月号)の「

    【松浦光修】最悪の未来 | 「新」経世済民新聞
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    castle 2013/12/02
    「「負け組」の「道州」は、「止まるところを知らない人口流出と経済低迷」に見舞われる」「「たとえ一見すると麗しい概念も、それが現実のものになり、極端化すると、このような無残な未来がまっていますよ」と」
  • [書評]夏彦の影法師―手帳50冊の置土産(山本伊吾): 極東ブログ

    コラムニストの、と呼んでよいのかためらうが山夏彦氏が亡くなったのは21世紀になってから。正確には「夏彦の影法師―手帳50冊の置土産(山伊吾)」(参照)にあるように、2002年(平成14年)10月23日午前3時50分。未明であった。87歳。彼の好きな享年でいうと88だろうか。米寿。沖縄ならトーカチ。長寿の部類であることは間違いないが、その年の彼の活躍を見るともっと生きていそうにも思えた。生涯記したメモ帳にはその月の13日に「ゲラ出る。間に合う」とあり、最後まで物を書く人であった。 書は彼のご長男が書いたもの。伊吾氏、1946年生まれ。書にもあるが新潮社の写真誌フォーカスの編集長をされていた。その地位にはなんとなく父親の七光りもありそうにも思えたものだが、そういうことはまったくない。では父譲りの文才であったかというと、そこもストレートに結びつくものではない。が、書を読んでみると、ああ

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    castle 2012/06/04
    「一件偏屈にも見える夏彦翁には芸能界・文芸界から政界に至るまで幅広い交友があり、そこからああいう時代だったなというのが時代の息吹として見通すことができる。バブルの風景の裏側」「夏彦氏は怪物なのである」
  • フエンテス『聖域』:神話構造を現代に重ねる習作。根底にあるナルシズムのためにいやな小説になっている。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    Executive Summary フエンテス『聖域』(国書刊行会) は、メキシコの大作家フエンテスの習作。神話的な物語を現代に重ねて、大女優の母親にエディプス的に焦がれる自分を書いたものだが、最終的にその焦がれる対象が自分になるで、すべてがナルシズムでしかないことを露骨に示し、都合の悪いところは神話妄想でごまかすという、後のフエンテスのダメなところすべてが露呈している。 聖域 (1978年) (ラテンアメリカ文学叢書〈8〉) 作者:木村 栄一,C・フエンテスAmazon 最近出た「空気澄みわたる地」あとがきで「意味不明」と言われていたので、ずっと積ん読(冒頭の、ユリシーズは実はセイレーンの歌を聴いていなかった説まで読んだ)だったのを引っ張り出して読んでみた。 確かに意味不明と言われても仕方ない。が、自慢だけど、ぼくは結構、この小説の「意味」はわかるのだ。 が、『聖域』は意味がわかるとなお

    フエンテス『聖域』:神話構造を現代に重ねる習作。根底にあるナルシズムのためにいやな小説になっている。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
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    castle 2012/03/13
    「人々がそこ(人間関係と出自とアイデンティティ)から逃れられない状況がくどく描かれる」「フエンテスの悩みは、実は自分がメキシコに属していないこと、閉塞されず、とらわれていないことだ。彼はとらわれたい」
  • 今週の本棚:堀江敏幸・評 『農耕詩』=クロード・シモン著 - 毎日jp(毎日新聞)

    (白水社・4200円) ◇裏返る時間と後退にしかならない前進 クロード・シモンがまだノーベル賞作家となる前、一九八一年に発表された長篇『農耕詩』最大の特徴は、異国の文法で言うところの現在分詞で切れ目なく構築された文章にある。途切れることなくつながっていく濃密な描写に魅了されて言葉の流れを追えば追うほど、総体がぼやけて見えなくなってくるのは当然だが、奇妙なことに、見えなくなるのを愚としない特異な世界がここでは堂々と提示されている。 茫漠(ぼうばく)とした印象をもたらす原因は、「彼」と呼ばれる人物が登場する第1部にあると言っていいだろう。全体は五部構成で、「彼」の影は最後まで消えずに残されるのだが、じつは、このおなじ人称代名詞で示される人物が三人いるのである。ナポレオン軍の将として欧州を転戦し、退役した「彼」。第二次世界大戦時、ムーズ川での戦いで潰走(かいそう)する「彼」。そしてスペイン内戦に

