ある日行列ができはじめ、何だと思ったらその先にはタピオカミルクティーがある。そういうことが一昨年くらいから増えた。 タピオカミルクティーの流行はちょっと前じゃないか? 一体どうしてこんなことになったんだ。 行列に並んでみたらその謎も解けるかもしれない。私達の日常に隣り合わせるあの謎に迫る。 わかりましたので報告スタイルでいきます (5店回ってわかったことがたくさんあるので、今回は編集部へのご報告という形で記事を進めます) ライター 大北:タピオカミルクティーが流行ってますが、うんと前にも流行った気もするし、ほんの少し前にも流行った気もする。日本がタピオカミルクティーのバグにハマって、永遠に流行り続けてる気がしていて… デイリーポータルZ編集部 古賀:タピオカミルクティーに関しては、一回衰退したところまで見届けたぞ、という気がちゃんとしてます私。池袋のロサ会館の近くにあった店がちゃんとつぶれ
軟式野球チームが東京ヴェルディと連携、その狙いは… 東京ヴェルディ・バンバータという野球チームをご存知だろうか。 東京都軟式野球連盟1部所属の軟式野球チームだが、2008年に「東京バンバータ」という名前で設立されたアマチュア野球チーム。「3年で日本一を獲らなかったら解散!」と大きな夢を掲げながらも、ごく普通の草野球チームとしてスタートした。 高校・大学・社会人・プロ経験者をメンバーにもつチームだが、「普段仕事をもっていなかったら入団できない」という条件で選手を募り、発足から3年後の2011年には「高松宮杯第55回全日本軟式野球大会2部」で初優勝。公約通り3年で日本一のタイトルを獲得した。その後チームはどんどん大きくなり、オープン形式の軟式野球大会などで合計4度の全国大会優勝を成し遂げ、スーパー軟式野球チームとなった。 その東京バンバータが、サッカーであまりにも有名な「東京ヴェルディ」と提携
海外用ポケットWi-Fiレンタルサービスの会社が「つながらない」がコンセプトのデジタルデトックスレストランをプロデュース? する? 「イモトのWiFi」と言えば、日本で初めてインターネットのモバイルサービスを始めたことでも知られる海外用Wi-Fiルーターのレンタルサービス。現在では、年間100万人以上が「イモトのWiFi」を利用して海外旅行に出かけています。 そんな「イモトのWiFi」がプロデュースする「つながらないレストラン」が2日間という期間限定で東京・五反田にオープンしました。 海外旅行時にはポケットWi-Fiの通信速度や容量、料金プランなんかから比較検討する立場としては、むしろそこはつながっていただきたい気もしますが、あえて「つながらない」というコンセプトを打ち立てたのにはどういう意図があるのでしょうか? 「つながらないレストラン」は、スマートフォンの普及で身近にいる人との会話やコ
もしも、「喫茶ランドリー」の「ランドリー」が「資源ごみ回収拠点」に替わったら?アミタが南三陸町で行った実証実験。駐車場に現れたすばらしき「喫茶ランドリー」的光景とは!? 「喫茶ランドリー」には、お店の奥に洗濯機・乾燥機、ミシンやアイロンを備えた「まちの家事室」があり、来店者の多様化と店内のコミュニケーションの活性化に一役をかっています。でも、私たちがいつもお話しするように、「喫茶」や「ランドリー」という機能だけが、この全てを決定づけているわけではありません。 ぶっちゃけ何でもいいんです。その土地、その場所に見合った、「何か」がフィットすればいい。あくまでその魅力的な選択によって、そこに「喫茶ランドリー」的な人々の会話と、能動性があふれる場所を生み出すことができます。 「喫茶ランドリー」を体験したひとの反応には、大きくふたつのタイプに分かれます。 ひとつは、「喫茶」と「ランドリー」の組合せ面
朝日新聞から元号について取材を受けた。 私は西暦と元号の併用という「不便」に耐えるくらいのことはしても罰は当たるまいという立場である。 世の中には「話を簡単にすること」を端的に「よいこと」だと考える人が多いが、私はそれには与さない。 「簡単にするにはあまりに複雑な話」も世の中にはある。それについては「複雑なものは複雑なまま取り扱う」という技術が必要である。 以下は少し前の『GQ』に掲載したものである。少し加筆してある。 019年4月30日に平成が終わって、5月1日から新元号が始まることになる。となると、この年は平成31年生まれと新元号元年生まれが半々混在することになって、ややこしい。お役所の書類も、昭和があって平成があって、新元号もあって、西暦もあると、ますますもってややこしい。いまの時代、元号なんて必要なのか? というのがQで、以下が私の方からのA 元号を廃して、西暦に統一しようというよ
