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理論と生命に関するcastleのブックマーク (84)

  • 松岡正剛の千夜千冊

    先週、小耳に挟んだのだが、リカルド・コッキとユリア・ザゴルイチェンコが引退するらしい。いや、もう引退したのかもしれない。ショウダンス界のスターコンビだ。とびきりのダンスを見せてきた。何度、堪能させてくれたことか。とくにロシア出身のユリアのタンゴやルンバやキレッキレッの創作ダンスが逸品だった。溜息が出た。 ぼくはダンスの業界に詳しくないが、あることが気になって5年に一度という程度だけれど、できるだけトップクラスのダンスを見るようにしてきた。あることというのは、父が「日もダンスとケーキがうまくなったな」と言ったことである。昭和37年(1963)くらいのことだと憶う。何かの拍子にポツンとそう言ったのだ。 それまで中川三郎の社交ダンス、中野ブラザーズのタップダンス、あるいは日劇ダンシングチームのダンサーなどが代表していたところへ、おそらくは《ウェストサイド・ストーリー》の影響だろうと思うのだが、

    松岡正剛の千夜千冊
    castle
    castle 2021/12/18
    「地質年代のための新しい用語」「様々な人間活動の所産や痕跡が地球システムの機能に障害を与える」「「自然の外部化」と「世界の経済化」を同一視したことが無知のアントロポセン(Anthropocene、人新世)を拡張して」
  • 「一日も早い科学の再婚の成就を願う多くの輩に捧ぐ」というのはどういう意味か

    「ヒトはどこからきてどこへかえっていくのか」 究極的には「科学」というのはこの問いに答えを出すための学問です。 この問いははじめは「哲学」という学問が考えていました。哲学という学問が成熟していくにしたがって、精神論的なものと科学的なものに別れていって、科学的な哲学は「科学」として個別の道を歩み始めます。 役割分担をしたことによって哲学ははじめの問いを「われわれの精神はどうやって生まれどうやって消えていくのか」を考え、「われわれの身体はどのようにして作られどうやって死んでいくのか」を考えればよいようになりました。 ですが、バラバラじゃ駄目なんです。両方の答えを一つまとめないと、答えを出したことにならない。当は分かちがたい二つの問いなのに、今はあたかも二つの問いがあるようになってしまっているんです。究極的には二つをまとめないと当の意味で答えが出たことにはならない。 今ある精神医学や脳科学な

    「一日も早い科学の再婚の成就を願う多くの輩に捧ぐ」というのはどういう意味か
    castle
    castle 2021/09/25
    「(「我々の精神はどう生まれどう消えていくのか」と「我々の身体はどのように作られどう死んでいくのか」)をまとめないと(「ヒトはどこからきてどこへかえっていくのか」の)答えが出たことにはならない」
  • 一般意味論 - Wikipedia

    この記事には複数の問題があります。改善やノートページでの議論にご協力ください。 出典がまったく示されていないか不十分です。内容に関する文献や情報源が必要です。(2018年5月) 脚注による出典や参考文献の参照が不十分です。脚注を追加してください。(2018年5月) 出典検索?: "一般意味論" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL 一般意味論(いっぱんいみろん、General Semantics)は、アルフレッド・コージブスキー(1879年 - 1950年)により1919年から1933年までの間に構築された教育的規範である。一般意味論は、言語学の意味論とは全く異なる。その名称は、コージブスキーが「意味反応」(Semantic Reactions)として研究していたものから来ている。意味反応と

    一般意味論 - Wikipedia
    castle
    castle 2015/01/28
    「言語学の意味論とは全く異なる」「意味反応とは~周囲の環境におけるあらゆる事象の意味に対する人体全体の反応~コージブスキーが人類の生存にとって最も有益であるとした意味反応のシステムを「一般意味論」と」
  • マキャベリ的知性仮説 - Wikipedia

