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ブックマーク / konifar-zatsu.hatenadiary.jp (15)

  • 極端な自責と他責を使い分ける - Konifar's ZATSU

    何らかの問題に直面した時に、原因が自分にあると考えることを自責、他人や環境にあると考えることを他責という。 仕事をする上では自責思考がよいとされることが多いが、自責の念という言葉もあるとおり自分を責めてしまいがちでちょっとしんどいよね。 中には、「すみません、自分のせいで~~~」みたいな感じで過度な自責スタンスが謝罪以上の思考を停止させてしまうこともある。自責と卑屈は違うのだが、自分で自覚するのはなかなか難しい。 自分としては、自責思考がよいと偏って考えるのがよくないと思っている。そもそも何かの問題の原因が自分だけのことの方が少ないわけで、いろんな要因が絡んでいる。 常に自責で考える必要はなくて、自責と他責を切り替えて考えられればよい。「100%自分が悪いとしたら何ができたか」「100%自分が悪くないとしたら何ができたか」という2つの極端な自責と他責を考えてみると次につながる話が出やすかっ

    極端な自責と他責を使い分ける - Konifar's ZATSU
    june29
    june29 2023/05/26
  • 考え方が合わないのか情報が揃っていないのか - Konifar's ZATSU

    「考え方が合わないなー」と感じた時は、相手と自分の持っている情報が揃っているかを疑ったほうがいいよね、という話を雑に書く。 たとえば「上司の理解がない」「部下の危機感が足りない」「同僚が慎重すぎる」みたいなやつ。なんでそんな考え方をするのかわからなくて憤りを感じるようなことがある。当に考え方が合わないこともあるが、実は持っている情報量の違いによって思考結果が異なるだけで、思考回路自体に違いはなかったということも多い。 例を出してみる。プロダクトの1年後を考えてこれを絶対にやったほうがいいというボトムアップの提案が受け入れられなかったとする。 この時、実は相手は裏側で短期の売上目標を達成するために必死なのかもしれないし、ステークホルダーとのハードな交渉をしているのかもしれない。あるいは、プライベートで大変なことがあって考える余裕がないのかもしれない。逆の立場で見ると、実は提案する側はメンバ

    考え方が合わないのか情報が揃っていないのか - Konifar's ZATSU
    june29
    june29 2022/07/22
  • マネージャーに"キャパオーバー"はない - Konifar's ZATSU

    Sansanの@m_nishibaさんを雑談に誘ってお話ししている中で、自分がふと「ちょっとキャパオーバー気味なんですよねぇ」と口にしたところ、それはちょっと"臭う"兆候だよねという話になったので雑にまとめておきたい。 3行でまとめるとこんな感じ。 (一般論として) マネージャーはやることを自分で決められる裁量がある キャパオーバーではなく、"優先順位を下げてやらない"判断であるべき キャパオーバーという言葉が出てきたら一度立ち止まって優先順位の見直しをするとよい たしかに~~~~。ポロッとキャパの話してしまうことがあるんだけど、来は何をやるか/やらないか (≒キャパ) を決めるのもマネージャーの役割なので、キャパオーバーはおかしい。キャパオーバーという言葉が出てきたら、それは優先順位づけがうまくできていないサインと思う方がよい。 とはいえマネージャーはやること多すぎて自分でキャパ決める

    マネージャーに"キャパオーバー"はない - Konifar's ZATSU
    june29
    june29 2022/05/06
  • 共通認識を揃えて前置きの謝罪を減らす - Konifar's ZATSU

    不要な摩擦を減らすために、一言謝罪を入れてしまいそうになることがある。特にテキストコミュニケーションで多い。たとえば以下のような一言である。 「横からすみません」 「忙しいところすみませんが」 「休日にメンション失礼します」 「もう認識されていたらすみません」 「行き違いだったら申し訳ないんですが」 「自分の認識違いだったらすみません」 こういうちょっとした気遣いはとても重要で、それ自体を否定することはない。ただしやりすぎは健全ではないと思っていて、こういった謝罪による前置きは減らせるようにしていきたい。たとえば有休や育休を取る時には、ただの前置きだとしても謝罪はしない方がよいと思う。過度な気遣いは文化の形成においてマイナスに働くこともありうる。 これをどう解決するかというと、共通認識を揃えておくことが必要だと思う。 例えばSlackで「深夜にメンションすみません」という謝罪は、Slack

