2020年12月03日06:00 カテゴリドイツ 独「少女像」で韓国ロビーに警戒を ドイツの首都ベルリンのミッテ区議会は1日、区内に設置された従軍慰安婦の「少女像」を1年間、設置し、その間に恒常的な解決策を模索する決議を賛成24票、反対5票で可決した。社会民主党、「緑の党」、そして左翼党の3党議員が主に賛成票を投じた。同区は日本側の強い撤去要請を受け一時は撤去を決めたが、韓国側の撤去要請不服申し出を受け審議してきた。 ▲ベルリン市ミッテ区で建立された「少女像」(聯合ニュース、2020年10月11日) 同区は議会の決定を受け、1年間とはいえ、日本側の撤去要請を退けて展示継続を認めるものとみられ、日本側は失望を表明する一方、ドイツ側の再考を引き続き促す意向。一方、韓国側はミッテ区の決定を歓迎し、少女像の恒常的設置を勝ち取るためにドイツ側に更に強く働きかけていくとみられる。 これまでの経過を少し