    この記事には参考文献や外部リンクの一覧が含まれていますが、脚注によって参照されておらず、情報源が不明瞭です。脚注を導入して、記事の信頼性向上にご協力ください。(2017年9月) マキャヴェッリ的知性仮説(マキャヴェッリてきちせいかせつ、英: Machiavellian intelligence hypothesis)または社会脳仮説(しゃかいのうかせつ、英: Social brain hypothesis)とは、人間の持つ高度な知的能力は、複雑な社会的環境への適応として進化した、という仮説。「マキャヴェッリ的」という言葉は、15世紀イタリアの政治思想家ニッコロ・マキャヴェッリに由来し、マキャヴェッリの著書『君主論』に出てくるような意味での、社会的・権謀術数的な駆け引きの能力が、個体の適応度に大きな影響を与えたのではないか、とする。 心理学者・哲学者ニコラス・ハンフリーが1976年に『知性の

    castle
    castle 2011/01/30
    「社会的・権謀術数的な駆け引きの能力が、個体の適応度に大きな影響を与えたのではないか」「同盟や協力関係を組み、破る・約束を結び、破る・ルールを作り、破る・嘘をつき、真実を話す・恥と寛容さ・誤解と騙し」
  • 大量絶滅 - Wikipedia

    絶滅種数の推移 大量絶滅(たいりょうぜつめつ)とは、ある時期に多種類の生物が同時に絶滅すること。大絶滅(だいぜつめつ)ともよばれる。 大量絶滅は、地質時代において幾度か見られる現象である。そもそも地質時代の「代」や「紀」の区分は、化石として発見される動物相の相違によるものである。原生代、古生代、中生代、新生代の「代」の時代区分は、大量絶滅により従来の動物の多くが絶滅し、新たな動物が発生したことによる区分である。「紀」の時代区分は「代」との比較では動物相の相違は小さいが、大量絶滅による場合もある。 多細胞生物が現れたエディアカラン以降、オルドビス紀末(O-S境界)、デボン紀末(F-F境界)、ペルム紀末(P-T境界)、三畳紀末(T-J境界)、白亜紀末(K-Pg境界)の5度の大量絶滅(ビッグファイブとも呼ばれる[注 1])と、それよりは若干規模の小さい絶滅が数度あった[1]とされる。大量絶滅の原

    大量絶滅 - Wikipedia
    castle
    castle 2010/10/21
    「ある時期に多種類の生物が同時に絶滅することで、地質時代において幾度か見られる」「大量絶滅の直後には、空席になったニッチ(生態的地位)を埋めるべく、生き延びた生物による急激な適応放散がおきる」
  • http://twitter.com/kurimotokyouiti/status/27829747603

    castle
    castle 2010/10/20
    「理性はいつも敗北する。理性が勝利すると考えるのは、理性を得るため、努力した者達が、そう考えないと投資(人生の)が大きすぎ、悲しいからだ。~真摯な反省の振りは熱心で、気持ちいいが、何も考えてない。」
  • http://twitter.com/kurimotokyouiti/status/27645621341

    castle
    castle 2010/10/18
    「金融の問題って単純なごく数学的なシステム論、システムの崩壊論。古くはウィナーからの、ゆらぎ、自己言及のシステム~システムの生成と崩壊の学で解けるちゃう?善悪とか好き嫌い全部排除して。信仰の問題か?」
  • サミュエル・ハーネマン(Samuel Hahnemann): 極東ブログ

    医師サミュエル・ハーネマン(Christian Friedrich Samuel Hahnemann)は 、1755年4月10日、現在のドイツ、ザクセン州マイセン郡に生まれた。11日だったという異説もある。なお、ドイツ語読みではザムエルだが、英米圏での話題が多いことから英語読みとしておく。 同年に生まれた有名人にマリー・アントワネットがいる。つまりルイ16世は一つ年上である。同年はルソーが『人間不平等起源論』を書いた年でもあった。同時代に近い日では、医師でもあった平賀源内が1728年の生まれ、同じく医者でもあった居宣長が1730年の生まれである。 サミュエルの父は画家でもあり、また親族にはマイセン磁器の絵付け師も多かった。だが彼は芸術の道には進まなかった。子供の頃から語学の才能があり、英語、フランス語、イタリア語に習熟した。ギリシア語やラテン語は当然できた。さらにアラビア語、 シリア語

    castle
    castle 2010/07/18
    「こんな医療でよいのだろうかと、正統医学に疑問をもった人もいた。科学的な医療に疑問を持つことなど、近代理性の時代、許されるわけもない。当然、薬草を使った治療などは魔術や呪術の類に扱われた」
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…