    共通認識を揃えて前置きの謝罪を減らす - Konifar's ZATSU
  • 採用活動におけるモジュール化と公開 - Konifar's ZATSU

    最近、制度やカルチャーをCompany Deckとして公開したり、Podcastやブログで現在の状況や社内の雰囲気を発信したりする会社がすごく増えた。 Company Deckでいうと、10X や Ubie、Autify の資料はとてもよくまとまっていて素晴らしい。 こういった活動は、ソフトウェア開発においてモジュールを切り出してOSSとして公開するのと似ていると思う。 カジュアル面談や面接の中で何度も聞かれる質問を共通化して公開することで、都度説明するコストが下がり、直接話す場ではより深い話ができる。ライブラリを利用することで来の実装に集中できるのと同じである。これは候補者にとっても企業にとってもよい体験となる。 また、公開前提で進めることで制度自体が自然とブラッシュアップされるという利点もある。例えば、給与レンジやグレードを考えるとわかりやすい。こういった分野は公開するのが難しい。あ

    採用活動におけるモジュール化と公開 - Konifar's ZATSU
    june29
    june29 2021/09/08
  • 問題解決ブルドーザー - Konifar's ZATSU

    視座の可視化というこの記事がめちゃくちゃ好きで、たまに読み返している。 note.com ここに書いてある、課題があった時のアクションのレベルみたいな話がわかる~~~って感じで好き。 具体的には何らかの課題があったときに下記のどのアクションをするか判断できそうです。 ・ そもそも気づいていない ・ 認知してる(けど言語化できない) ・ 問題指摘する ・ 解決策を提示する ・ 解決する 自分の経験だと、「問題指摘する」と「解決策を提示する」の間に結構隔たりがあって、指摘したら物事が前に進むと感じている人が意外と多い気がする。 また、問題を指摘してるつもりで、実は問題を把握できてなかったり適切に指摘できてないケースも多い。例えばあまり理にかなっていないと感じる制度に対して「これなんでずっとこうなってるのか謎」「こう変えればいいのに」とコメントしたとして、これは問題の指摘と言えるだろうか。これは

    問題解決ブルドーザー - Konifar's ZATSU
    june29
    june29 2021/09/01
    「完全感覚Dreamer」の語感だ。
  • 自分の勉強や開発をできなくなった - Konifar's ZATSU

    最近夜や休日に自分の勉強や開発をできなくなった。 夜や休日にそんなことせずに業務時間内でやるべきでしょという意見もあると思うが、自分の場合は以前は苦もなく自然とやれていた。それが今はできていない。 理由は明確で、自分が集中できていないからである。背景には育児家事の話はもちろんあるが、時間が取れていないわけではない。 息子は睡眠エリートで毎日2~3時間昼寝をするし夜20時半には寝ている。寝ている時間に何かをすればよいのだが、手が付かない。イメージとしては、1日のMPを使い果たしている感じ。こういう感覚は育児に関係なく経験していて、集中できなくなってしまう時期はあった。 なので「育児家事で時間が取れない」というのは正確ではなくて、「自分が集中できていない」というのが正しい気がする。これは自分の考えであって、家庭にもよるとは思う。家事育児の事情は当に家庭によって全然違う。子どもが生まれたことで

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    june29
    june29 2021/08/16
  • 「何か質問や意見ありますか」の後の無言対策 - Konifar's ZATSU

    オンラインのミーティングで「何か質問や意見ありますか」と聞いた後の無言がつらいんだよねという話を聞いた。わかる。自分はもはや慣れきってしまったけれど、今でもいい方法ないかなあと考えている。 いくつかやったことを書いてみる。組織によってもだいぶ違うと思うけれど、他の人の知見をめちゃくちゃ聞きたい。 最初に声を出してもらう 少しでも最初に声を出しておくと意見を言いやすいという研究があるらしい。なんとなく実感としても正しい気がしている。 ただ全員に雑談を振るというのもちょっとなあという時に自分がやっているのが「出席をとります」である。皆なつかしい気持ちになってほんわかするし、返事をするだけでもよいので楽。時間もかからない。 参加者の役割を最初に話す どういう役割や発言を期待しているかを明確にしてあげるとそのスタンスで意見を言いやすくなる。たとえば「○○さんにはモバイルの開発工数観点でかなり現実的