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    castle 2012/02/25
    「軍馬と農耕馬が共存し、廃馬が壊れたトラクターにすりかわり、戦場が廃屋に重ねられて、いつのまにか時間が裏返る。生を奪う行いと支える行いが表裏している」「ひたすら前に進んでいるのに、結果としては後退」
  • http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0289.html

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    castle 2011/01/18
    「創作:「見切り(調査)」や「見通し(推理)」は人間の生活や仕事にあくまで付随したもので、最後はその人間の目で全体を“解読”していく~「人間」といっているのはまさに「欲望」~全てを属人的にくみあわせ」
  • 週刊ポスト「水嶋ヒロ(本名:齋藤智裕)受賞は八百長」の余波が面白い件について - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    小説編よりも周辺事態のほうが格段に面白い件でありますが、表題週刊ポストの記事に抗議し拳を振り上げたはずのポプラ社で社員の民忠が下がって叛乱、受賞レースでっち上げ&八百長のネタを各所に持ち込んで炎上という二次災害に発展しております。 件の何が面白いのかというと、まず小説がどうしようもないほど面白くないこと、その割に舞台装置が豪華で、しかもがしっかり売れてしまったので、貧乏純文業界の声のでかい人たちが激怒して騒ぎが拡散しているという状況そのものがコメディであり、まさに時事アートだともいえるクオリティの高さにあります。 純粋に商売で言うと、ポプラ社は騒ぎがここまで大きくなるとは思わなかっただろうけど売るための仕掛けとしては非常に効果あったというところでありまして、屋にモノを押し込む経緯といい美談のでっち上げ方といい、巧さを感じさせる素晴らしいビジネスモデルだったと思います。 売れればい

    週刊ポスト「水嶋ヒロ(本名:齋藤智裕)受賞は八百長」の余波が面白い件について - やまもといちろうBLOG(ブログ)
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    castle 2010/12/23
    「売れればいいのかという批判が出てますけど、売れればいいんです~「”「パッケージ」や「メディア」としての本というマテリアル”と”「知識」や「格式」としての本のあり方”とは違う以上、別にいいじゃねえか」
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    castle 2010/09/25
    蛭田昌人&剣乃ゆきひろ&高橋龍也・丸谷秀人・麻枝准・都築真紀・元長柾木・田中ロミオ・すかぢ・片岡とも・荒川工・枕流・虚淵玄&鋼屋ジン・高尾登山&星空めてお・那須きのこ・呉・御影・吉宗鋼紀&鬼畜人タムー ets
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    オーベルジーヌ実レポ べ物の鼻塩塩(未だに通じるのかな) オーベルジーヌというカレーをご存知だろうか 都内にあるデリバリー専門のカレー屋で、 ロケ弁などで大人気の格欧風カレーが楽しめるらしい いいな〜 いいな〜オブザイヤー 都内の奴らはこんな良いモンってんのか 許せねえよ………

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    castle 2010/08/11
    「村上春樹:30年も前にゲーム的な世界観を取り入れた手法が斬新/特に何にもしないけど世界を救えるよ/実情は見沢知廉が指摘するように「多極化」ではなく「単極化(グローバリゼーション)」が問題かもしれない」
  • [書評]ロスト・シンボル(ダン・ブラウン): 極東ブログ

    読書の少し捻くれた楽しみの一つは、上手に期待を裏切られることだ。ロスト・シンボル(ダン・ブラウン)(参照)はエンタテイメントの小説だからこの程度の仕立てに違いないという期待を持って読み進めると、ぽろぽろと崩れ落ちる。予想は微妙に外れる。期待は小気味よく裏切られる。その都度、シニカルな笑いが襲う。やられた。面白いじゃないか、これ。 テーマはフリーメーソンの謎だから、これは欠かせないという一連のネタが出てくる。お約束だ。出るぞ出るぞと思っていると出てきて、きちんと肩すかし。さすがによく練られている小説だ。犯罪小説ではないが十分にミステリー仕立てにもなっていて、誰が味方で誰が敵かは話の進展で変わっていく。 実質的な主人公である全身入れ墨の怪人マラークにはもう少し深みが欲しいところだったなと下巻半ばで思っていたら、どんでん返し。追求者ラングドンも一巻の終わりかというところで思わぬ逆転。純文学だった