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    castle
    castle 2010/07/01
    「目的を明確に思い描かせる力と、目的を達成しているべきだと意思を固めさせる力が人の能力に関係してくる」「社会で褒め称える機会の乏しさ、成功とされる目的を明確にしないことが、個人に目的を抱かせ難くする」
  • 合理的個人という物語 - 『人間らしさとはなにか?』

    ★★★★★(評者)池田信夫 人間らしさとはなにか?―人間のユニークさを明かす科学の最前線 著者:マイケル・S. ガザニガ 販売元:インターシフト 発売日:2010-02 クチコミを見る 著者は脳神経科学の第一人者であり、特に分離脳の研究者として知られる。彼の行なった次の有名な実験は、脳科学の入門書によく出てくる: 分離脳の患者の視野をまん中で仕切って右と左が別々に見えるようにし、右目(左脳)にはニワトリの足先を見せ、左目(右脳)には雪景色を見せた。そのあと患者に見えたものと関係のある絵を選ぶようにいうと、右手(左脳)でニワトリ、左手(右脳)でシャベルを選んだ。そこで患者に「なぜニワトリを見てシャベルを選んだのか?」と質問すると、「ああ単純なことです。ニワトリ小屋を掃除するにはシャベルが必要だから」と答えた。(書p.415) この患者の言語中枢は左脳にあるので、右脳(左目)が雪景色を見たこ

    合理的個人という物語 - 『人間らしさとはなにか?』
    castle
    castle 2010/06/13
    「合理性とは進化から作り出された物語であり、辻褄が合うというだけなら宗教も科学も同じく合理的。近代社会では工学的に応用可能な実証科学の合理性が特権的な地位をもったが脳科学は素朴な合理主義を否定してる」
  • ジャン・ピアジェ - Wikipedia

    著作[編集] 単著・共著[編集] 1915. La mission de l'idée, La Concorde 1918. Recherche, La Concorde 1923. Le langage et la pensée chez l'enfant, Delachaux et Niestlé 大伴茂訳『児童の自己中心性』同文書院、1954年 1924. Le jugement et le raisonnement chez l'enfant, Delachaux et Niestlé 滝沢武久、岸田秀訳『判断と推理の発達心理学』国土社、1969年 1926. La représentation du monde chez l'enfant, Félix Alcan 大伴茂訳『児童の世界観』同文書院、1955年 1927. La causalité physique chez l'

    ジャン・ピアジェ - Wikipedia
    castle
    castle 2010/03/13
    「0~2歳)感覚と運動が表象を介さず直接結び付いている。2~7)記号的機能が生じる。他者視点に立って理解できない。7~12)数や量の保存概念が成立。12~)形式的、抽象的操作が可能になり仮説演繹的思考ができるように」
  • 晴れ・ログイン - finalventの日記

    心せわしい気分があって、なにか休むという感じがしない。内面的には老いというものはないし、どうもいくつか最近関連の書籍などを読むに言語に依存した能力にはそれほど老化は来ないようだ。しかし、老化がないわけではなく、一番のものは容姿であり、それを自己イメージとどう受け取るかということは、中学生みたいだが、問題は問題だ。しかも、問題としてもどうとなる問題でもない。では、それはただ受容すべきかというと、とりあえずはそうだし、それなりに身綺麗にしておけというのはあるだろう。つまり、またしても社会的対面なり他者との問題で、自身の内省は取り残される。大人になるというのの一つの特徴は、自身の内省をひとまず置くということでもある。関連して、ベルカーブ問題をぼんやりと考えた。いわゆる表層的な議論や批判はわからないではないし、研究方法論上の問題はあるにせよ、intelligenceというのは基の方法論上はメカニ

    晴れ・ログイン - finalventの日記
    castle
    castle 2010/03/13
    「intelligenceというのは基本の方法論上はメカニカルなもの、機械と措定されるものだろう」「社会の知的な階層に対立する、生物的な絶対性みたいのものは、そもそも思考対象とするのが日本人は苦手なのではないか」
  • ホーリズム - Wikipedia