    「何か質問や意見ありますか」の後の無言対策 - Konifar's ZATSU
    june29
    june29 2021/05/13
  • CIと食洗機 - Konifar's ZATSU

    ソフトウェア開発の経験がない嫁氏と、たまに開発の話をする。いつだったか、たしか個人開発している時だったと思うが、CIとCDを先に整えておくのはとても重要という話をした。 仕事が終わってからもMacbookをいじっている自分に「今何してるの?」と聞かれたのがきっかけだった気がする。「開発に入る前の下準備だよ」「下準備って?」「やっておいた方がそのあとの効率がよくなることってのがいくつかあって、それをやってる」「たとえば?」「CI/CDの設定とか」みたいな感じ。そこからCIの説明に入った。ざっくりまとめると以下のような会話だ。 CIというのは、食洗機のようなものだ。我々も食洗機を使い出す前は「食洗機なくてもいいよね」という話をしていたと思う。しかし今はどうだ?食洗機がない生活は考えられない。食洗機をもっと早く買っておくべきだったという共通認識がある。 使い出す前はどうだったか。「何でも洗えるわ

    CIと食洗機 - Konifar's ZATSU
    june29
    june29 2021/04/06
  • 組織の"わからない"に対する不快感 - Konifar's ZATSU

    組織の中で何らかの歪みを感じる時、その根っこにはある人が関係する物事について「わからない」「知らない」という感覚があることが多い。 例えば「なんでこんな非論理的な意思決定するのか。アホじゃないのか」と感じた時、当にアホなこともあるかもしれないが、判断材料となる情報が正しく伝わっていなくてそう感じるだけということも多い。1対1で色々聞いていくと「なるほど、たしかにそれならそうなりますね」と納得できるのに、情報が欠落しているだけで不和を生むのだ。 情報だけではなく、人格も同じである。仲のいい人から言われる冗談は笑ってやりとりできても、よく知らない人から同じことを言われると嫌な気持ちになることもある。 組織において、こういった「わからない」が積み重なると雰囲気が悪くなっていく。「あのチームは」「あの人は」といった形でわからないものを自分とは違うものとして表現して、一体感がなくなるのだ。なんだか

    組織の"わからない"に対する不快感 - Konifar's ZATSU
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    june29 2021/01/08
  • 元アニメ制作進行の同僚Project Managerとの雑談 - Konifar's ZATSU

    この記事はSHIROBAKO Advent Calendar 2020 25日目の記事です。 実は今所属している会社にはアニメ制作進行をやっていた経験があるProject Managerがいる。彼の視野の広さ、進行の管理能力にはいつも感嘆している。 プロジェクトが並行で複数走り、Product Managerやエンジニア、デザイナー、法務にMarketing担当、時には経営陣まで巻き込んでリリースに向けて適切なコミュニケーションを取って進めてくれている。つまり宮森である。 そんなProject Managerの宮森と雑談した時の話を雑にまとめてみようと思う*1。 宮森ですね! 「なんで新卒でアニメ制作会社に入ったんです?」 「アニメを作りたかったからですね」 「なるほど、宮森ですね!」 最初の『ねぇよ』話 「SHIROBAKOって、たしか『あるある』が50%、『こんなだったらいいな』が20

    元アニメ制作進行の同僚Project Managerとの雑談 - Konifar's ZATSU
    june29
    june29 2020/12/26
  • 仕事で親切と言われ始めたら注意 - Konifar's ZATSU