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    castle 2010/08/09
    「予想は微妙に外れる。期待は小気味よく裏切られる。その都度シニカルな笑いが襲う。やられた~(フリーメーソンのお約束が)出るぞ出るぞと思っていると出てきて、きちんと肩すかし」「秘密はいかにして死ぬかだ」
  • 3ToheiLog: ホームズと犯人と近代社会

    ホームズと犯人と近代社会 この前の「西尾維新と、日の幸福な密室」というエントリで、僕が「シャーロックホームズの時代から、ミステリを育てた2大要素とは「病的で閉鎖的な論理パズルの快楽」と、「ムラ社会の風習を暴くスキャンダルの快楽」だった。」と書いた。 そしたら、はてなブックマークの方でFTTH氏から「その要素を引くならホームズはダウトだろ。」という反論があった※1。 鋭いご指摘で、僕の側の説明不足を感じたので追加の蛇足。 二部構成の長編ホームズ ミステリ好きならご存知のとおり、シャーロックホームズの物語は、長編4と短編群で出来ている。初めの2作の長編、「緋色の研究」と「四人の署名」はぜんぜん売れなかった。爆発的な人気を博したのは、短編の連載が始まってからだ。 で、ホームズの長編小説というのは、おおまかに二部構成で出来ている。 PartAは、変人ホームズが近代理性の名の下に、犯人を明

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    castle 2010/08/09
    「「犯罪者が隠して抱えている伝奇の世界の魅力」はどんどん小さくなっていった。推理小説の形式が洗練されるにしたがって「悪い人の言い訳が論理的に打ち崩されるのを見る」という、討論方式の快楽に集中していく」
  • 松岡正剛の千夜千冊 : 夢野久作 『ドグラ・マグラ』

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    castle 2010/04/03
    「正木の主張は一言でいえば「脳は何も考えてはいない」という恐るべきもので、むしろ何かを考えているのは細胞のレベルだというものになっている。脳は電話交換所にすぎない、むしろ人体は各部分で考えている」
  • コンテンツ産業の「25%ルール」 : 池田信夫 blog

    2010年02月13日11:53 カテゴリITメディア コンテンツ産業の「25%ルール」 私もいろいろな「コンテンツ産業」にかかわったが、この分野のいろいろな業界に共通している暗黙のルールがある。それはクリエイターには売り上げの25%しか還元されないというルールだ。出版の場合には、小売:20% 取次:10% 印刷・製:35% 出版社:25% 著者:10%出版社の取る「仕切り」は会社によって違い、これは大手の場合だ。新しい会社が参入するのは事実上禁止だが、幽霊会社を買収して参入しても、小売と取次に半分近く取られるので、印税や印刷代を払うと出版社には10%ぐらいしか残らない。しかも返品リスクも版元が負うので、出版社はハイリスク・ローリターンのビジネスだ。 映画の場合は、映画館:50% 配給元:25% プロダクション:25%だからほとんどの映画は赤字で、DVDやタイアップなどで辛うじてトントン

    コンテンツ産業の「25%ルール」 : 池田信夫 blog
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    castle 2010/02/15
    「実際に制作した孫請けプロダクションには、単価の1/12しか還元されない。これは何も仕事をしないで「電波料」を受け取っている地方局が、全体のほぼ半分を取っているからだ。これが典型的な日本的搾取の構造」
  • 天地明察 / 冲方丁 | booklines.net

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    castle 2010/02/07
    「また彼を先導する人たちが、とても魅力に溢れていて、特に観測隊を率いる建部昌明と伊藤重孝のおじいちゃんふたりは、歳を感じさせない好奇心と向上心を持っていて、老いてますますな人たちに圧倒されました」
  • 自費出版の時代 : 池田信夫 blog

    2010年01月19日11:26 カテゴリIT経済 自費出版の時代 アップルが27日に、話題のタブレットPCを発表するようだ。これにコンテンツを提供する出版社や新聞社の噂も流れているので、おそらくiTunes Storeで販売することは間違いないだろう。これで業界1位のアマゾン、2位のソニーに続く有力な電子書籍プラットフォームが出てくることになる。 ソニーも「デイリーエディション」という新端末で、この分野の主導権を取ろうとしているが、現状のままではは国内販売できないというハンディキャップを抱えている。文芸家協会などの反対で、ソニーがプラットフォームとしているGoogle Booksが日では使えなくなったからだ。 他方、出版社は業界団体をつくるなど、予防線を張ることばかり熱心だが、彼らがいくらカルテルを組んでも、アマゾンが著者と直接交渉するのを防ぐことはできない。日の著作権法では、出版社

