「事件説」認める プリゴジン氏墜落死、関与は否定―プーチン政権 2023年08月31日15時59分配信 30日、ロシア・サンクトペテルブルクにあるプリゴジン氏の墓(AFP時事) ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏らが死亡した自家用ジェット機墜落で、プーチン政権は30日、人為的なものだった可能性に初めて言及した。6月に武装反乱を起こしたプリゴジン氏が「粛清」されたとの説について、政権は「全くのうそだ」(ペスコフ大統領報道官)と否定しているが、機上で爆弾がさく裂したという見立てを今後認めることもありそうだ。 国際ルールに基づく調査せず プリゴジン氏搭乗機墜落―ロシア 旧ソ連構成国でつくる国家間航空委員会(MAK)は30日、今回の墜落を監督当局として「調査していない」と説明。ロイター通信は、MAKが自家用ジェット機の製造国ブラジル側に、国際基準に沿った調査を行わないと通知したと報じ