【ドバイ=黒川信雄】アラブ首長国連邦(UAE)で1日に開幕したドバイ万博では、米国と中国がそれぞれ「技術開発」をテーマに展示を行い、米中が万博を舞台に競い合うような構図がみられた。自由な発想で世界の技術開発をリードしてきた歴史を紹介する米国に対し、中国は宇宙開発や自動運転など近年の発展を強調する内容で、方向性が大きく分かれている。 米国のパビリオンは「自由が未来と革新を生み出した」のテーマで、グラハム・ベルが開発した電話やアップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」のほか、火星探査機などを展示。特殊映像で米国がコンピューターやインターネット、宇宙開発で世界をリードしてきた歴史を紹介した。担当者は「米国が最新技術を各国と共有したことが世界の発展につながった」と強調した。 米国パビリオンで展示された火星探査機の模型=1日、ドバイ(黒川信雄撮影)これに対し中国のパビリオンでは、近年急
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