    ホーリズム(Holism,Wholism)とは、ある系(システム)全体は、それの部分の算術的総和以上のものである、とする考えのことである[1]。あるいは、全体を部分や要素に還元することはできない、とする立場である[2]。 すなわち、部分部分をバラバラに理解していても系全体の振る舞いを理解できるものではない、という事実(正確には、ホーリズム主張者が考える「事実」)を指摘する考え方である。部分や要素の理解だけでシステム全体が理解できたと信じてしまう還元主義と対立する(「信じてしまう」という表現には、誤りであるという前提があるが、ホーリズム主張者がそういう前提を持っているからである)。全体論と訳すこともある。 概説[編集] ホーリズムは有機体論やシステム理論と関連がある[1]。 これらの考え方は、現在では分子から人間社会に至るまで、生物、社会、経済、精神、言語体系 など様々な系において成り立つこ

    castle
    castle 2010/03/13
    「ギリシア語で全体、総和を意味する。全体論とは、ある系は、部分が系全体の振る舞いを決定しているのではなく、系全体が部分の振る舞いを決定しているとする考えであり、還元主義と対立する」「指示の不可測性」
  • 肉中の哲学 : 池田信夫 blog

    2010年03月12日23:09 カテゴリ科学/文化 肉中の哲学 ジョージ・レイコフというのは日ではほとんど知られていないが、言語学ではチョムスキーと並ぶ教祖的存在である。彼らの「メタファー」の概念は、100年前にマッハが注目した「ゲシュタルト」に近い。『感覚の分析』で「空間形態」と訳されているのが空間ゲシュタルトである。 レイコフ=ジョンソンのメタファーは、メタファーがすべて身体に由来するという疑わしい仮説を除くと、ゲシュタルトやパラダイムといった概念とほとんど同じである。この思想は、マルクスやニーチェとつながっている。 マルクスが「イデオロギー」と呼び、ニーチェが「パースペクティブ」と呼んだ概念がゲシュタルトの元祖だが、彼らが「支配階級の思想」といった利害対立で考えていた概念を、マッハは純然たる認知的な枠組として科学に応用し、これが相対性理論を生んだことは有名だ。 こうした認知論的

    肉中の哲学 : 池田信夫 blog
    castle
    castle 2010/03/13
    「「支配階級の思想」と利害対立で考えていた概念を、マッハは純然たる認知的な枠組として科学に応用」「(枠組が形成され)全体が個物に先立つ」「メタファー=フレームがどうやって成立するのか、はフロンティア」
  • http://twitter.com/polanyaan/status/8878913829

    castle
    castle 2010/03/11
    「そのバラは赤いが感性。赤いバラは綺麗が情性。綺麗な赤いバラが欲しいが意欲。感性・情性・意欲を動かしているのが知性。暗黙知的には感性は感覚、情性は価値観、意欲は欲望(快感)そして知性はPersonal Commitment」
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…

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    castle
    castle 2010/03/05
    「情報は情報として、勘違いも信じ込めば真実として現出しえるのが人間の機能として備わっている。そのような性質を利用して、善意をなすことも出来れば、悪用することもできる」「真実という語は聖性創出ギミック」
  • 自然科学モデルの限界 - 『行動経済学』

    ★★★★☆(評者)池田信夫 行動経済学―感情に揺れる経済心理 (中公新書) 著者:依田 高典 販売元:中央公論新社 発売日:2010-02-25 クチコミを見る このごろ行動経済学についてのがたくさん出るようになったが、ほとんどはカーネマン=トベルスキーなどの実験を日常生活に応用してアノマリー(特異性)の実例をあげるもので、いささか傷だ。書はこうしたおもしろとは違って、大学の講義録をもとにして行動経済学歴史を振り返り、理論的にまとめた入門書である。 意思決定理論の歴史は古く、パスカルやベルヌイにさかのぼる。こうした理論において最大の問題は、不確実な未来のもとでどう決断するかということだったが、フォン=ノイマン以降の期待効用理論は、これを数学的に操作可能な公理系に単純化してしまった。それによってゲーム理論などの体系的な理論ができたが、エルズバーグのパラドックスやアレのパラドックスな