    仕事において親切と言われ始めたらちょっと注意したほうがいいと思っていて、その話を雑にまとめておきたい。 親切と言われるともちろん悪い気はしないんだけど、同時にやばいなと感じることがある。親切と言われる背景には、「来その人がやるべきでないタスクを拾っている」場合があるからである。 誰かがやらなければいけないのだけれど、毎回同じ人がやることになってたりすると属人化するしあまりよくない。チームで捌けるように工夫できないか検討したほうがいい。 実は突き詰めると意味のない仕事だったと気づいたり、自動化で解決したり、他の人でもできるようにドキュメントにまとめて共有したり、そういうことができてないから毎回手を動かしてしまう。結果、親切に映って感謝はされるんだけれど、当は効率よく仕事ができてないことを反省しなければならなかったりするのだ。 もちろん状況による。あと信頼関係を築くためにあえて親切な動きを

    仕事で親切と言われ始めたら注意 - Konifar's ZATSU
    june29
    june29 2020/10/10
  • 俺だけが頑張ってるという感情は危険 - Konifar's ZATSU

    時間が微妙に空いてしまったので、その間に自分の経験を踏まえてガーッとまとめる。 特に誰のことを言ってるとかではないので「俺かな…」とか無駄に心配にならないようにしてほしい。 「なんで俺がこんなに頑張らないといけないんだ」みたいな感情湧くことあるよね。「なんで俺がアイツの仕事までしなきゃいけねえんだ」とかさ。「俺はこんなにちゃんとやってるのにあいつらは」とかさ。もうめっちゃあるよね。 その頑張りはたぶん正しいんだけど、この負の感情マジで無駄だなーと思っている。人と自分を比べだすとめっちゃ疲れるんだよね。大体さ、その怒りの根源は自分の不甲斐なさの認識から来てることもあるわけ。自分が圧倒的にできて、他の人にも影響を与えられるくらいなのであれば何も問題ないんじゃないかって。それができない分イライラしちゃって、自分だけなんでこんなに頑張らなきゃいけないんだろうって気持ちになる。 重要なのは、頑張りは

    俺だけが頑張ってるという感情は危険 - Konifar's ZATSU
    june29
    june29 2019/03/25
    「自分だけが頑張っている」は「自分以外は頑張っていない」を暗に言っているけれど、がんばっているかどうかは数値化も難しくてファクトベースで話しにくいから、期待する成果と実績をベースに話すようにしている。
  • オンラインコミュニケーションでの相手での心遣い - Konifar's ZATSU

    インターネッツでは毎日がエキサイティングである。これを見て、たしかに〜わかることもある〜と思った。 「コミュ障エンジニア」の他の特徴として、Slackやプルリク等での文章のやりとりにおいて「断定形/詰問形/命令形が非常に多い」というのがありまして、「違います/〜しましたか/〜してください」みたいな、ビジネスマナーを理解できてない稚拙な言葉遣いをしてしまう傾向が見受けられますねw(^.^;)— 勝又健太@テック系Youtuber (@poly_soft) October 20, 2018 たぶん嫌な気持ちになることが何度もあって、ひとしきり考えてからちょっと尖った言葉を選んだのだろう。コミュ障かどうか、稚拙かどうかは置いておいて、たしかに「ちょっと言い方変えた方がいいのになー」と思う人はいるよね。そういう人とのコミュニケーションに慣れていないと、気をつかってしまったりイライラしたりしてちょっ

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  • 新人の正論を取り込む準備と心構え - Konifar's ZATSU

    最近新しく人が入ってきて、今まで手がつけられていなかった部分に対する正論をストレートにぶつけてきてくれて思わずにやけてしまった。 そう、新しい人には感じたことをそのまま言ってほしい。まだ自分が成果を出せるかわからないタイミングで正直に思ったことをぶつけるのはすごく勇気がいることだとは思うけれど、新しい旋風を巻き起こしてくれた方が嬉しいし、それをうまく取り込むのは既存メンバーの役割だと思っている。 正論をうまく取り込むには準備と心構えが必要だと思っていて、それをざっとまとめてみる。 社内ブログやSlackチャネル、定例など意見を言いやすい場所を用意しておく 感じたことは率直に言ってほしいと期待している役割などを伝えておく 口だけみたいになるのでは、という不安はいったん気にしなくていいと伝えておく 個人ではなく仕組みに対してという伝え方を意識してほしいと伝えておく 言ってくれたら、まず素直に感

    新人の正論を取り込む準備と心構え - Konifar's ZATSU
    june29
    june29 2018/09/23
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