    自費出版の時代 : 池田信夫 blog
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    castle 2010/01/19
    「(電子書籍で読める本がない問題を解決する方法は)著者が自費出版すること」「アマゾンでは著者の取り分は自由に設定でき平均35%。自分でPDFファイルにすれば著者がもっと取れる」「自費出版の問題はブランド」
  • 川端康成「雪国」を歩く

    今週は再び川端康成特集にもどり、「文学の舞台を歩く」の第二回として「雪国」を歩いてみたいとおもいます。雪国は御存じの通り、越後湯沢を書いた小説ですが、作者が意図したのか、作品のの中には越後湯沢という地名は一切出てきません。 <川端康成「雪国」> この「雪国」という小説は、当初から考えられていた小説ではなく、幾つかの小説を推敲してまとめて昭和12年に「雪国」として発表したものです。川端康成は「雪国」を昭和12年で終わらせず、戦後の昭和22年に書いた「雪中火事「と「天の川」の二つを加えて、昭和23年決定版「雪国」として再び出版します。現在の「雪国」は、これが底となって出版されています。まず最初に書かれたのは昭和10年の「夕景色の鏡」で、あの有名な書き出しは当初は「国境のトンネルを抜けると、窓の外の夜の底が白くなった。」となっていましたが、決定版では「国境のトンネルを抜けると雪国であった。夜の

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    castle 2010/01/12
    「あの有名な書き出しは当初は「国境のトンネルを抜けると、窓の外の夜の底が白くなった。」となっていましたが、決定版では「国境のトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。」と書かれています」
  • Amazon.co.jp: テスタメントシュピーゲル 1 (角川スニーカー文庫): 冲方丁 (著), 島田フミカネ (イラスト): 本

    Amazon.co.jp: テスタメントシュピーゲル 1 (角川スニーカー文庫): 冲方丁 (著), 島田フミカネ (イラスト): 本
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    castle 2009/12/23
    「膨大な設定も作者の蘊蓄ではなく登場人物の「所感」となり抵抗なく読める。必要な情報の蘊蓄さえ殆どなく、あれほど夥しい設定が人物の「感情」ないし「関心」として書ききられている。つまり情報に「色」がある」
  • ファウスト編集長・太田克史氏が語る本の売り方「読者“層”を追うな、読者“像”を掴め!」

    太田克史 @FAUST_editor_J 書店や街で自分の手がけたを買ったり読んだりしている読者の姿を時折見かけることがあって、その姿が想像していた「理想の読者像」と近いとちょっと嬉しくなる。 2009-12-15 18:16:07 太田克史 @FAUST_editor_J 経験上、部数で言えばだいたい3万部を越えると実際に書店でそのを買っている人を見ることができる。10万部を越えると街でそのを持っていたり読んでいる人を見ることができる。 2009-12-15 18:17:28 太田克史 @FAUST_editor_J 印象的だった読者の姿といえば、舞城王太郎さんの『煙か土かい物』を新宿の紀伊國屋書店さんで買っていった女の子。『クイック・ジャパン』なんかを愛読してそうな感じのサブカル好きな、ちょっとお洒落な女の子でそれまでの講談社ノベルスの読者にはいなそうなタイプ。あれで「いける!

    ファウスト編集長・太田克史氏が語る本の売り方「読者“層”を追うな、読者“像”を掴め!」
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    castle 2009/12/19
    「僕は本をつくるとき、原稿を出発点にしてその本の「理想の読者」像をイメージする。すごく具体的に。ありとあらゆることをイメージして、その「理想の読者」の人生がカーブを切るような本を一生懸命つくる」
  • 太田克史 on Twitter: "経験上、部数で言えばだいたい3万部を越えると実際に書店でその本を買っている人を見ることができる。10万部を越えると街でその本を持っていたり読んでいる人を見ることができる。"

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    castle 2009/12/16
    「経験上、部数で言えばだいたい3万部を越えると実際に書店でその本を買っている人を見ることができる。10万部を越えると街でその本を持っていたり読んでいる人を見ることができる」