    自然科学モデルの限界 - 『行動経済学』
    castle
    castle 2010/02/28
    「人間の意思決定が価値関数のような数値として表現される発想が、人間を快楽を最大化するロボットと考える功利主義の変種。人間を本質的に理解するには認識論レベルから見直す「パラダイム転換」が必要なのでは」
  • 裁判所関係者向けの、最近の講演です。 - MIYADAI.com Blog

    若い世代のコミュニケーション ―その変化の背景そして処方箋― 宮 台 真 司 自己紹介 宮台真司と申します。もともとは理論社会学で博士号を取りました。国家権力の構造を数理的に記述する研究です。そのあとサブカルチャー研究や若者研究にシフトし、みなさんのお目にふれるようになったと思います。 宗教や性愛、特に売買春のフィールドワークを1980年代から90年代前半ぐらいにかけて全国的に展開をしました。1993年にブルセラ女子高生の存在を世に知らせる記事を朝日新聞に載せたことから、いろんな反響が起こりました。 思春期の少女たちに対する思い込みがポンチ絵にすぎないことをはっきりさせるために、マスコミを使ってキャンペーンを展開したのですが、最近の僕は、出発点である国家権力の分析に戻りました。『日の難点』もそうした方向性です。 問題設定の意味 題に入ります。御依頼いただいた主題が、「若い世代のコミュニ

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    castle 2010/02/25
    「〈生活世界〉が〈システム〉に置き換えられていく動きを「近代化」「合理化」」「便益の増大は良いことだが、絆の崩壊は悪いことだ、故に絆を守る為に多少の便利さの犠牲は仕方ない」「「手付かずの自然」も人為」
  • 金融危機が示した「無知の知」の重要性 - 『フリーフォール』

    ★★★☆☆(評者)池田信夫 フリーフォール グローバル経済はどこまで落ちるのか 著者:ジョセフ・E・スティグリッツ 販売元:徳間書店 発売日:2010-02-19 クチコミを見る 著者はノーベル賞を受賞した大学者だが、最近はコメンテーターとしても活躍し、毎年のように時事的なを出している。最初のはまだ新鮮味があったが、その後は繰り返しが多く、書もその例にもれない。2008年の金融危機についての分析もありきたりで、その種のを読んだ読者が書を読む意味はあまりない。「保守派の強欲」や「ブッシュ政権の略奪」を批判する党派的なバイアスが強くてうんざりする。 著者の立場は、市場は失敗するので政府が介入しろという「ケインズ派」だが、市場の失敗があるのと同様に政府の失敗もある。つねに後者のほうが大きいと主張する保守派の主張が今回の危機で反証されたことは確かだが、それは自動的に前者のほうが大きいこと

    castle
    castle 2010/02/22
    「情報の非対称性だけでなくケインズの強調した不確実性を含む「情報の不完全性」を経済学に全面的に取り入れ、人間の無知を前提にした制度設計を考えるべきだ」「新しい経済理論の枠組だけでも示してほしかった」
  • 出口なし - 内田樹の研究室

    『日辺境論』の書評がだいぶ前の「赤旗」に出ていた(昨日、アダチさんがファックスしてくれた)。 いろいろな媒体に取り上げられたけれど、「赤旗」とはね・・・ 代々木の(けっこう)えらい党員知識人であるところのワルモノ先生と共著で『若者よ、マルクスを読もう!』(仮題)を執筆中であることは党部のすでに知るところであろうから、「ウチダは代々木的には OK」というご判断がくだったのかも知れない。 私は右も左もなく、頼まれればほいほい寄稿する。 国民協会でも(ボツになっちゃったけど)、『第三文明』でも、『月刊・社民』でも、『赤旗』でも、身体が空いていれば、取材も寄稿も「いいすよ」と引き受ける。 私は政治イデオロギーによって人を差別しない。 人々が固有の政治イデオロギーを奉ずるに至るには、余人には窺い知れぬ個人的ご事情というものがあって、それはやはりできる限り配慮せねばならないと思うからである。 そ

    castle
    castle 2010/02/21
    「私は人間が「どんな事があっても主観的には合理的に生きようとする」その努力を可憐だと思う」「(日本人の)「世界標準に合わせて『まとも』になろう」という発想そのものが辺境的」「人間の知性は定型に飽きる」