番外編 中国高鉄の駅弁 ユースホステルのインターネット洗濯機 初日(香港〜深セン) Advanced Meal Delivery Service タクシー運転手のレーティング 2日目(深セン) KFC 地下鉄 QRコード デリバリーサービス Mobike 盒馬鮮生(フーマー・フレッシュ) カルフール(家乐福) 城中村 Didi(滴滴快车) 3日目(深セン) バッテリー貸出 本屋 市民中心のLEDショー 4日目(深セン〜香港) 雑な感想 11/20〜23まで香港経由で深セン(深圳)に行ってきたので、その備忘録。これをもって、深センが凄いとか、いや日本の方が優れているとか言うつもりは無い。 行きは香港経由。 番外編 いきなり番外編となるが、香港へ向かう機内で今回の深セン行きに同行してくれた秋吉理学氏*1 から次のような刺激的な話を聞く(注:いずれも深センの話ではない)。写真は氏撮影のものをお借
今年も渋谷のハロウィンが開催された。毎年10月31日に変な格好をして渋谷を練り歩くという趣旨を持つ日本の奇祭で、それだけならいいんだけど、2018年度は暴徒と化した変な格好をした人が奇声を出して暴れまわり、強盗したり軽トラを横転させたりした上に、菓子を歩き食いしてボロボロこぼしたため、普通の人々が大迷惑を被ってしまった。今やハロウィンは、社会問題となっている。 それじゃ止めろよって思うんだろうけど、どうしても渋谷でハロウィンをしたいっていう人がいるんだから仕方ない。なんで渋谷なのか、駒木町ではだめなのかなんて疑問が湧き上がるとは思う。しかし駒木町の人も渋谷のハロウィンがやってきたら迷惑なんで、とにかく変な格好をした人を渋谷に追い詰めて逃げ出さないようにするみたいな町内合戦の様相もあるわけだけど、なんでハロウィンが社会問題になるのかっていうと伝統がないからだ。 日本では昔から様々な祭が毎年開
地味なハロウィン、商店街のハロウィン、と2日続けてハロウィンの記事が出ているデイリーポータルZですが、逆に、ですよ。ふつうのハロウィンってなんだっけ?と。 昨今のハロウィン盛り上がりの中心部である渋谷のハロウィンはそもそもどういうコスプレをしてたっけ? ゾンビメイクをしたナースコスプレが一番多いイメージだけどそれってそもそも合ってるんだっけ? 気になったので数えに行きました。いざ修羅の国へ。 できるだけ穏やかにレポートします あのー、筆者の前回の記事はお化粧を体験するという記事でして、性差にふれるから持ち上げられたり炎上したり騒ぎになったらやだなーと「淡々と書く」としたんです。 そして今回、行ったのが10月27日土曜の渋谷のハロウィン。群集が軽トラを倒したとかで話題なんです。思いっきり炎上案件なんですよ。でも行ってる方はそんな軽トラが倒れるとか知らないじゃないですか(泣いてます)。数、数え
1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:地元気分で知らない街を歩く・鹿児島 > 個人サイト webやぎの目 まずは会場が大いに湧いた仮装である 本当にみんなおもしろい。クリエイティブで共感があって、地味だ。 CMあけに正体がわかる大物俳優M 水道工事マグネットの人 ハナノアの広告の人 アキバを探している観光客 ちなみにこういう趣味はないそうです。 ヤママユガがついていることに気づいてない女子大生 手ぶらなのに柿をもらっちゃった人 メディアで見たことがある! 次にテレビやネットで見たことがあるものの仮装である。本物はこうなっていたのかーと思うこと間違いなしだ。 東京グラフィティにいる女 木原さんとそらジローのあいだ
1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:拍手だけに特化したロボット > 個人サイト webやぎの目 初回の投稿ははげます会メンバーから 今回は投稿募集の記事なのだが、いきなり175件のできごとがある。デイリーポータルZをはげます会で募集したところ、企画の趣旨にぴったりのどうでもいいできごとが集まった。 今回はその紹介である。 読みながらこの年にこんなことあったわー!と記憶が蘇るに違いないので、年ごとにこまめに投稿フォームを入れておく。ぜひ気軽に投稿していただきたい。 平成元年 平成元年:昭和64年コイン探しが流行る。500円はあるけど10円はないとか、実は流通してないとか、実に様々な憶測が流れる。(れおてい) 平
あかし・ひろゆき●1971年広島県尾道市(旧因島市)生まれ。多摩美術大学でプロダクトデザインを学ぶ。大学を卒業後、まちづくりコンサル会社に入社。全国各地を飛び回るうちに自らがローカルプレイヤーになることに憧れ、2010年に妻の故郷である富山県へ移住。漁師町で出会った古民家をカフェにリノベした経験をキッカケに秘密基地的な「場」をつくるおもしろさに目覚める。その後〈マチザイノオト〉プロジェクトを立ち上げ、まちの価値を拡大する「場」のプロデュース・空間デザインを仕事の軸として、富山のまちづくりに取り組んでいる。 執筆者ごとの記事一覧はこちら マチザイノオトvol.4 こんにちは、グリーンノートレーベル株式会社の明石博之です。 今回は、空き家になった町家をオフィスにするプロジェクトのご紹介です。 カフェに続く第2の「点」をつくる その前に、まず、私の妻の紹介から始めないといけません。 妻の明石あお
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く